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自衛よろしくお願いします
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[ただいま帰りました。]
<ん、おかえり凪ちゃん。>
帰ってきて挨拶をすると返事が帰ってくる
今日は仕事が長引いて遅いのに起きて待っていてくれたのかと嬉しくなる。
家に入りコートをハンガーにかけ、手袋を取り、手洗いうがいを済ませる。
[コーヒーでも飲みますか?]
<あ、飲みたい。冷蔵庫にケーキあるから食べよ>
[いいですね、どこのケーキですか?]
<最近新しく出来たとこのやつ。>
なんて他愛の無い会話をしながらコーヒーを入れ、テーブルに持っていく。その間にセラ夫はケーキをお皿に乗せ、フォークとともに持ってくる。
そのケーキは赤と青のバラのケーキだった
<どっちがいい?>
[せっかくなので赤いバラの方で、]
受け取ったお皿からケーキを1口食べる。
ふわっと広がるバラの香りと甘さ控えのクリーム。ふわふわのスポンジとその間にあるいちごのムース。
バランスが良いとっても美味しいケーキだ
<美味しそうに食べるねー凪ちゃんは>
[えっ?!顔に出てました??]
<バッチリ>
美味しいものを食べて顔に出るなんて、、、
ダメな事ではないけれどやっぱり恋人の前だと恥ずかしい。
[セラ夫、そっちのも1口分けてください]
<ん、いいよー、はい、あーん>
口を開けてケーキが口に放り込まれるのを待つ。でも口に入ってきたのはケーキでは無く、セラ夫の舌だった。
[んん”?!、ん、ふ、あぅ、]
なんて声が驚きとともにこぼれる。
[何してるんですか!バカ!]
<あはは!、ごめんって、いたずらしたくなっちゃったのー>
[もー…]私も大概甘いなぁなんて思いながらついイタズラも許してしまう私が居る。
<あと、>
<先に食べたいものができたかなー!>
[え?]
すっとんきょんな声が出る。
今セラ夫はなんて言った?先に食べたいものが出来た?
<ねぇ、凪ちゃん、だめ?>
[っ、いいですよ…でも!シャワーは浴びさせてくださいよ。]
<はーい笑>
本当に私はセラ夫に対して甘いなぁなんて他人事の様に思ったのだった。
読んで頂きありがとうございます。
続きは皆さんのリクエストで書きたいと思います。それまでは皆さんのご想像にお任せします( ˙∇˙ )
いいねコメント、リクエスト等待ってます
コメント
1件
バラの花言葉、是非調べてみてくださいね( ˙∇˙ )