気持ちは行為に混ぜ込んで
桃「俺…彼女と別れちゃったw」
そう俺の好きな人は淡々と話し始めた
出会いは中学2年生
1年の頃から 頭がいい 次期生徒会長 と噂では聞いていた
2年で同じクラスになれるのかなどと驚いていた
幸運に?不幸に?
俺はないこの後ろの席になった
桃「えっと…君が猫宮くんかな?」
青「あ…そうです」
桃「いふって呼んでいい?」
青「え”…まぁいいですけど…」
出会いはまぁこんな感じ
THE陽キャみたいな感じでで最初は怖かった
桃「あのさ~筆箱忘れちゃってペン貸してくれない?」
先生「ないこ!体操服まだ返してないのか!」
でも案うっかりさん
でも俺がなぜないこが好かれてるか知ってる
なぜ忘れたか 持ってきてないかを明確に話して人を理解させる
生徒会選挙の時もそうだったな
桃「なぜ俺が生徒会長になりたいのか言います」
そう淡々と話し始めてしっかりした眼で俺らを見つめ返す
桃「ですので俺は生徒会長になりたいのです 生徒皆さんとのより良い学校生活のためにぜひ投票を」
覚えてほしいことは一番最後に言う
そうすると人は覚えてくれるないこはそれを理解している
桃「2年2組 内藤ないこ」
そういってきれいな45度のお辞儀をしてイスに戻った
結果はそりゃ当選
はきはきした喋り方
明確に示す意思表示
それと信頼 友情 関係
クラスのみんなは大盛り上がり
ないこに信頼度が爆上がりしもっと人気になった
そのころだろうか俺がないこの事を好きになったのは
桃「まろ~一緒に移動教室行こ~」
青「うんわかった」
一緒に行動するようにもなって好き嫌いもわかるようになってきた
そんな日に言おうと思った
俺がないこが好きだってことを
桃&青「あのさ!」
青「あ…先に言っていいよ」
桃「あ…うん…じゃあ言うね」
つばをごくっと飲むような音が聞こえいつもと違う少し濁った声で話しはじめた
桃「俺さカノジョできたんだ」
か…かのじょ…
かのジョ?…カノジョ…
青「カノジョ…?」
桃「そう!できたんだ~」
青「え…どの人?」
桃「同じクラスの~__
そう淡々と喋り出したないこの横顔は嬉しそうで照れて可愛い顔をしていた
青「おめでと…」
桃「まろなら祝ってくれると思ってた!✨反対されたらどうしようと思っちゃって__
俺が賛成でもしたと思ったのだろうか
またいつもの調子でべらっべら喋りやがって
正直その唇を止めたい気分だった
でも今は幸せ気分にしてあげよう
青「あの…中2に付き合ったカノジョ?」
桃「あ…そう…その子」
青「結構付き合っとったよな」
桃「3年…ぐらい……」
どんどん喋る姿が遅くなる
きっと悲しくなったのだろうか
正直まだないこが好きな俺としては嬉しい
桃「俺…あの子好きだったのになぁ…(グスッ」
あぁ…本当に好きなんだ…
そんなことを考えながら
青「あいつ浮気したんやろw?」
桃「え……」
青「あ…いや……」
やばい…失敗したな……
どうしよ……
桃「そ…そうなの!…浮気されちゃった…俺ダメなのかな…」
青「ないこがダメなんやない!!」
桃「え…?」
青「お前がダメなんて俺は一ミリも思わない!」
桃「え…なに…急にどうしたの…w変なのww」
なんだ…笑ってくれたそれでいいや…
ないこが笑顔になるなら
桃「やっぱりまろ面白いやw」
青「そ…そう?」
桃「うんw悲しいの吹っ飛んじゃったw」
桃「だってぇ~俺ずっとぉあの子のことがぁ~_
あの後酒を飲もうと話しになった
桃「俺ッ…俺さぁ…」ポロポロ
青「ちょ……」
泣き出した…
未練たらたらなんだろうな…
青「ないこ今悲しいか?」
桃「うんそりゃ…」グスッ
青「じゃあ今から悲しい気持ち全部取り除いてあげる」
桃「え…?」
桃「あ”ッん~ッ//んぁっ…まろ~♡」
ないこの寝室に卑猥な音が響きわたる
悲しい気持ちを取り除く方法がこれか?
なんて自分に自問自答したって何にもなりやしない
考えたってむだなら今はこの時間に浸ろうじゃないか
桃「テストの結果どうだった?」
青「あ~…ギリ赤点回避…」
桃「おっよかったじゃん!」
青「ないこは…?」
桃「オール満点♪」
青「チッ…」
桃「舌打ちしないでよ~w」
すっ 腰に手を回す
桃(びくッ
青「テストで上でもお前は一生俺の下やけどな」
桃「ッ!!!」
ぺちんッ
桃「ばか……」
コメント
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桃さんを笑わせようとする青さん好き🫶 桃さんが案外うっかりさんなのも尊い🤦♀️💓