テラーノベル
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🍪ちゃんと🍰くんの恋バナ。
⚠️クリスマスイベントでのお話
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
注意
•BL,GL
・///ちょいあり
• ボベット × ジンジャー
• スプラウト × コスモ fruitcake
•口調、性格全て想像
• いつもどうり長い。ていうかシリーズ最長かも…??
6000字超えです…😱 ド ウ シ テ (
🍰⇢Cosmo
🍪⇢Ginger
🎄⇢Bobette
🍓⇢Sprout
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
Side.G
🍰「…よっ、と。これで皆に配るお菓子は全部できたかな?」
🍪「う~ん…、大丈夫そうね。」
「…ありがとう、コスモ…!手伝ってくれて。」
🍰「えへへ…どういたしまして。」
今日から、待ちに待ったクリスマスイベント。
私たちホリデートゥーンはみんなにクリスマスを楽しんでもらうために、いっぱい飾りも作って、クッキーやカップケーキなどたくさんのお菓子を作る。
だから通常のトゥーン達もドタバタ忙しそう。特にメイントゥーンたち。
私の友達のボベットやコスモの親友のスプラウトさんもハンドラーさんに呼ばれて
上のフロアへと上がっていってしまった。…ちょっとだけさみしいかも。
でも、私もみんなに渡す分のお菓子を作らなければいけない。
そこで、いとこのコスモにお菓子作りを手伝ってもらった。
私が作るお菓子は、見た目はいいんだけど…中身が……ね?
私とコスモの2人で作ったお菓子は、それはとても良いものに仕上がった。
コスモはカップケーキとクッキーをとっても美味しく作ってくれたし、私はチョコペンや生クリームなど使って、トッピングを色々がんばったから見栄えもいい。
これは世界一完璧なお菓子と名付けても許されるだろう。多分…
このお菓子を早くボベットにも渡したい。きっと喜んでくれるはず…
『_ありがとうジンジャー!!とっても美味しいわ!_』
なんて、言われちゃったりして…… そのまま………//……
🍰「…ジンジャー?大丈夫?」
🍪「へ? う、うん…大丈夫よ。どうしたの、急に? 」
🍰「だって…顔赤いよ?…ほんとに大丈夫?熱、とかない…?」
🍪「〜っ…//!?全然!大丈夫よ!…//……」
は…恥ずかしい〜っ! 顔に出てたとか………
ボベットにこのあとお菓子を渡せるって考えて浮かれて妄想までしちゃうなんて。
ていうか “…そのまま…//…” って何…!?何考えてたの、私………!!
だって友達にそんな……//…!!
あまりにもたくさんのお菓子を一気に作ったせいでアタマがどうかしてしまったのだろうか…?……大切な友達相手にとんでもない妄想をしてしまった。
まだ顔の熱が冷めない。あつい…
🍰「…あの、さ。ジンジャー。聞きたいんだけど…」
🍪「?…どうしたの?コスモ。」
🍰「…もしかして今、えっ、と…ボベットさんの事、考えてた?」
🍪「」
🍰「あの、ジンジャー?」
その言葉に気を遠くにした私は、私の手からずり落ちたラッピング済みクッキーを見たコスモの大きな悲鳴で意識を戻した。
🍰「え、わ〜っ!?あぶない!」
🍪「え?…きゃっ!」
あまりにもコスモにボベットの事がバレたのが衝撃的すぎたのか、私はクッキーを床に落としかけてしまった。
コスモがギリギリキャッチしてくれたみたいで割れはしなかったが、危なかった。
とりあえずクッキーが無事で安心したが、コスモは何故か申し訳無さそうだった。
🍰「ごめんね、ジンジャー……。」
「急に言われてびっくりしたよね… ?」
🍪「う、ううん!…確かに、びっくりはしたけれど…」
「…あってる、から…。」
🍰「……」
🍪「……お菓子、配りやすいように箱に詰めましょっか…」
🍰「え?…うん……。」
私は必死に話を逸らそうと思って、お菓子の箱詰めを提案した。
コスモは困惑してたけど、とりあえずは了承してくれた。2人で手作業で詰めていく。ながーい沈黙の時間が流れていく。……………気まずい…。
気まずい時間が流れたが、箱詰め作業は案外早く終わった。
今は早くここから離れたい…!
