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BL作品 nmmn 緑×黄 死ネタ

少し緑さんの性格がキツめ

閲覧は自己責任でお願い致します。



























みことside



朝起きたときに胸がざわついた


不安を抱えたままリビングに行くと

すちくんがいた


すちくんはソファに座ってスマホを触ってた




みこと「すちくん、おはよう」






返事が無かった

聞こえてないというより無視されてる感じがする…




みこと「すちくん、おはよう」



さっきよりも少し声量を上げてもう一度言う




程なくして


すち「……………誰?てか、なんで俺の家にいるの?」





その言葉を聞いて俺は何も言えんくなった



遂にすちくんは俺に対して嫌悪感を抱くようになってしまった


引き攣った笑顔で

みこと「俺の名前はみこと。ここは俺とすちくんで住んでる家」


すち「ふーん。なんでもいいけど、他人と住んでるとか無理だから。家出てってくれない?出てかないなら俺が出てくけど」


嫌いな気持ちってどこまでも人を悲しくさせるんやな


そんな選択肢聞きたくなかった


みこと「一緒に住むのは嫌…?」



嫌悪感を抱かれてしまうと話すことさえしてもらえないというのをネットで見た


必要なことだとしても返答を貰えるだけいいのかもしれない


すち「だから、他人と住むのは無理なんだって。話聞いてた?」


みこと「俺とすちくんは他人じゃない…メンバーやし、一番仲のいい友達なんよ」


すち「はあ…メンバーってシクフォニ?5人じゃなかったっけ?」


みこと「ううん、6人。らんらんに聞いてみる?」

“らんらん”っていうワードに反応した

やっぱり俺以外のメンバーのことは覚えてるんやなあ


忘愛症候群がどういう病気かを実感するにつれてどんどん俺の心は沈んでく






楽しい思い出がいっぱいあるのに

すちくんの中ではなんも残ってへん


























すちくんが“忘愛症候群”の症状が出始めて2ヶ月目、診断されて2日目の朝


俺はもう負けそうになり、死にたくなっていた

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