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かき
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コメント
3件
めっちゃ好きです! 一途っぽいrdさんとそれを嫌がるkrさんの対比が好きすぎました、最後あたりの頭では嫌なのに体が勝手に反応してしまうkrさんがもういいです!良ければ続き書いてくれたら嬉しいです!
うわあああ、第3話読み終えたよ〜!!😭💦 もうね、冒頭からこの重い空気感にやられた…!ノアさんのαへの嫌悪が痛いほど伝わってくるし、それでも身体が勝手に反応しちゃうΩの宿命みたいなのが切なすぎる…( ; ; ) ラストの「Ωに生まれたことを呪った」って台詞、胸がギュッてなったよ…。夜見さんの描くこの執着と拒絶のバランスがエモすぎて叫びたい!!次の展開どうなるの…? 続き気になるよ〜!!🌸
キャプションをお読みの上、ご覧ください。
rdkr
rd→kr
オメガバース
krさんはαを嫌悪、rdさんは猛アプローチ。
合意無しのそれっぽいシーンが出てきます。
見切り発車というか思いつきで書いたものなので、続きは今のところ考えていません。気分です。
「…ね、ノアさん、好き」
もう何度も聞いたこのフレーズ。この甘ったるい声。
「…ありがとうございます」
また始まった。と頭を抱えたくなりながら応えると、返事が来たことに嬉しそうな目をしながら彼は続ける。
「本当に好き。ずっとノアだけが好き」
「…そうですか」
適当にあしらうと、しゅん…とありもしない獣耳を垂らして寂しそうな顔をする。さながら子犬のような態度でこちらの様子を伺っている。
「…、」
彼はαだ。それもとびきり優秀なα。
だからこそ絆されたりしない。彼は絶対に、可愛い子犬なんかじゃ無いんだから。αがそんな人間なわけない。
どうせただの気まぐれ。俺はΩとは言え男に興味はないし、子供を孕むつもりも無い。抑制剤で十分抑えられるし、周期の把握も出来てる。
もう何度も受けた告白も、一ミリも響いてこない。だって興味がないから。これがもし可愛い女の子のαなら視野に入ったかもしれないけど、彼は男。論外だ。
「ねーノア、ダメ?」
しばらくしてもう一度かかる声。
「…何がですか、」
「俺の番にならない?」
「…」
ぞわ、と鳥肌が立った。
別にらっだぁさんが最初から嫌いだったわけじゃ無い。でもこうして番関係を迫られるようになって、このαは男のΩにも見境がないのかと気持ち悪くなった。
以前彼に持っていたイメージは全てバツを付けて捨てて、α。とそれだけが彼の印象に残った。
どうにかして縁を切りたいくらい。…他の交友関係もかなり被っているせいでそれは難しそうなのが悔やまれる。
ああ現状、どうにかならないものかな。
___
「ノアさん、好き」
またこれだ。いい加減飽きてくれ。
「…俺は嫌いです」
嫌悪を隠しもせずそう言って席を離れる。ベタベタされるのも気持ちが悪いし。
「…うわ、めっちゃ降ってる…」
廊下に出て見ると窓の外は大雨だった。
部屋に居たくないからと出てきたものの、行くあても特にないのでしばらく外を眺めてあのαのいる部屋へ戻る。
カチャン、とドアノブをひねり開けると、端末の画面を見ていたらしい彼は俺を見るなり画面を向けてきた。
「ノアさん!電車止まってるらしいよ」
「えっ」
それは困る。明日も予定があるのに。
すぐさま自分の端末を取り出し調べると、確かに運転見送りとの文字があった。
「…最悪だ…」
_メンバーに連絡をして、明日の予定は午後に…いや昼までに復帰するかどうかもこの天気じゃ…、ああ、今からホテルも取らないとー…
「ノアさん、俺ん家来る?」
「…は?」
_は?
「や、今からじゃホテル探すのも大変だろうし、俺の家で良かったらここからも近いし、」
「大丈夫です」
手短に断って、ホテルを検索する。
いくつか電話もして見るがどこも満室で、横の目障りなαはほらね?という顔で俺が急ぐ様子を見ていた。
「…ねえ、もうこんな時間だし、今日一日だけうちに泊まったら?」
「…」
ホテルを調べて数十分、依然今日の宿が見つからない様子に彼はもう一度提案してきた。
正直粗方のホテルは連絡したしもうこの時間では新しく探せそうもない。彼の提案は合理的。…俺が嫌なだけで。…。
「…じゃあ、…今日だけ、…お世話になります」
「ただいま〜」
「…お邪魔します」
承諾してすぐに、支度して家へ向かった。
やがて到着したのはそこそこなマンションで、玄関を開けると自動で電気がついた。
途中で買ったビニール傘を立て掛けて、靴を脱ぐ。靴を揃えようと屈んで初めて、俺に影がかかるほど近くに立つ彼に気がついた。
「…ノアさん」
気がついたところで振り向く間も無く腕を掴まれて、家の奥へ連れていかれる。
「ちょっ、離しっ、…っ!」
ぐいぐいと腕を引かれて連れ込まれたのは寝室。
ベッドに半ば投げるように押し倒されて、やっぱり来るんじゃなかったと後悔した。
「触んな、!」
「うるさいなあ」
がぶ、と噛み付くようにキスをされる。ぞわぞわと嫌悪が走って唇を噛んでやる。
「…痛ぁ」
唇の血を舐めとって俺を見下す男は少し眉間にしわを寄せていた。
「…ねー、ノア?αに逆らっちゃダメでしょ?」
ひゅ、と息が詰まって、次の瞬間には落ち着いた呼吸なんて出来なくなっていた。喉が焼けるんじゃないかというほど浅く荒い息を吐いて、あたまが現状を理解しようとしなかった。
意識を濁らせるような匂いにあてられて、無理にでも応えようとする自分の身体についていけない。
「はひゅっ、は、はっ、」
「αの匂い、ちゃんと判るんだ?」
腰のあたりに跨って、腕を押さえながらαの濃い匂いをあてられる。吸っちゃいけない、息を止めないと、と頭の何処かでは思うくせに身体は俺じゃなく、目の前のαに主導権を渡そうとしていた。
「ぁ゙、ぁぅ…っ、っひぐ、」
押さえつけられた身体が勝手に跳ねて、涙がぼろぼろと溢れる。視界が霞んで、何も分からなくなっていく。
「は…とろとろになっちゃってかぁわいい、気持ち良くなってきた?」
「っはひゅ…は…、ぁ…、」
「んー…甘い匂いしてきた、Ω引き摺り出されてきついね?」
首筋に指を這わせながら顔を寄せ吐息のかかる距離で囁かれる。それだけでゾクゾクと背を這う快感に僅かに残る理性が嫌悪を示して、今更Ωに生まれたことなんかを呪った。