🍰「…ねぇ。ジンジャー…」
🍪「…?なに、コスモ…?」
🍰「ジンジャーは、その、…ボベットさんの事、好き?」
「あの、その…恋愛的な意味で…」
息が一瞬止まった。そんなこと、聞かれるなんて考えもしなかったから。
……そうなのかな。… 私…ボベットに恋してるの、かな。
彼女の笑顔、彼女の性格、彼女の仕草、ぜんぶぜんぶ。
私には眩しく写った。彼女の全てが愛おしくてたまらない。
『_ジンジャー!_』
『_ボベット…!_』
あぁ。私…ボベットのこと好きだったんだ。たぶん、…ずっと前から。
私は震えた口唇を動かして、答えた。
🍪「……うん…。」
そう答えを聞くなりコスモはふっ、と笑って
🍰「…そっかぁ」
それだけ答えた。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
それから私たち2人はキッチンから離れて、私の部屋に向かった。
私の部屋はシンプルであまり物を置いてなかったけれど、コスモは気に入ってくれているみたいで良かった。
そうして少しくつろいだあと、コスモにずっと気になっていた事を聞いた。
🍪「…コスモは、」
🍰「…?」
🍪「…コスモは、好きな人、いるの?」
コスモは驚いた顔をして、少し悩んでから答えた。
🍰「……いる、……」
🍪「……そう…。…ね、だれ…?」
🍰「……す、スプラ、ウト…………」
彼は真っ赤な顔でそう教えてくれた。
それからは張り詰めた糸が切れたみたいに、想い人の話をした。
きっとこれが多分、”恋バナ”なんだろう。
🍰「…ジンジャーは、…いつ、ボベットさんのこと…好きになったの?」
🍪「…わかんない。…一目惚れ、かな。」
「コスモは?いつ、スプラウトさんのこと…好きになった?」
🍰「ぼくは…、…一緒かも…。一目惚れだったの、かな…。 」
― ― ― ― ―
🍪「スプラウトさんの…どこが、好き?」
🍰「誰にでも優しいところ、でも…ちょっと嫉妬もしちゃうかも。 」
「…独り占めなんてしちゃだめだけど…、カッコいいところも優しいところも、
ぜんぶ、すきだから……誰にでも、はちょっといやだなって。」
🍪「…それ、私も思う。ボベットはみんなに話しかけたり、ハグしたり…
そういう人懐っこいところが、かわいいなって思うけど……」
「色んな人にそういうところ見せてるの、ちょっと…もやもやする。」
― ― ― ― ―
🍰「スプラウトが急に手を繋いでくると、…びっくりする……。」
「親友だって思ってくれてるのは嬉しいん、だけど……どきどきしちゃうし…
浮かれちゃうというか…好きなのがバレそうで…恥ずかしい…//…というか… 」
🍪「…それ私も、ボベットが急にハグしてくるとどきどきするの…。」
「なんというか…どきどきが、伝わっちゃいそうで怖くなる。 」
「それに…みんなが見てるときにされるとすっごくはずかしい…//……!」
🍰「…ぼくも一緒…!」
「…そういうことは、2人のときにしてほしいなって思う。…」
🍪「…でも、友達にそんなこと言えないもんね。」
― ― ― ― ―
🍰「…今日はいっぱい喋っちゃったね」
🍪「うん…、あ、もう遅いから部屋まで送るわ。」
🍰「へ!?いやいや大丈夫だよ!」
🍪「やだ!絶対に送っていくから。」
そんな言い争いをしたあと、結局私が部屋まで送る件は却下された。
拗ねた私を見て、苦笑しながらコスモが部屋のドアを開けると…
🍰「……え…」
2人のトゥーンがニヤけながら立って待っていた。
まずい、これは今すぐドアを閉じなければいけな
🎄「ジンジャーーーーーっ!!!!!!」
🍪「きゃ~〜〜〜!!!」
その想いはすっ飛んできたボベットによって呆気なく砕かれた。
