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9人でオープニングを撮り終え、駐車場に移動する。
「さぁて~!今回はどう分ける?」
シューヤが皆に問う。
「どうせ5人と4人なんだから、1桁と2桁で良くね?」
タクヤがダルそうに言う。その言葉にハルが手をあげ異議を唱える。
「えぇー!面白くない!!混ぜましょうよ!!」
そう言い、ハルはすぐさま、ユーキの腕に絡みつく。
「ユーキ君もそう思いますよね?」
ユーキはどうでもよさそうに『まぁな』と答えた。
寝る気満々のユーキにとって、車の座席分けなんて興味がない。
「ほらー!ユーキ君もこう言ってるしね?ってことで俺はユーキ君と乗ります☆」
「えぇーハル!ずりぃぞ!なら俺も☆」
シューヤがユーキの空いている腕を取り、3人横一列に並ぶ。
「最後の一人はさ、リョウガっちでいいじゃん☆」
シューヤからご指名されて、リョウガが『どうせ運転手じゃねぇか!』と悪態をつく。
「じゃ、これで終わりー☆ハイ!乗って!!」
シューヤが大げさに手を鳴らす。鳴らした途端、皆は荷物を持って車に乗り込んだ。
シューヤは携帯を出し、マサヒロに文章を送った。
『ちゃんとスパイしてこいよ?!』
この文章に『OK』と書かれているスタンプがついた。
『アロハにもちゃんと話を引き出すように伝えろよ?』
追加で送信すると、また先ほどのスタンプが送られてきた。
ハルと目を合わせほくそ笑む。
4人の車、もちろん運転はリョウガだ。
助手席にシューヤ、後部座席にハルとユーキがいる。
「「「しゅっぱーつ!!!」」」
リョウガ以外の3人に嬉々として叫ぶ。
そしてユーキは寝る体制を取った。
まだ早いよーっとハルが言うが、ユーキはお構いなしだ。
5人の車、運転手はタクヤだ。
助手席にマサヒロ、後部座席にアロハ、カイ、更に後ろにタカシが居る。
俺一番後ろ初めてかもーと呑気にタカシが言う。
マサヒロは、タクヤの様子を見て、アロハはカイの様子を見たが、いつもと変わらなかった。
目的地につき、9人は思いっきり背伸びをする。
みんな『お疲れ様―』とお互いをねぎらう。
「リョウガっち、ありがとうね☆」
シューヤがリョウガの背中をポンと叩きながらねぎらう。
リョウガは一言「おう」というだけ。
「タクヤ君もお疲れ様でした。」
マサヒロがタクヤに頭を下げると、別にいいよと返事が返ってきた。
みんなチェックインを待っていると、マネージャーが慌ててこっちに駆け寄ってくる。
シューヤくん、ごめんとシューヤを呼び、二人でこそこそと話を始める。
話を終えると、シューヤがニヤけながら皆を集めた。
「オメェーなんだよ!その顔!!またろくでもねぇこと起きただろ?!」
タクヤが啖呵を切る。
「やだぁー!タクちゃん分かっちゃった☆実は、いつものように3部屋取れてる予定が何故か2部屋しか取れてなくて、5人部屋と4人部屋で別れるみたい☆」
皆が一斉に「えぇー!」と叫んだ。
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