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「ただいま」
「おかえり…って!めっちゃ濡れてるじゃんッ!」
「まぁ…w」
「お風呂入っといで?」
「ありがとう」
慶一郎さんが言ってくれて、みんなより先にお風呂に入らせてもらうことにした。
温かい湯船に浸かりホッと一息をつく。と同時に新しい企画が思いついて、居ても立ってもいられなくなる。
お風呂を上がり、とりあえず尚人の元へダッシュ。
「尚人!新しい企画なんだけど!」
そう言った時、何か胸に違和感を感じた俺は、はたと立ち止まった。
「…由一、どうした」
「ぁ、なんでもない!」
亮くんが声をかけてくれた時にはもうその違和感は消え去っていて、俺は何も気にすることなくもう一度尚人に話しかけた。
みんなが席につき、夕食の時間が始まる。
「この前由一と話してたんだけど、翔の入学記念でさ、全員配信しない?」
「慶一郎さんも亮くんも時間ある時でいいからね」
ひたすら口を動かしていた翔はそれを聞いて顔を2トーンほど明るくさせた。
「なんの配信するの…?」
「何がいいかな!」
控えめだけど嬉しそうな廉と早くも浮き足立ってる翔。
それほど俺たちは全員の生配信をしていなかったことに気付く。
「ね、どう?慶一郎さん、亮くん」
「入学記念だと身バレしちゃうから名目は他のにしようか」
「…まぁ、俺も仕事は空けれる。」
2人の返事を聞いてもう空に羽ばたきそうな翔を宥めながらみんなで夕飯を終えた。
明日までの課題がないか確認し、ベッドの中。
俺はまだ日程も企画も決まっていない生配信に心を躍らせていた。
視聴者さんがどんな企画だったら喜んでくれるか…。
そんなことを考えながら瞼を閉じた。
失礼いたしました。
活動再開でございます。