嫉妬×嫉妬

※地雷の方注意

qn攻め×or受け 既に付き合って同棲中です。

エセ関西弁読みづらいとは思いますが、ご了承くださいませ。

R15くらいですが、背後注意。

嫉妬×嫉妬

最近lzとqnはよくオンラインで一緒に遊んでおり、その時に聞いた話によるとどうやら東京に３C！で集まる用事があるようだ。

そんなこんなでkmとlzがqnorの家に来ることとなった。（agは予定があるらしく不在）

―――当日

用事を済ませ訪ねて来た二人を迎え入れたqnorは、リビングへと案内する。

前に自宅に届いたコラボのお酒を用意し、qn以外がお酒を飲みながらテーブルを囲い雑談をしていた。

km「ーーー！」

or「ーーー！！」

km「ｗｗｗ」

同じ関西出身だからか話が盛り上がっている二人に、lzと話し中のqnはつい目が行ってしまう。

ころころと笑い、楽しそうなorにqnはモヤモヤを抱きつつ平常心を保とうとする。

qn（笑うor可愛い、…けどkmは後で絶対絞める）

lz「qn、顔に出てるよｗ」

qn「え、そんな出てる？」

lz「うん、やばいかもｗｗ」

図星を突かれ、慌ててポーカーフェイスに戻そうとするqnの様子が面白く、lzは笑っている。

―――静かだった向こうからlzの楽しげな声がすると、気になるのかorはちらりと視線を向こうに向けるor。

or「……」

km「or？」

二人を見ていると、仲良さそうに話す様子がいい雰囲気な気がして、なんだか心がチクチクと痛む。

そんなorの気持ちを知ってか知らずか、kmが二人に話しかける。

km「二人とも仲良いよね」

or「…っそ、」

lz「そうだよ」

と、言いながらlzがqnの肩を抱いてorとkmの近くに来る。

ピンクになった頬と、ゆらゆら揺れている様子から酔っぱらっているようだ。

qn「lz飲みすぎ」

驚きの表情を浮かべるも、lzの手を拒否はしないqnの様子に少しムッとする。

少し冷静になり頭を冷やそうとorは席を立つ。

or「…あ、飲み物なくなりそうやから取ってくるわ」

とたとたとキッチンに消えるorに続いてkmも腰を上げる。

km「俺もトイレ借りるわ」

qn「トイレはそこを出て左ね」

km「左、了解」

二人の会話

qn「ちょっと酔いすぎじゃない？」

lz「ふふ、orかわいいねぇ」

qn「あげんよ」

lz「qnもかわいいねぇ」

qn「だめだ、完全にできあがっとるわ」

―――数分後

qn「or遅くない？」

lz「確かに」

qn「ちょっとor見てくる」

lz「はーい」

or視点

（心の声）

二人とも近ない？仲いいのはわかるけどさぁ…

――lz、qnの事…好きなんかな

もしそうだったら、嫌やなぁ

……あかんあかん、悪い考えしてもうとる！

qn「or？」

or「うわっ、びっくりした！、どうしたん？」

qn「どうしたんはこっちのセリフなんだけど」

or「いや～、次何飲もかなって考えとってさ」

空のグラスに視線を向けたまま全くこちらを見ないorに、qnが理由を尋ねる。

qn「…何で目を合わせてくれないの？」

or「んぇっ？、そん、そんな事ないよ」

qn「そんなことあるでしょ」

グイｯ

qn「ﾁｭｯ」

or「んんっ！？」

qn「ﾍﾟﾛｯ、ﾚﾛ、ﾁｭﾑ、ﾁｭｳ♡」

or「ﾝぅｯ///、ぉ…んっ////、むぅ///」

壁にorを追い詰め唇を奪うと、qnは息つく隙を与えないほどにorの口内を貪る。

qn「ﾁｭｯ、ﾁｭｸ♡、ﾚﾛﾚﾛ、ﾁｭｯﾁﾞｭｳ♡」

or「ふ、ぁっ/////、ん、らめ/////、ｯ…ﾝﾝ♡」

呼吸が苦しくなったorがqnの肩を押し返し、二人の唇が離れる。

or「んぅ///、はぁっ////…qn‼」

少し涙目で顔を赤くし、唇が艶やかになったorから焦った様子で名前を呼ばれる。

qn「何？」

or「何って…lzとkmおるんよ?!///」

qn「orは俺のことだけ考えればいいから」

or「え？」

予想外の言葉に混乱しているとqnの顔が再び近づく。

すぐ口づけはされず、唇同士が触れそうなほどの近距離で見つめられて囁かれる。

qn「他の男の名前呼ばないでよ」

or「待、おんｯ////、んんっ////」

唇で蓋をするように、けれども優しく何度も唇を合わせてorの言葉を遮る。

しばらくして唇を離したqnが不安げな瞳でorを見つめる。

qn「ねぇor、俺の名前だけ呼んで、好きって言って？」

or「?!////」

少し甘えたような声で見つめてくるqnに鼓動が早くなる。

こんなにも自分を好きだと訴えてくる翡翠の瞳に、先程の不安なんて吹き飛んでしまう。

もしかしたら自分と同じようにqnも考えたのかもしれない。

ちゃんとこちらが好きと言うまで離してくれないのだろう恋人に、 ”好き” だと伝えて安心させてあげよう。

qn「or？」

or「おっ、qn、ちゃんと好きだから安心してな」

qn「ふふっ、ちゃんとって何」

or「ちょっとぉ！、笑わんといてよ、も～～///」

≪おまけ≫

（ひっそり声で）

km「ちょ、ちょ、ちょ！、えっどういうこと?!」

lz「んぇ～？、何がぁ？」

km「orとqnってそういう…?!」

lz「ふふふ」

km「えっ」

lz「どうだろうねぇ」

km「絶対lz知ってるじゃん」

lz「ｗｗｗ」

km「ねぇ～、教えてってlz！」

✋以下長いのでお時間ある時にどうぞ✋

大変遅くなり、すみません💦

今回はqnorメインで地雷防止のためkmとlzの関係はノーマルっぽく書きました。

ただ、とらえ方は自由です！

カップリング（kmlz、もしくはlzkm）でも、lz→km（片思い恋人未満）でもご妄想お任せします(^▽^)/

この話を作るにあたって、qnor＋他CPを入れるか否か非常に迷いました…

↓↓考えたパターン

①qnor前提のkm→or（kmはqnorが恋仲なのを知っている）

②qnとkmがorを取り合いからのqnor、lzkmエンド

③四角関係のような片思い（qn→or、km→or、lz→km、or気付かず）

いつかkmorとかlzorも書きたいなぁと思っていたりします。

or受け以外は書かないと思います…m(__)m

最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)