テラーノベル
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玲王視点
はぁ〜、移動教室疲れた…、
…あの瞳が綺麗なやつ…凛か…
あいつ、スマホの画面…
玲王「…ん〜」
凪「玲王どったの〜?悩むなんて珍しいじゃん〜」
玲王「いや、そんな大層なコトじゃねえんだけどよ…」
千切「おっ、面白そうな話してんじゃん、俺もいれろよ」
凪「ちぎりんじゃん、いいよ〜」
玲王俺移動教室遅れてめちゃ遅れたじゃん」
千切「玲王がそんな遅れるなんて珍しいよな」
玲王「まぁ…で、」
玲王「そんでさ…遅れた時にめちゃくちゃ綺麗な瞳のやつに出会ったんだよ」
凪「綺麗な瞳…?何年?」
玲王「一年一年、初めて会ったわ」
千切「そいつがなんで悩む原因になるんだよ」
玲王「いや…、あいつ急いでスマホ置いていっててさ、で届けようと思ったけどいっちゃって、で…スマホの画面がめちゃくちゃ可愛くてさ…」
千切「え、まじ男?」
玲王「そーそー、まじで可愛いもの詰め込みました!って感じの…」
凪「へー、いいじゃん、ギャップ萌〜」
玲王「またあいたいよなぁ…」
千切「どっかで会えるだろ、同じ学校だぞ?」
玲王「確かに…てか待って、あの瞳見たコトあるって思ってたけどさ…」
凪「なに、見たことあんの」
玲王「三年の糸師冴、よくやべえやつっぽいやつと絡んでるやつ」
凪「あー、確か生徒会長だっけ」
千切「名前聞いてないのか?」
玲王「凛って言ってたけど…」
千切/凪「あ」
玲王「え?」
千切「そいつ、糸師冴の弟だぞ」
玲王「…まじ?」
まじかよ知らなかったわ
凪「知らなかったんだ。なんなら今から会いに行ったら?」
玲王「え」
千切「いいじゃん、休み時間だし」
玲王「無理無理無理、一年だぞ?」
千切「俺らも行くからさ」
玲王「それはそれで怖いと思うけどな…まぁ、行くか…」
凛視点
凛「はぁ〜…」
スマホどっか消えた…、さいあく…
スマホどこだよ…、てかわんちゃん…
七星「凛さん!二年の先輩が…」
凛「え…」
玲王「あ、きた」
凛「御影先輩…」
玲王「玲王でいいぞ」
凛「…なんでここにきたんすか」
玲王「あ、これ、置いてっただろ」
凛「…!!」
玲王「これ、多分壊れてないとおm」
凛「…ありがとう、ございます…」
凛「それで…」
千切「こいつが凛?」
その姿を見た時、俺は見惚れてしまった
肩まである長い赤髪の長髪に、長いまつ毛。顔も整っていてお姫様のようだ。
凛「…っ!」
千切「なんか、めっちゃ見てくるな…」
男の人なのに、髪の毛伸ばして、可愛いく結んで、可愛い
まつ毛も、メイクも、髪も、普通のように可愛くてしている
なんで、男の人なのに…
凛「かわいく、なれるの…?」
千切「…!」
玲王「…凛、」
…あ、やばい…声に出ていた…
やばい、おこられる先輩、やばい
千切「り…」
凛「すみません!!!!」
逃げなきゃ、逃げなきゃ、ごめんなさい…!
凛「…はぁ、っはぁ…」
どうしたら、俺は…
俺のままでいていいの…?
???「君、だいじょーぶ?」
???「大丈夫か?」
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