テラーノベル
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ごきげんよう
幼児化のやつは春休み中に間に合わなそうなので、諦めて今夜でセンシティブ出すことにしますた
フィン日か北日か迷うけどフィン日。
れつごー!
⚠注意⚠
センシティブ系、残酷な表現が含まれます。
地雷さんは別のお話でお会いしましょうね
日本の一日は、ここ最近ずっと同じような緊張の中で始まっていた。
玄関のドアに手をかける前、必ず一度深呼吸をする。
外に出た瞬間、誰かに見られている気がするからだ。
最初は気のせいだと思っていた。
偶然だと、そう思い込もうとしていた。
けれど、ポストに入る無記名のメモ。
帰り道で何度も視界の端に入る同じ影。
タイミングが良すぎる物音。
「……偶然、じゃないですよね…?」
呟いた声は小さく、風に紛れて消えた。
その日も、日本はできるだけ人通りの多い道を選んで歩いていた。
夕暮れの街は賑やかなはずなのに、自分だけが切り離されているような感覚がある。
後ろから足音がする。
一歩自分が進めば、一歩分だけ距離を保ってついてくるような……そんな気配。
振り返りたい。でも、振り返った瞬間に「いる」と確信してしまうのが怖かった。
歩く速度を少しだけ上げる。
足音も、同じように速くなる気がした。
__やっぱり、いる。
その確信が背筋を冷やした瞬間だった。
「危ない!」
強く腕を引かれ、体がぐらりと傾く。
驚いて顔を上げると、そこにいたのは見慣れた人物だった。
日本「フィンランド……?」
彼は日本の腕を掴んだまま、鋭い視線で周囲を見渡していた。いつもの穏やかな雰囲気はなく、どこか張り詰めている。
数秒の沈黙。
やがて、彼はゆっくりと息を吐いた。
フィンランド「……もういないよ」
日本「え……?」
日本は思わず周囲を見回す。
けれど、そこにはいつも通りの街並みしかない。さっきまで感じていたあの気配が、嘘みたいに消えていた。
フィンランド「大丈夫日本、?今丁度通りかかって…日本の後に、黒フードの男がいたんだ、」
日本「…やっぱり……ありがとうございます、フィンランド…」
フィンランド「こわかったよね、大丈夫だよ」
フィンランドは少しだけ考えるように目を細めて、それから日本の手首を軽く引いた。
「今日は一人で帰らないほうがいい」
はっきりとした口調で、フィンランドは日本に言った
日本本「でも、家近いし……」
フィンランド「近いから危ないんだよ」
間髪入れずに返される。
その言い方に、日本は少しだけ戸惑った。
けれど、フィンランドの表情は真剣そのもので、冗談を言っているようには見えない。
フィンランド「最近、顔色悪かったし、悩んでたんだよね?」
図星だった。
一瞬だけ言葉に詰まって、それから小さく頷く。
日本「……うん」
その一言で、張り詰めていた何かが少し緩んだ気がした。
誰かに守られたというだけで、こんなにも違うのかと驚く。
フィンランドは短く息をついた。
フィンランド「なら、なおさらだ。今日はうちに来て」
足が止まる。
日本「え…?」
フィンランド「このまま帰すのは危ない。さっきのは俺がいたから良かったけど…」
言葉を選ぶようにしながらも、その声には確信が混じっていた。
日本「でも、迷惑じゃ……」
言いかけた瞬間、遮られる。
フィンランド「迷惑なら言わない」
少しだけ強い口調。
そのまま、逃げ場を塞ぐように視線を合わせられる。
日本はしばらく迷ったあと、小さく頷いた。
日本「……じゃあ、お言葉に甘えます、」
フィンランド「うん、おいで」
それだけで、フィンランドの表情がほんの少し柔らいだ。
二人で並んで歩き出す。
隣に誰かがいるだけで、こんなにも安心するものなのか。
さっきまで怖くて仕方なかった帰り道が、まるで別の場所のように感じられる。
途中、日本は何度か後ろを振り返りそうになった。
けれど、そのたびにフィンランドがさりげなく話しかけてくる。
フィンランド「最近、ちゃんと寝てるか?」
日本「いえ、あんまり……」
フィンランド「だと思った、沢山寝て」
そんな他愛ない会話が、恐怖を少しずつ遠ざけていった。
やがて辿り着いたのは、落ち着いた雰囲気の家だった。
フィンランド「ここだよ」
シンプルで整った外観。無駄がなくて、どこか冷たい印象もある。
日本「……きれいです…!」
思わず漏れた言葉に、フィンランドは軽く肩をすくめた。
フィンランド「普通だ。入って」
鍵を開け、ドアがゆっくりと開く。
外の空気とは違う、静かで閉じた空間。
日本は一歩踏み入れた。
日本「お邪魔します……」
靴を脱ぎながら、ふっと肩の力が抜ける。
今日は、もう追われないかもしれない。
その考えが、胸の奥にじんわりと広がった。
