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マルク目線。
マルク

「よっ、と………」



また世界線を超えた。

気持ちがぎゅぅとなるだけなのに、

マホロアを探し求めてしまうから。



マルク

「ここ、城か?」



世界線のどこに飛ばされるかは分からない。

だから自分の足で

マホロアを探すしかない。



マルク

「そもそも居るかどうか……」



????

「……まっ、、マルク…………?」



聞き覚えのある声。

オレが探し求めている声。

間違えるはずがない、

今のはマホロアの声だった。



マルク

「…マホロア?」



振り返ればあの忌まわしい王冠を被った

宇宙色の服を着たマホロアがいた。



マホロア

「まっ、マルク?マルクナノ?」

マルク

「ん?オレはマルクだけど、

 マホロア、どうかし、」



マホロア

「まるっ、マルクっ、ダ!!」



飛びついてぎゅぅと抱きしめられた。

そんな癖のマホロアなんて、

オレの世界線以外見たことなかった。



マホロア

「マルクっ、、マルクっ………

 もうッ、離さないからネ…!」

マルク

「えっと……マホロア?」

マホロア

「ウン。ボクだヨ。マホロア……

 マホロアっ、だヨォ………」



ぐずぐずと泣く君が懐かしくて

なんだかマホロアが、年齢より幼く見えた。



マルク

「だ、大丈夫か?

 この世界のマルクは?

 この世界に何があった?」

マホロア

「………え?」


マルク

「えっと……オレは別世界から来たマルクで、

 マホロアの知ってるマルクじゃない」



マホロア

「なっ、何言ってるノ……

 マルク…。

 ボクのッ、ボクの為に

 奇跡が起こったとか、

 そんなのじゃないノ……?」

「今ここに居るマルクは

 ボクの求めたマルクじゃないノ……?」

マルク

「……そうだな」


マホロア

「………ダ」

マルク

「え?」



マホロア

「ヤダッ……!せっかく、

 せっかく見つけたノニ、

 せっかく会えたノニ、

 またお別れなんてイヤダ!」


「ネェ、お願いマルク。

 ここに残ってヨ………

 またボクと一緒に暮らそう?

 きっと楽しくなるヨ……」

「またボクの頼りになる大人にナッテ……

 お願い、マルク……大好きダカラ………

 ボク、キミの為にずっと

 頑張ってきたノニ……

 お別れはもう耐えられないノ……」



息が崩れる。

別れ?この世界でも、

マホロアとオレは別々になった?

オレなんかが頼れる大人に?

マホロアの好きな人がオレなんかで

本当にいいのか?



………勝手に口が動いた。



マルク

「……いいのか?一緒に居て、

 一緒に生きて、一生一緒で、

 マホロアは幸せなのか?」

マホロア

「幸せ。一緒じゃなきゃ

 ボクは不幸になるモン」


マルク

「オレとマホロアの記憶が違っていても?」

マホロア

「それでもいい。

 また一緒に暮らせるナラ。」


マルク

「オレがマホロアのことを

 好きになってもいいのか?」

マホロア

「ならないとダメだモン。」



ようやっと見つけたオレのマホロア。

今度こそ手放さないから。



=完=

マホロアが狙われる話

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