テラーノベル
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また、スマホを伏せた。
見ても意味ないのに。
通知が来ていないことを確認して、少しだけ苦しくなって。それでも数分後には、また画面をつけてしまう。
ちゃんとわかってる。
相手には相手の時間があるし、俺だけを見ていられるわけじゃないって。
なのに、置いていかれたみたいな気持ちになる。
さっきまであんなに普通に笑っていたのに、一人になった途端、部屋の静けさがやけに大きく聞こえる。
何かあったわけじゃない。
嫌われたわけでもない。
ただ、今ここにいないだけ。
それだけなのに。
「……会いたい」
口に出した瞬間、自分でも驚くほど弱い声だった。
こんなこと言ったら困らせるかな。
重いって思われるかな。
だから言えない。
言えないくせに、気づいてほしいなんて勝手だよな。
大丈夫なふりは、いつからこんなに上手くなったんだろう。
誰にも心配されたくないのに、本当は少しくらい「大丈夫?」って聞いてほしい。
平気だって笑いながら、心のどこかではずっと、誰かに見つけてもらうのを待っている。
……でも。
あいつがくれる言葉ひとつで、少しだけ呼吸が楽になることを、俺は知ってしまった。
だから、またスマホを手に取る。
画面が光る。
その瞬間だけ、少しだけ期待してしまう。
「……ほんと、お前のせいだ」
返事が来たら、たぶん何事もなかったみたいに笑うんだろう。
さっきまでこんなに苦しかったことなんて、全部隠して。
それでもきっと、心の奥ではずっと思ってる。
――もう少しだけ、ここにいて。
俺がちゃんと大丈夫になるまで。
……いや。
できれば、ずっと。
♥
sxxn : 紫樣 拝借 。
✦ 監 視 魔
✦ 嫉 妬 魔
✦ や ん で れ
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コメント
1件
うわあ…これ、めっちゃわかる…😭💔 スマホ伏せても見ちゃうの、完全に“依存の入り口”だよね…。 「会いたい」って声に出した自分にびっくりするシーン、すごく刺さった。 平気なふりが上手くなったってとこ、読んでるこっちも苦しくなったよ…。 でも最後の「お前のせいだ」って、憎めないんだよね、愛があってさ…。 続き、めっちゃ気になるっ!!この気持ち、どうなっていくんだろう…😢💕