リビングに案内され、ソファに腰を下ろす。手が少し震えているのに気づいて、日本は自分で苦笑した。
フィンランド「大丈夫?」
日本「はい……でもちょっと、安心しました」
フィンランド「そっか」
フィンランドは短く答えて、キッチンの方へ向かう。
フィンランド「何か飲む?温かいのあるけど」
日本「じゃあ、お言葉に甘えて……」
そのやり取りさえ、どこか現実感が薄い。
安心していい場所にいる――そう思った瞬間だった。
ふと、日本は気づかなかった。
玄関の鍵が、内側からもう一度、二重にしっかりと閉め直されたことに。
音もなく、静かに。
フィンランド視点
静かな夜だった。
外のざわめきは完全に遮断されている。
キッチンに立ちながら、フィンランドはほんのわずかに口元を緩めた。
(……やっと…♡)
カップにお湯を注ぐ音が、やけに大きく響く。
リビングの方からは、日本の気配がする。さっきまでの緊張が抜けきっていない、少し不安定で荒い呼吸。
それすらも、愛おしいと思った。
(あんなに怯えて…)
(ちゃんと、守ってあげないと……♡)
視線を少しだけ横に向ける。
玄関の方。鍵は閉まっている。もちろん、最初からそのつもりだった。
“今日は危ないから”。
外に出ると危ない…だが、家ではどうだろう。
その「危ない」の意味を、日本はまだ正確には理解していない。
俺という猛獣がいる以上、日本に安心できる場所はないのではないだろうか
(外は危ないから…
だから、中にいればいいんだよな…♡)
それだけの単純な話。
カップを二つ持ってリビングに戻る。
日本はソファに座って、少しだけぼんやりしていた。視線が合うと、ほっとしたように笑う。
日本「ありがとうございます…」
その無防備な表情に、一瞬だけ思考が止まりそうになる。
フィンランド(こんな顔…するんだ…可愛い…♡)
知らなかったわけではない。でも、こんなに近くで、こんな状況で見るのは初めてだった。
フィンランド「はいどうぞ」
何でもないふりをして、カップを差し出す。
指先がほんの少しだけ触れた。
びくっと小さく反応するのを見て、胸の奥が静かに満たされていく。
(大丈夫…)
(ここなら、誰も来ない…から)
(誰にも、見つからない…♡)
視線を逸らさないようにしながら、ゆっくりとソファに腰を下ろす。
日本との距離は、ほんの少しだけ近い。
それくらいがちょうどいい。
近すぎれば警戒される。遠すぎれば意味がない。
(少しずつでいい…)
(きっと慣れるから…♡♡)
外の脅威から守るという理由は、十分すぎるほどに強い。
その正しさを盾にすれば、どこまでだって。
フィンランド「……今日は、ゆっくりしていって」
穏やかな声でそう言う
日本は素直に頷いた。
日本「はい…そうします、…!」
その答えに、フィンランドは目を細める。
(ほらね…、♡)
(ちゃんとここにいてくれる…)
カップから立ち上る湯気が、二人の間をゆっくりと満たしていく。
外の世界はもう関係ない。
少なくとも、今この瞬間は、俺と貴方だけ。
日本視点
フィンランドが隣に座ったことで、部屋の空気が少しだけ変わった気がした。
けれど日本は、それを“落ち着いたから”だと思った。
手の中のカップはじんわりと温かくて、その温度が指先からゆっくり広がっていく。
日本「……おいしいね」
素直にそう言うと、フィンランドは静かに頷いた。
フィンランド「よかった」
短い返事。それだけなのに、妙に視線が離れない。
見られている。
けれど、それは外で感じていた嫌な視線とは違うはずだった。
(大丈夫、大丈夫……)
自分に言い聞かせる。
ここは安全な場所。助けてくれた人の家。怖がる必要なんてない。
もう一口、口をつける。
そのときだった。
フィンランド「ねえ日本」
不意に名前を呼ばれた
顔を上げると、フィンランドがじっとこちらを見ていた。
フィンランド「さっき、怖かった?」
日本「え……うん、まあ……」
曖昧に笑ってごまかす。
すると彼は、少しだけ首を傾げた。
フィンランド「どれくらい?」
日本「どれくらいって……」
答えに困る。
その“測るような聞き方”に、ほんのわずかな違和感が生まれた。
フィンランドは続ける。
フィンランド「一人で帰れないくらい?」
日本「……うん」
フィンランド「じゃあ、今は?」
質問が途切れない。
まるで確認するみたいに、段階を踏んでくる。
日本「今は……平気、かな」
そう答えると、フィンランドはふっと息を吐いた。
フィンランド「そっか」
安心したような声。
けれどその目は、どこか冷静で……
自分を観察しているようにも見えた。
沈黙が落ちる。
日本はカップに視線を落とし、もう一口飲んだ。
さっきより、少しだけ味が分かりにくい気がした。
(あれ……?)
