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さよなら、アイリーン/Chevon
今日はさよなら、アイリーンのMV公開日なので投稿します
アイリーンを千空ちゃんに置き換えてます
ぜーーーんぶ私なりの解釈ね
🃏side
君の前で上手く笑えなくて。
君の目を見て話せなくて。
🚀「てめぇ、もっと目見て話しやがれ」
🃏「えー、リームー、千空ちゃんと話す時なんか緊張しちゃうもん」
🚀「んだよそれ、」
呆れたように笑う。
そんな君のそばに居たくて。
でもそれだとなんだか、
🃏「なーんか、俺が千空ちゃんのこと好きみたいね」
🚀「…はっ、んなわけねぇだろうけどな」
🃏「なんで決めつけちゃうかなー」
「もしかしたらほんとかもしれないのにさ」
ゆらゆら、歪んだ世界の中で
ふわふわ、浮かんだ綿菓子のよう。
ねぇ、千空ちゃん。
さよならだね。
君のようになりたくて、
君の頬に触れたくて。
🃏「ねぇ千空ちゃん、俺たち次いつ会えるのかな」
🚀「あ”ー?知らねぇよてめぇがいつ帰ってくるかもわかんねぇんだから」
🃏「それはそうだけどさぁ…」
「千空ちゃん居ないの、寂しいなぁ」
意味もないようなこの会話で繋ぎ止めていた。
今日は日本から海外へと旅立つ日。
次、帰ってこられる日はまだ未定。
🚀「…ま、頑張ってこいよ」
肩を軽く叩かれる。
寂しいけど、行くしかないよね。
さよなら、俺の千空ちゃん。
知らない土地で、知らない人たちに囲まれ、知らない言語での会話が飛び交う。
幸い、英語は日常会話程度なら使えるから言語の壁はあまり感じなかったものの、やはり母国語でないと言うだけでも精神にはくるようだ。
もう昨日には戻れなくて、
ぜんぶ、俺の選んだことで。
それなのに、なんだか
🃏「あー、…日本のみんなが恋しいな」
「……千空ちゃんに、会いたい」
ぼそりと呟く。
あぁ、やっぱりそうだね。
俺は君を好きみたいだね 。
ぷかぷか、浮かんだ泡のように、不安が膨れて弾けてしまうよ。
宛もなく浮かんだ不安を感じたくなくて、アコギを手に取る。
部屋に響く弦の音が心地よくて、自然と歌ってしまう。
ふわりふわりと歌声も宙を舞っていた。
千空ちゃん。
君はまだ、そこにいるの。
息を吸って吐くだけで、日々が徒に過ぎていく。
物事が目まぐるしく変わっていく中で、俺だけが変われていない気がする。
それが、どうしても苦しくて。
忙しない街の角でただ、君を待っていた。
来る筈もないのに。
🃏「…はー、もうジメジメしたの終わり!」
「千空ちゃんだったらこういう時すぐ切り替えていくもんね」
ぐい、と軽く伸びをする。
君のようになりたくて、
君の頬に触れたくて。
意味もないような会話で君との距離を繋ぎ止めていた、あの頃を懐かしく思う。
さよなら俺の千空ちゃん。
また、会う日まで。