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私は教師だ
そんな私にある個人的な悩みがある
それは
恋人が最近全然構ってくれないことだ…!
ほかの人たちにしか構ってくれなくって辛すぎる…
仕事をしてる最中もそのことに関してずっと考えていた
…まあ、仮にも教師だからね、仕事に集中しなくちゃ
「せんせ、おはよーございまーす」
「おはようございます」
この子はいっつも誰かと話してる、いわゆる陽キャだ
「せんせ、なんか悩んでる?大丈夫そ?」
「ええ、大丈夫よ 」
「それならいいんだけどね♪」
先生、生徒、問わずに話しかける、まあ、そうやって成り立ってる?からいいんだけども
あまり私の好みにはいかない
3時間目が終わったあと、そのあとは6組…か
あの陽キャがいるところだ
「授業を始めます」
起立、気をつけ、礼
いつもの順番で挨拶を始める
「それでは、近くの人と話し合ってください」
話し合いの時間になると、その子中心になって話が回り始めるような
みんなに目を配っているのか、私にも目をくれる
そんな時間が私は気に食わない
誰にでも話をしていてあまりよく思わない
そんな彼女が、私は大っ嫌いだ
「あなた、今日放課後に話があります 」
例の生徒だ
「あ、りょーかいしましたー!」
私は教室でいつものように 仕事を始める
もう少しであの生徒が来る時間だ
「せんせ、来ましたよ〜」
「その呼び方…やめてください」
「わかったよ〜」
私は仕事をしながら話す
「もう少しで終わるから、まって」
「じゃあ、今日の一日を話しちゃおっかなぁ!」
誰にでも話しかける、彼女のいつもの事だ
「今日はね、友達といっぱい喋ったんだ〜!」
「それと〜、あ、あの男子がさあ!」
私は思わず、机を叩いてしまった
とてつもなくムカついたからだ
「なんで…私の気も知らないでべらべらと」
「…もしかして、嫉妬しちゃった?」
「それ、は」
言葉が詰まって、言葉が見つからなかった
「大丈夫、私は君しか見てないし、君しか愛していない」
「嘘だ、最近ぜんぜん構ってくれなかった」
急に目の前が真っ暗になった
「ん…」
口の中に熱いものが入った気がして
それは直ぐに察した
「これで、わかったでしょ」
体温が急激にあがった
耳と頬があつい
今でもなれなくて、ドキドキしてる
「私の事、すき? 」
「当たり前でしょ」
そう言って、私のことを抱きしめる
「本当に私がいないとダメなんだから」
ちょろいな、
そんなあなたが私は好き
それはもう、いじめたくなるほど
絶対にあなたを離さないし、話したくもない
だからもう、あなたは私のモノ