僕は最近転生した事に気づいた。
僕はBLゲームの主人公
になった訳ではなくBLゲームの主人公の友達”
になった。
名前は陸見た目はThe・モブだ!
今からなぜ気づいたのか説明しよう!
2週間前
「眠ぅ」
いつものように朝支度をしていた。
なんだかいつもより少しダルかったが寝不足位にしか思っていなかった。
「おはよぉ!」
学校に付き親友に声をかけられた。
名前は夏 身長160cm 可愛い見た目をしている。まさに受 けって感じ。
「夏ー!桜ー!」
遠くから声が聞こえた。グラウンドからだ。
名前は雫 身長180cm 少し鋭い目をしている。そして夏の1つ上の学年だ。僕らは1年雫は2年だ
そしてこっちが攻めだ。
ちなみに僕は2人の声をフル無視して教室へ行った。少し悪いなとは思ったがとても大切な用事なのだ!すまない!
そんな事を考えていたらその原因が前を通った。
その人物は美術部部長だ。部長は毎朝屋上へ行き
屋上の花を描いている。その描いている姿が美し過ぎて毎朝見ている!僕の癒しだ!隠れてみている訳ではなく部長の隣で僕も花を書いている。
部長の名前は青という 身長は175cm 水色の瞳が特徴だ。部長はいつもポーカーフェイスで静かだ。会話はできるがあまり雑談などはしない。
絵を書き終わり自分の教室に行くといつも時間ギリギリだ。だがあの美しい姿を見れるならギリギリだろうがなんだろうがどうでもいい!
そんなバカな事を思っていると夏が話しかけてきた。
「なんで今日無視したのー?」
なんだがムスッとしていて可愛かった。
「ごめん!ちょっと用があって!」
夏はまだ不機嫌だが許してはくれた。
授業が終わると雫がやってきて夏を回収して行った。僕は1人になってしまい暇だった。なので
校内をウロウロしていた。屋上に行こうと階段を登っていた時だった。
「うわッ」
僕は踏み外してしまった。
ドガッという大きな音がした。
「いったぁ」
頭を打ってしまったみたいだ。
「大丈夫か?」
頭の上から声がした。
美術部部長の青先輩だった。
「あ、はい!」
僕は慌てて立ち上がろうとした。
だが部長が手を出した。
これはつまり捕まれという意味だよな?と不安になりつつ手を借りて立ち上がった。
だが部長の手を取った瞬間前世の記憶が流れ込んで来た。そうだ僕は腐男子だ!これはゲームだ!頭が大混乱した。なぜ部長の手を取った瞬間?
なぜ転生した?僕は死んだ?沢山の疑問が出てきた。
「おい、大丈夫か?」
部長が心配したように声をかけた。
「あ、すみません!」
少々長い時間考えすぎたようだ。
だがそんな疑問を捨てればただのBL天国では?
もう夏と雫は付き合ってる頃か。告白シーン見たかったぁああ!!
そんか事を考えていたがとりあえず部長に謝ってその場を後にした。
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