偽物勇者

『偽物勇者』

曲パロで書いてきます

💎×🐰

🐰くんメインかな

🐰『』

🐰心【】

💎「」

モブ も「」

先生 先「」

深夜テンションだから意味不かもしれん

attention

曲パロ

キャラ崩壊あり

スタート

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昔昔からこの世界は

陰と陽で出来ていて

何かと都合の悪い方を悪だと決めたのは

俺ら…

人間なんだよな

も「初兎くーん！あーそーぼ！」

『あ、ごめん。忙しいから』

も「ぁ、そう、だよな、ごめん」

『…はぁ、楽しくないな、』

人の心に鈍感になって

その瞳は灰色さ

白も黒もぐちゃぐちゃになって

「（初兎ちゃんは神様の涙、見えないのかな、）」

目に見えるものばかり信じた

『おい！いじめよくないやろ！』

も「は？いじめじゃねーし！いじりだよ！」

『でも泣いてるやんか！それはもういじめや！』

先「初兎くん、教えてくれてありがとね」

恥ずかしげもなく、誇りを胸に

この世界はパズルの1ピースやってことに、

そろそろ気づかんとな、

本当は、、ずっとずっと苦しくて

人殺しだって、万引き犯やって、みんな

ただやりたくてやってるんだとは思わなくて

でもそうするとみんな仕方ないで済ませるから

俺は、俺は

目の前のことしか信じられんくて

人の気持ちも考えたくなくて辞めた

こんなの間違ってるってことは分かってる

でもこうでもしなきゃ俺を保てなくて、

みんなから見捨てられちゃうから

ずっとみんなのヒーローでいるために俺は

この最低なヒーローを続けるんよ

「初兎ちゃん、僕ね、初兎ちゃんの裏も知ってるよ」

「ずっと、無理して頑張ってるのも」

「なーんて、僕が知ってることを、初兎ちゃんは知らないよね」

正義のヒーローの仮面の下も知らずにね

偽物勇者は俺やった

君を、みんなを気づつけてたのは全部、

俺やったんよな、

俺を見る、クラスメイトのいむくんの目はさ

俺の全てを見ているみたいで

全て透けていそうで、

俺の、全てを知ってるみたいで

でも、何も分かっちゃいないんだよな

俺が目の前にあるものに、

自分を守るために縋っても

手に入るのはたった刹那の栄光で、

1歩下がれば分かることなのに

知りたくなくて、

困難なことほど忘れてくんよ、この世界は

「初兎ちゃん、嘘の光に囚われないで、ﾎﾟﾛ」

『…えっ、』

いむくんの流してた涙のわけなんて俺は知らない

でも、本当の俺は

弱虫勇者

だったんよ

本当は気づいてた

でも、気付かないふりをしてたんよ

本当は聞こえてるのに

【ねぇ、本当は遊びたいんだよね】

【みんなと遊ぼうよ！】

【なんでいつも断るの？】

【楽しんでもいいじゃん！】

楽しんだら、今の俺じゃ無くなりそうで

怖いから耳を塞いで

本当の答えは1つなのに、

俺が弱いから、何度も何度も壁を作って

「ねぇ、初兎ちゃん」

「そろそろ目を開いてよ」

「初兎ちゃんのその心で、感じてよ」

「世界を変えるには初兎ちゃんのその力も必要だよ」

「でもね、本当に世界を変えるために必要なのは」

「たった1人の勇気」

「たった1人の勇気でも十分なんだよ」

『！』

正義のヒーローの仮面の下も知らずに

よくそんなこと言えるよな

でも、本当の偽物勇者は俺やったんや

いむくんを、みんなを傷つけてきたのは俺や

だから思う。

本物の正義のヒーローに仮面なんか要らんってな

だから、俺に仮面なんか要らん

これでもう偽物勇者はバイバイだ

も「初兎くん、？一緒に、あそぶ、？」

も「い、忙しいなら全然いいよ」

『ううん、一緒に混ぜてや！』

も「えっ、？」

『俺も、一緒に遊びたかったんよ！』

『だから、、今まで遊べんくてごめん』

『これからはいっぱい遊ぼうな！』

も「！うん！」

心が灯っていく

これでみんなとひとつになれたんやな

いむくん、ありがとう。

そう、世界は元々陰と陽でなんか

悪と良で出来てなんかいない

昔昔から世界は、1つだったんよな