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#外伝
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第6話
アビドス校舎、会議室
ホシノ[前が…見えないよぉ…]
グレン[……………]
画面が凹むレベルの重症を負い…首から[わたしは久しぶりにグレンと殴り合いました]の看板を掛けながら正座させられるホシノ
もはやミイラと見間違うレベルの包帯を巻かれるほどに重症を負い、リモートで参加するグレン
現在、会議室にはお通夜の様な空気が漂う
なんせ目の前で見せしめの如くボコボコされ、グレンやホシノの二の舞三の舞を踏みたくなくて誰も喋れず今に至る
ホムラ[あの…みなさん…しゃべってもよろしいですか?]
一同[…………]
何も言えず黙る一同…その時ソニドリが声を発した
ソニドリ[皆さん〜…質問には答えましょうよ]
ソニドリがいつものヘラヘラとした顔をしながらそう答える
アイリス[な、何が言いたいの?]
その時アイリスが意を決して話しかけた
ホムラ[えぇ…ありがとうございます、どうやらこのかんじだとわたしがぷれっしゃーをかけてしまっているようですね、べつにきにしなくてもいいですよ、やるべきこととすこしおきゅうをすえただけですので]
アイリス[多分…それが原因なんじゃ…]
ホムラ[……………]
彼女がそう言うと…無言で天を仰ぐホムラ
ホムラ[まぁ…それはさておき、わたしは…あなたたちあびどすせいにつたえたいことがあるのです]
ホシノ[そ…それって…]
ホムラ[まずは…いままでりしをはらいつづけていただいて…ありがとうございました、さきのばすのもあれですしけつろんからいいますと、ほんじつづけで、あびどすのもつきゅうおくろくせんさんびゃくにじゅうごまんえんのしゃっきんをきのうぜんがくしはらいました]
アビドス生一同(グレンとソニドリを除く)は、驚愕を隠せなかった。
当然だ、何せ多額の借金をいきなり[昨日付で全額支払いました☆]と言われればそうであろう
それに、利子は払い続けては居るものの、その大本は一円たりとも減っておらずそれにカイザーによって幾つかの土地は奪われたままである
そんな中突然全額支払ったと言われれば、驚愕するのは必然であった
グレン[…………なぁ?それって恐らく姉貴が言うから本当だとは思うが、その金は一体何処から出した?]
ソニドリ[それは私から説明しましょう!!ホムラさんがホシノに学園を任せたと同じ頃、ネオ・ソレスタル・コンパスが『俺達の所に加入しない?』って言ってきたのでホムラさんが『学園の借金をどうにかしたら加入しますよ』と答えたら『なら加入したら年俸3.5億だすわ』と言ったので、残りはガンド・トライズムが3.2億、私の会社から3.3億だす形で借金を取り消したのです!!]
セリカ[そんなポンと出して良いお金じゃ無くない!?!?]
グレン[…………]
ソニドリ[えぇ〜…別に良いじゃないですか、兆とか京とか超えてない…ましてや一桁億なんて大した金額でも無いですよ…それに…]
グレン[それに?…]
ソニドリ[貴方達の現状…それって詰まる所他の大人たちからの解決策をうだうだうじうじ拒否してきて、自分たちだけの力で解決しようとした結果ですよね?]
いままでヘラヘラとした笑顔を絶やさなかったソニドリが急に真顔になる、これは本気で思っている事の表れであった
ホシノは顔が凹みながらも…顔を強張らせる、そうだ、その通りだと言いたげなながらも反論した
ホシノ[うへ〜…けど、ノノミちゃんの所の企業が頑張っても返せなかったの…分かっているよね]
トビアル[ノノミちゃんの所の企業?]
ミナ[セイント・ネフティスだな、私の父親もそこの在籍している幹部だ]
リュウ[確か…一時期アビドスで栄華を極めたものの、度重なるアビドスの衰退で不況に立たされ、起死回生の逆転を狙った事業も大コケをかまして、アビドスから撤退した企業だろ?]
ミナ[説明…助かるな]
???[つまり…俺らにこの土地を乗っ取られるかもしれない…だろ?]
その時、ドアを開けてやって来た男が来る、そこに居たのは
リュウ[おっ…リーダーか?]
アイリス[どうしたのよ…ネオアール総司令?]
トビアル[あ、ネオアールさん!!]
ネオアール・ステンラであった
ネオアール[俺達やガンド・トライズムも、ソニドリの所もここを乗っ取る気は無いぞ…理由は簡単だ]
グレン[それは…どう言う?]
ネオアール[単純に…]
セリカ[は、はぁ!?!?]
そう啖呵を切ってキッパリと答えるネオアール
アヤネ[え、えぇ!?!?]
シロコ[ん、シンプルにムカつく]
ノノミ[わぁ☆、そうなんですね💢]
ソニドリ[皆さん…世の中キッパリサッパリ言わないとやってられませんよ☆あとセリカちゃん、そのチラシ捨てたほうが良いですよ!!今どき会計係がマルチ商法に引っ掛らないで下さいよ]
セリカ[何で知ってるのよ!?]
ホシノ[うへ〜、大変だね…あと、正座そろそろ解いても良いかな?おじさん足の感覚が無くなってきたよ〜]
ホムラ[良いですよ…反省したようですし]
グレン[はぁ…疲れ…あイタタタ…痛ぁ…]
シャーレの先生(結局一言も喋れなかったな…)
こうして…アビドス最大の足枷…9億を超える借金が無くなった、その後は各々帰路に付き、ついでに幻影愚連隊はネオソレパスのアビドス第一基地に泊まった
数日後
夜(午後7時)のアビドスの市街地
セリカ[はぁ…今日はとっても疲れたわ…早く帰らないと]
セリカ(何か…後ろから追ってきているような)
アビドスの市街地、そこで何者かの視線を感じるセリカ
それを遠くで見つめる影が…存在した
ヘルメット団A[おい、あれって!]
ヘルメット団B[静かにしろ…ありゃあ、アビドスの奴だな]
ヘルメット団C[こいつの試験運用も兼ねて、捕まえるぞ!!]
ヘルメット団D[アイリスの姉御にバレねぇようにな]
砂漠の怪物…デザートゲルググが、闇夜に紛れて…
アビドス第一基地では
アイリス[何か…嫌な予感がするわね]
シャーレ事務室
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…
シャーレの先生[ふぅ…こんなもんか]
シャーレの先生がそう告げる…
その時
シャーレの先生[んっ!?これは…何だ!?]
脳内に謎のビジョンが浮かぶ
セリカがゲルググらしきMSに捕まり…そのまま連れされ攫われる
そんなビジョンが──────
シャーレの先生[っは!?不味い!!]
タッタッタッタッタッタッ!!
アロナ[先生!!何ですか!?]
シャーレの先生[セリカが危ない!!急がないと!!]
アロナ[あぁあ!?MSハンガーの入口が!!]
シャーレの先生[あとで弁償する!!兎に角急がないと!!]
ビュゴォォォォォォォォォォォ!!!!!
大急ぎでMSを動かす先生…行き先は、アビドス
次回
デザートゲルググとシナンジュ・スタインが交戦するも…セリカを攫われて悔しい思いをするシャーレの先生
そしてアビドス第一基地へ攻撃するも…相手も何も知らない様子
こうして、どちらも望まぬ戦いへ身を投じる
次回!!
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