テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
アレからというもの。ボビーはお昼にはいなくなって、俺が寝るくらいの時間帯には戻ってくるという生活が始まった。避けられてる、って自覚してる。いや、俺が悪いんだけど。
「どうするべきかね…」
なんて悩んでいた。突然、こんこん。と窓をたたく音がした。
窓を見ると、金髪の猫耳の少年。
たしか、ボビーとあの時話していた人だったはず。
『君、やっちゃったね。』
窓を空けた瞬間、そう言われてしまった。
「…」
『しろせんせーのことでしょ?』
「どうすればいいのか、まったくわかんなくて…」
『どんな感じに喧嘩したの?』
「なんか…ちょいちょい前から舐められてる感じがして…
反射で、手首を強くつかんだらすごいこう怯えちゃって。」
「…」
金髪の少年は思い当たる節がある顔をしたけど、言いにくそうな感じだった。
『これ、俺が話したって言うなよ。
あと、知ったからにはちゃんとやることはやれ。』
苦しそうに、そして悲しそうに。
内緒にしておくのを条件に、彼は話し始めた。
それはボビーの過去のこと。この人も含めて虐待を受けていて、強く掴まれたりとか足で押し付けられたり。暴力などに強いトラウマがあること。すべて聞いた。
「…聞かせてくれてありがとう。名前は?」
『キルシュトルテ。言うなよ。元々口封じされてんだからな。』
『ほんとありがとね。』
金髪の猫耳少年…キルシュトルテ。に感謝を伝えた。
改めて、自分がこれからするべきこと。ちゃんと、やらなきゃ。
り
10
タナカ
32
ね も 。
92
#nksr
れあ
1,813
コメント
5件
とにかく 最高 👊🏻💖
更新待ってたー!!!全然通知逃してました😢😢いや、なんかもう虐待っていいね
第8話、読みました……キルシュトルテくんが登場して、ボビーの過去を打ち明けるシーン、すごく胸にきました。彼が「言うなよ」って条件をつけながらも、ちゃんと伝えてくれた優しさと苦しさが伝わってきて。主人公が「ちゃんとやらなきゃ」と決意するところで、ようやく前に進めるんだなって安心しました。虐待のトラウマの描き方が重くなりすぎず、でも軽くもなくて、れあさんのバランスが素敵だなって思いました🌷