疲れているせいかもしれない。
そう思おうとした、そのとき、
ふわりと視界がわずかに揺れた。
日本「……あれ」
思わず声が漏れる。
手元が少しぼやける。焦点が合いにくい。
フィンランド「どうしたの?」
すぐに、隣から声がかかる。
近い。
さっきよりも、距離が近い。
日本「ちょっと……なんか……」
言葉がうまく続かない。
頭がぼんやりする。
心臓の音だけが、やけに大きく聞こえる。
フィンランド「疲れてるんだよ」
フィンランドの声は、驚くほど穏やかだった。
そのまま、そっとカップを持つ手に触れてくる。
フィンランド「今日は色々あったし」
指先が、やさしくカップを下ろさせる。
抵抗する理由が思いつかない。
フィンランド「無理しなくていいよ」
そう言われると、本当にそうな気がしてくる。
力が抜ける。
ソファに沈み込むような感覚。
フィンランド「……良い夜にしようね…♡日本」
その言葉に、日本は小さく頷いた。
自分の意思でそうしているはずなのに、どこか輪郭が曖昧で。
視界の端で、フィンランドが動く。
ゆっくりと、逃げ道を塞ぐ位置に。
日本(……あれ?)
違和感と既視感。
相反する感情がフィンランドに重なる。
でも、それをはっきり考える前に、思考が沈んでいく。
フィンランド「大丈夫」
耳元で、声が落ちる。
さっきまでと同じ声。
優しいままの声音。
なのに――
フィンランド「ここなら、安全だから」
その一言だけが、妙に重く響いた。
外じゃない。
ここが。
“ここだけが”。
フィンランド「……ね?」
答えを待たずに、静かに微笑む。
その表情は、最初に会ったときと何も変わらない。
ただひとつ違うのは、
もう隠そうとしていないことだった。
さっきの優しいフィンランドとは違う。
雰囲気が違う。
私の後にいた__あの誰かさんと同じ雰囲気。
日本((ああ、…もう…私疲れてたのかな…))
フッ…クチ”ュッ…あ…”、♡
日本「お゙”ぉ”“ん…”ッッ…、え、…、」
フィンランド「あぁ…日本、起きちゃった、…?♡」
日本「ぁ、ッ”え、ッ……ふ”ぃんら”“んどッ…何してッ、!?」
フィンランド「あぁ…。うん……ッ”♡日本…怖かったって言ってたでしょ…?だから怖いの怖いいの飛んでいけーって…やろうと思って」
日本「で、”でも、ッ…”おまたッ…変な”感ッ”じするッ”♡”よ、?」
フィンランド「………」
日本「ふぃんらッん…どッ、、?」
おかしい。フィンランドらしくない。
雰囲気も、目つきも、全部…さっきとは違う。
さっきは優しい優しい草食動物みたいな目だった。でも今は…
日本「ふ”“ぃッんら”んど、…、?”” こ” わッいよ
“、…、?」
そういうと、フィンランドの目が少しだけ、優しくなった。そして、
フィンランド「…ねえ日本。」
日本「な、…なに、?」
フィンランド「工作って…好き?」
日本「う…うん…」
フィンランド「…じゃあ、俺と工作しよっか」
日本「なッ……何を、?」
フィンランド「…愛の結晶、…♡作ろ…?」
いいえ?うん?
そんな返事をする間もなく、日本の唇と、フィンランドの唇が重なった。
クチュッ…レ…ロ…
日本((ああ…私、そんな疲れてたんだ…))
((フィンランドがこんなことするわけ…))
フィンランド「ねえ…日本…好きだよ」
フィンランドからの甘い言葉。
頭がふらふらして、クラクラする。
色っぽいフィンランドの身体。声。
そんな貴方に、どんどん惹き込まれていく。
日本「…わッた…し…もッ、?ッ、♡」
前編終わり。
前編終わりです!!!
つかれた!!!
……♡欲しいな………うん。
欲張っていいですか?
NEXT→♡500
コメント
4件
作るか赤ちy((((((((((殴……神作品すぎます(死)
愛の結晶?ハッ!!(察し)
最高すぎますわ! 神作品ありがとうですわ!