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୨୧主様が屋敷に帰ってきた ୨୧


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ボクは主様がいつ帰ってきてもいいように主様の部屋を掃除していた。


なぜだかは分からないけど主様のためなら嫌いな掃除だって頑張れちゃうんだよね〜


すると主様が帰ってきた。


久しぶりに帰ってきてくれた主様をみてボクはすごく嬉しくて笑顔でいった「主様!!おかえりなさい!今ちょうど主様帰ってこないかなぁって思ってたところなんだ!」


『うんただいまラムリ』と返事をしてから微笑む主様をみてもっと嬉しくなってボクもとびきりの笑顔を返してあげた


主様が帰ってくるだけで、主様が笑うだけでこんなにも嬉しくなるなんてこれも全部主様のおかげだよね!


そのあとも主様とお話をしたり執事として仕事をした。


すると主様が『ラムリ』と突然名前を呼んだ


なんだろう?と思いながら主様のほうをみると主様がこっちにむかって両手を広げていた。


ボクはすぐに嬉しくなって主様に飛びつこうとした


でもボクはあくまで執事

この関係性を壊したらだめな気がして少し躊躇った。


でも主様が『いいよ』といってボクはそこで全部が吹っ切れた。


ボクはすぐに主様を抱きしめた


主様は簡単にボクの体に収まってしまった。

あったかくて安心する、ボクはただひたすらにこの気持ちを伝えたくてボクは主様に感謝を伝えた「主様、本当にいつもありがとうございます。ボクにとって主様はかけがえのない存在ですから!」


すると主様はうれしそうに笑ってくれてボクはもっと嬉しくなった

この人はほんとうに輝いてみえる


ボクはこの人なしではもうだめなんだと思った。


ほんとうに大切な人

いちばん大好きな人


「大好きですよ、主様…」

ボクはまだ主様を強く大切に抱きしめながらいった


ボクの腕の中で少し恥ずかしそうに照れる主様が可愛くて愛おしくてボクはもっと嬉しくなった


そのままボクは主様を抱きしめ続けた「この時間が一生続けばいいのに…」

ボクはボソッと心の声をもらした。


幸せすぎて心配になる


腕のなかにいるボクの宝物を絶対に守り抜こうとまた誓った。



୨୧また別の日 ୨୧



『大好きです!主様!!』


また今日もそんな声が屋敷に響いた


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