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nmmn.riru
本編伏せ字なし
本番なし
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「ねぇロウ」
始まりは一言。
「なに」
真っ直ぐに見詰められる。
「ヤろ…♡」
ちろりと覗いた舌が扇情的で。
「ーーッ」
頷いたのはーーーー
「指、いれるよ」
俺の問いかけに小さく頷いたのを確認してゆっくりと指をいれていく。この時間が俺は好きだ。いつもよく回る口が声を出さぬようにと我慢する姿が大変健気で可愛らしい。
「あ、ふ、ぅ♡」
口を覆うように乗せられた手をゆっくりとどかして唇を重ねる。警戒心丸出しの猫が自分に懐くような感覚に高揚感を覚えずにはいられず、舌を滑り込ませる。歯茎をなぞると腰が大きく跳ねる、舌を合わせればゆらゆらと動く腰がなんとも言えない。離せば寂しそうな顔をするからいれた指を一層おおきく動かす。
「あ゛ッ♡♡」
握られたシーツが波を作って引っ張られる。
達したのか脱力した体に覆い被さり目線で同意を求める。
夜は長い。
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