💛Side
俺は老けなくて死なない。いわゆる
“不老不死”ってやつ。だから、人を好きにならない。
というか、なりたくない。だっていずれ自分が辛くなるだけだから。
💛「大学めんど…」
俺は今、大学2年生の設定。俺が不老不死じゃなかったら、今頃80ぐらいのじいさんだな、笑
不老不死で生きてきて、それだけが幸せだった。
あとは辛いことばっかり。
この辛さは誰にも分かって貰えないだろう。
分かって貰おうなんて思わない。
-教室-
教室についた俺はドア付近の席に着く。
そこである事に気がつく。
💛「ど、どうしよ……教科書忘れちゃった、」
家に教科書を置いてきてしまった。
どうしよう、これじゃ講義受けられないじゃん…、
仕方ない…隣の人に貸して貰うか…?
💛「あ、あのっ……」
🖤「はい……?」
🖤Side
俺は不老不死だ。だから好きな人なんて作らない。というか作りたくないだけ。
そう思いながら現在大学2年生として、生きてる。
すると、隣の人から声をかけられた。
💛「あ、あのっ……」
🖤「はい……?」
💛「その、教科書忘れちゃって…」
🖤「あ、一緒に見ます??」
そう声をかけると、喜んだような顔を見せた。
💛Side
💛「えっ!!あ、ありがとうございます!!ニコッ」
そう言うと、教科書を見せてくれた。
優しい人だな…。言わなくて分かってくれるなんて。
-昼休み-
💛「お腹すいた~…」
昼食の時間になった。いつもなら1人で食べてるんだけど、なんだか隣の人のことが気になって_。
💛「あの…!」
🖤「あれ?どうしたんですか、」
💛「よ、良ければ一緒にお昼ご飯…食べませんか?///」
なんで照れてるんだろう…好きなわけじゃないのに…
🖤「え??いいんですか…?」
💛「あ、はいッ!良ければでいいんですけど、」
🖤「大丈夫ですよ笑僕も一緒に食べたかったんで…笑」
💛「へっ///」
ここから始まる。俺の、
初恋が。
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