そのままベットにダイブしてボベットに上からぎゅうぎゅうと抱きしめられる。
恥ずかしい!!!キツい!!!胸をなんとか手でバシバシと叩くが効果がない。
このままだと私がペラペラになってしまう…コスモに助けを呼ばないと…。
🍓「お~い…コスモ?」
🍰「なん、え?……スプラウトが…ぁ、?な、なんでここに」
コスモはコスモで大変そうだった。もはやフリーズ状態だ。
しかしスプラウトもスプラウトで逃がすつもりはないらしい。
その証拠にコスモの手をがっちりと掴んで離そうとすらしない。この男、ヤバイ。
🍓「あー…ジンジャー、コスモ部屋に連れてくね。」
「あとは2人でごゆっくり〜。」
🍪「えっ!?ちょ、ちょっとスプラウトさんっ!」
私の呼びかけも虚しく、ドアは無情にも閉じられた。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
Side.C
ぼくは今、何故か想い人と2人で自分の部屋へと向かっていた。
?????
…意味がわからない!!!!
情報量が多すぎて頭がくらくらしてきた…。このまま倒れてしまいそう。
ていうかもう倒れたほうがマシだと思う。
🍓「コスモ、部屋ついたよ。」
🍰「…へ?あ、あぁ…ありがとう、… 」
「…じゃ、じゃあね…スプラウト…。」
今はこの地獄のような空気と想い人から逃げ出したくて、そそくさと部屋に入っていく。しかし、背後からスプラウトに腕をつかまれた。
驚いて振り向くと、こちらをじっと見ているスプラウトがいた。
🍓「待ってよ、コスモ。」
🍰「…え、ぁ…ぅ、うん。なに…?」
🍓「今日、その…」
「コスモの部屋、泊まっていい?」
は??
なにを言ってるんだこの男は。意味が分からない。なんでそんな事に…
🍓「…ねぇ。だめ、かな」
🍰「……ぁ……」
「……ぃ、いいよ」
結局、上目遣いに負けた。
スプラウトに上目遣いでおねだりされて断れるトゥーンがいるだろうか?
もしいたとすれば是非弟子入りさせてほしい。アレの破壊力はとんでもない。
いや、やっぱりやめておきます。スプラウトの上目遣いは僕が独り占めするので!
妄想上の師匠に謝りながらも、この先スプラウトに何か言われないか心配だ。
もし、ジンジャーとの会話を聞かれていたら……。考えたくもない。
とりあえず、2人でベッドに腰掛ける。今日はとても疲れた。
座るだけでも疲れが押し寄せてきてすごーく眠たい…もうこのまま寝ようかな…。
ぼーっとする意識の中でそんな事を考えていると、右手をぎゅっと握られた。
🍰「あの…スプラウト?」
🍓「今日さ、コスモ言ってたじゃん。 」
「…手繋ぐのは2人の時がいいって」
🍰「…ぇ」
聞かれていたのか。そう思って顔を上げれば、愛おしそうに僕の手を握る彼の顔があって。…少し赤く染まったほっぺたが可愛かった。
今はそんな事を考えている場合ではないのに、冷静になろうとすればするほど心臓の音がどきどきと高鳴ってうるさい。
🍰「………い、いつから?」
「…いつから聞いてたの…?その、…ぼくらのはなし。」
🍓「…うーん。大体、ジンジャーがクッキーを床に落としかけたところから?」
🍰「…ゔ…、それって、ぜんぶじゃんか…。」
🍓「あはは…!ごめんね。 」
本人はケラケラと笑っているけれど、こっちからすれば大問題だ。
全て話の内容が割れてるとなれば、つまりそれは………
ぜ~んぶお見通しということだ。僕が、スプラウトのこと好きなのも。
理解した途端に恥ずかしさと焦りが一気にきて、顔が赤くなったり青くなったりで
とても忙しい。どうしよう…まさか恋バナだけでここまでの事になるなんて…!
