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はじめ は 暗い けど !!
ちゃんと ハピエン だよ 🫶🏻️
_ 太宰 × 芥川 _
息 を 切らして 向かう . 廃工場 へと .
あの人は 、 やっと 僕 を 認めに ッ __
やぁ . 芥川くん 太宰 は そう 声高らかに
話した . 急 に 呼び出され 心拍 の 上がっ
た 僕 に 目も向けず .
はっと して 目的 を きく .
今日 は もとより 任務 が あった日 .
連絡を受け 焦燥感に駆られ
久しく 傷を負った 。 そんな 僕 を みて
僕 の 問 には 応えず 問 を 返した 。
太宰さん は 苛立ち を みせた 様 に みえた
「 それ 、 また ミス を したのかい ? 」
あの時と同じ .絶対 零度 の 目 .
この時 どう言えばいいのか 僕 には
どうも 分からない . そのため 太宰さんを
失望 させてしまう 所存 だ 。
「 僕 は ッ 、 貴方 に 会う為 ッ ッ 、 」
「 巫山戯るな . 君は いつまでも
傷 を 受けながら 戦えると ?
無傷 で 任務 を 遂行 出来ないのなら
やはり 敦 君 の 方が 有能だ 」
あの人 は 嘲笑 してみせた .
「 僕 が 人虎 に 劣る 、 ?
笑止 、 僕 を 過小評価 し過ぎ だ
人虎 如き に ッ 、 」
どうしても 気に入らなかった .
僕 の 記憶 の 太宰 さん は
冷徹 で 無口 で 僕 の 上司 であり 恩師
その 記憶 が 上書き されていく .
何故 っ 何故 ゞ 、
「 太宰さん は 何故 僕 を
認めぬのだ ッ ゛ ! 」
頭に 血が登り 外套 を 纏った .
太宰 さん を 殺してしまう 程 の 勢い で
出会った 頃 から だ .
太宰 さん は 常に 厳しく 強い .
最年少幹部 と いう 名 に 相応しい 人 .
「 なんだ . 芥川くん 私 を
殺 す のでは ないのかい ? 」
分かったように あの人 は いう .
そうだ 。 僕 に 太宰さん は 殺せない
異能 を 解除 した .もし ここで
太宰さん が 死 ね ば 僕 は
生きる 意味を 失って しまう .
どうしても 認めて 貰わぬば ならないのだ
そう 下を向く 僕 を 太宰さん は
優しく 包み込んだ . 久しい 温もり に
呆気 を とられた .
太宰 さん は 認めてくれたのだろうか
太宰さん の 目を 見れば あの時とは
違う 。 優しい 目 を していた 。
「 太宰 さん っ 、 」
さすれば 太宰 さん は 僕 の 頬 を
撫でた .
「 ご め ん ね ありがとう .」
そう 。 その 言葉 で 僕 は
生まれて初めて 涙 を 流した .
_ 数年後 _
「 やぁ 芥川くん お疲れ .
任務 帰り かい ? 」
「 ええ . 今日 は 太宰さん に
会えると 。 そう 思っていました .」
それを聞いた 太宰 さん は 少し
照れ臭そうに 他所を向き
「 君の 所望 なら 」 っ と
自宅 の 住所 の 書いた 紙 を
渡した 。 いつでもおいで と .
無性に 嬉しく なり
あの時 の お返し で
頬 に キス を した .