…嫉妬してない
前からずっとアピールして、俺の思いにもだんだん気づいてもらってるのに。
もしかしたら俺の事はそんなに思ってないのかもしれない。
と一人で考え混んでるうちに日が暮れた。
ネタばらしは明日にして、もうそろそろ思いを伝えてみようと思った。
ーー夢野視点ーー
昨日うちは素直になれなかった。
そう、あのモテなさそうな低身長の「王馬小吉」に
恋人ができたのだ。
正直びっくりした。
少しでも反応したら、顔に出てしまうから、ばれないため
にも興味ないですという態度をとった。
そこからして欲しくもないのに、デートの話しやらをされて
とても悔しい…嫉妬というのであろうか。
と思っていると、部屋に人が来た。
「ねー夢野ちゃん」