そんな僕を見て、スプラウトが我慢出来ないというように吹き出した。
🍓「あっははは!!そんなに焦らないでよもう…!」
🍰「でも、元はと言えばスプラウトのせいじゃんか…」
そうやって拗ねる僕を見て爆笑したあと、やがてスプラウト覚悟が決まったような顔をして、僕 を見据えた。
🍓「ね、コスモ。ずっと言いたかった事があるんだ。」
🍰「…うん」
🍓「僕は…」
「君の事が、世界で一番大好きだ!」
🍰「…っ!」
そう言って笑顔で笑う君が、眩しくて眩しくて。
笑顔で言ってくれた言葉が、泣いてしまいそうなほど嬉しくて。
ものすごい速度でぎゅっとお互いを抱きしめた。
温かい君の体温、大好きな君の太陽みたいな香り。
好きで好きでたまらなくて、幸せすぎてどうにかなってしまいそう。
長い間ずっと抱き締めあって、やっとスプラウトの肩に埋めた顔を上げる。
その瞬間、彼にキスされた。
一瞬の間だったけど、どきどきが止まらなくて、恥ずかしくて仕方がなかった。
🍓「…もっかい」
🍰「へ?」
🍓「…もう一回、キスしてもいい?」
🍰「ふぇ…?あ、えっと…」
🍓「…いいよね」
🍰「えっ!?ちょっ…//…んむ……」
その後のことは、あんまり思い出せない。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
Side.G
🍪「あの…ボベット…いったん離れて…」
🎄「どうしてよ!?」
かれこれ30分近くこの状態だ。
そろそろ本当に私の身体がペラペラになってしまう。助けてほしい……。
そもそも何故ここまで抱き締められているのかすら分からない……。
心臓も限界突破しそうだ。どきどきしすぎて飛び出してしまいそう…
すっごくはずかしい…っ!!
🎄「ふふ…ジンジャー、顔真っ赤!」
🍪「…ぇ?」
🎄「あ、今すっごくどきどきしてるわね!あっ、また速くなった!」
🍪「〜っ…//」
🎄「…んふ、か〜わいい…」
どうしよう、今すっごくどきどきしてる。
可愛いって言ってくれた。
うれしい、うれしい、うれしい。…すっごく嬉しい。
頭の中がボベットの事しかなくて、心臓がきゅうってなって、ぽかぽかしてる。
彼女の事を考える度に”すき”が溢れ出てとまらない。
🍪「…ねぇ、ボベット」
🎄「…なあに?ジンジャー」
🍪「…すき、好きよ…ボベットのこと、あいしてる」
彼女に言いたかった言葉は、案外するりと言葉にできた。
私の言葉に、ボベットは
🎄「…うれしいわ。わたしも…ジンジャーのこと、だいだいだいすきよ!」
ああ、幸せ過ぎておかしくなってしまいそう。
― ― ― ― ―
🎄「あ、ねぇ!ジンジャー」
🍪「…?どうしたの、ボベット。」
🎄「今日…泊まっていってもいい?」
彼女からの可愛いお誘いに、私は二つ返事で了承した。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
雑談
大型アプデで公式さんからスプコスの供給が凄くて
泡を吹いている
むぎちゃです!!!!
ラズダズ追加ver.から始めてるから季節イベしたことないんですが
ボベット×ジンジャーが意外に好きです
ボベジン&スプコスが好きだったので自給自足しました😏
もっとボベジン増えろ〜‼️
ていうかこんなに2日間も小説書いたのに内容スッカスカですね、カナシ…
コメント
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🍪「この男、ヤバイ」 ⬆それな殴(((((((お前んとこの方がヤバイよ (?????)
美味しすぎてデブになりそう☆