この物語は俺達双子と、各高校の成長記録だ。┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
翔)エアーサロンパスの匂い!
俺達、雪ヶ丘中学校にとっては中学に入って初めての公式戦
元々ユースには2年生の頃から誘われてたけど、部員数足りなくて雪ヶ丘代表として公式戦は出来なかった…
陽)はいはい、指示を出してよ主将
勿論こんな事には俺達双子は慣れている。
なんせ、ユースの中学生の中では最年長に当たる。
そして翔は主将、俺は副主将になっていた。
翔)わかった!陽、最初の相手誰?
陽)知らないのかよ…北川第一、優勝候補校だよ。
部員)翔陽さん!陽太さん!頑張りましょう!
双子)おう!
正直に言って
勝てる自信しかない。なんせ北川第一はユースにいる中学生は居ないし
俺達双子を知る人は居ない…
陽)じゃあ俺ボール持っていくから、翔は部員の誘導よろしくね
部員って言っても俺達を覗いて5人。
イズミン、コージと一年生が3人…
この日の為に5人にはありとあらゆる事を教えた。
翔)うん、行くよ!
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あっ…
ユースの監督とコーチ来てるじゃん…
翔とアイコンタクトを取り、試合後挨拶に向かおうと言った。
翔)よし…
陽)翔、本気出していいからな。ユースの監督とコーチ来てるわけだし
翔)分かった。
初戦の 北川第一VS雪ヶ丘 の試合が始まった。
ユースの監督は他チームの試合より、こっちの試合の方が気になるらしい。
しかもサーブ権はこっちから
最初のサーブは翔で次は俺
国)…
勿論、最初のサーブは拾われた。
陽)だったら
俺と翔の2人でブロックに回る。
結果はドシャットし、こっちの得点だ。
北川第一のセッターが味方に怒っていたが、そんなの気にしない
打っては拾われ、拾ってはブロックにドシャットされ、そうゆうのが繰り返された。
(※早いって思うなよ!!)
そして…
ピッピー
俺達、雪ヶ丘が勝利した。
相手チームの3年は泣いている人がいたけど
翔)よし…次も頑張るぞ!
全員)おー!!
試合が終わり
それぞれ帰宅し明日の試合の為に体力を温存する。
俺達はユースの監督、そしてコーチに挨拶をする。
双子)お久しぶりです。監督、コーチ
監督)久しぶりだね。
コーチ)凄かったよ。双子以外、初心者が入ってるチームなのに…
翔)頑張って教えたので。
陽)あの…なんで中学の試合を観戦してたのでしょうか?
監督、コーチ)興味本位だよ。
双子)そうなんですね。では俺達はこれで…
監督、コーチと別れて
俺達は家に帰り、ご飯とお風呂を済まして
即寝た。次の日には又試合があった。
もちろん二回戦目も俺たちの勝利。
一回戦目で北川第一を倒したからか、観客が一気に多くなった。
試合をしては寝てを繰り返し、決勝進出まで出場したが白鳥沢に敗れ
惜しくも2位になった。
俺達は膝から崩れ落ちて泣いた。
こうして、俺達の公式戦は幕を閉じたのだった。
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