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更新止まっててすみません🙇‍♀️


最近の主めっちゃ忙しいんだァァァアア(死)



ストーリーもぐだらないようにがんばります












わんく!












________


【🍫さん視点】

あの事件が起こってから、3日が経った。

あれからピエロの動きはない。


もしかしたら、ピエロはるなだけだったのかもしれない。るなが、ピエロは3人いると偽っていただけだったのかも。


なら、もう安全…?



ただ、おかしなことがある。



るなが死んでから、シェアハウスの扉が開かなくなったのだ。

窓を壊そうにもびくともしなかった。


ゆあんくん達が買い物に出かけて行ったときは扉は簡単に開いたはず。


しかも、スマホは全部圏外になっている。

私だけじゃなく、他のみんなのスマホも同じだ。


電話もメールも、どこにも繋がらない。


前まで、みんなと連絡のやり取りぐらいはできていた。


一日経てば直るだろうと過信していたけど、直るどころか、 次の日には更に不可解な出来事があった。



シェアハウスの窓から見える外の世界が、真っ赤になったのだ。


真っ赤。


朝も昼も夜もない。空は真っ赤。夕焼けのような美しい赤さじゃなく、血のように真っ赤だった。

おかげでシェアハウスにある時計やスマホに表示される時間は壊れてしまって、時間が12時2分で止まってしまっている。


🌷「えとさん」


12時2分…みんなの時計も12時2分だ。何かがおかしい気がする。


🌷「えとさーん」


…分からない。いらいらするしもう一度思いっきり窓殴ってみるか。今の私なら壊せる気もしてる。


🌷「えーとーさーん!!」

🍫「!?」

「えっなに?」


🌷「何回も呼んだのに、ぼーっとして、大丈夫ですか?」


🍫「…えっがち?ごめん全然気づかなかった」

🍗「…まあ、何を考えてたのか、大体想像はつくよ」


🍫「………ねえ、私たち、このまま閉じ込められたままなのかな」


🦖「…」

🍫「…私たちどうなるの」

🦖「…ピエロを倒したら、終わるかな」

🐸「…え」

🦖「ピエロ全員倒したら終わるんじゃね?ここから一生出られないならさ」

「まだ2人いるんでしょ?この中に」

🌷「…あの、まさか、」

🦖「…とりあえずグレーのなお兄とゆあんくんとうりりんともふくんとヒロくんでもう…」

🐸「それは駄目だろ」

🦖「…俺の言おうとしてたことが分かるの?」

🐸「…殺し合え、って?」

🦖「…」

🐸「…お前ちょっとおかしいよ。冷静になれよ」

🦖「…ならどぬはどうなったんだよ」

「人間の頃の記憶取り戻せたのかよ」

🐸「…まだだけど」

🦖「状況は悪化してるし狂い出してる」

「もう3日経つだろ」

「1回死んでる身だし諦めてさっさと殺せよ」


バシッ


🍫「…この、あほリーダーが!!」


私は耐えきれなくなってじゃっぴの頬を平手打ちしてしまった。


🦖「…」

🍫「いつからそんなあほになったんだよ、それでもからぴちのリーダーかよ!」

「ピンチの時こそみんなで協力するんじゃなかったの!?助け合うんじゃなかったの!?」

「リーダーがそんなこと言い出したら終わりなんだよ、目ぇ覚ませよばーか!!」


🦖「……ごめん……酷いこと言ってた…」

「…俺、おかしいな……」

「…皆で殺し合えとか…リーダー失格だ」


🍫「……思いっきり叩いたりしてごめん…じゃっぴだって怪我してるのに…」

「…私もすっごいイライラしてた」

「…こうなったら、もう、私たちで解決するしかないんだよ」


🎸「…じゃぱぱさん、それから、みんな。俺、協力するよ。このままじゃ駄目だ。思い切って、命をかけてでも協力させてくれ」

🌷「僕も同意見です。からぴちを助けるために、命をかけさせてください」

🍗「俺も、ここを守るためにも、協力させてほしい」

👓「じゃっぴお願い、この事件、絶対に解決しよう」

🐏「もう怖がったり、後ろ向いたりしないから。からぴちを守ろう」

🐸「みんなで一つになれば大丈夫だ、怖いものなんかねえよ」

🍫「また安心して、みんなに笑顔を届けられるからぴちを取り戻そう、じゃっぴ」


🦖「…本当に、最強のグループだよ」

「絶対勝とう。今度こそ何にも負けないから」


次の日


🦖「…まず、今起こってることを整理しよう」

「シェアハウスの扉、窓、全部開かなくなってるね。窓や壁、ドア、全部壊せない」

「連絡手段が全部遮断されて、スマホが圏外になってる」

「それから、外の世界は真っ赤になってる」

「時計は12時2分で止まってる」

「ピエロはあと2人いると思われる」


「こんな感じかな」


🍫「12時2分っていうのが気になるな」

「何か関連するものがないか調べてみようよ」

🍗「今インターネット使えないんだって」

🍫「あ、そうだった」

🌷「…何か、僕たちの動画で、12時2分と関係するものって無かったっけ?」

🐸「…うーん、12時2分、で考えるよりは、12時っていうのが0時とも捉えられるし12時とも捉えられるし24時とも捉えられるっていうのが引っかかったかな」

👓「0時2分、12時2分、24時…2分はないか」

🐏「俺のスマホさ、午前午後混みで表示される設定になってるんだけど、午前12時2分ってなってるよ」

🦖「そうなんだ、じゃあ今の時間は0時2分で止まってるんだ」

🎸「真夜中なのに、空は真っ赤っていう…」

🐸「狂った世界だな」



【4日前】

【❄️視点】


目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋だった。

いや、部屋の中の、檻の中だった。

檻は外から頑丈に施錠されていて、周りには人影すら見えない。

檻の外はサイバー研究所のようになっており、大型な管の中に今までからぴちが戦ってきた数々の敵の姿があった。また、その中のいくつかの管は壊れていた。

❄️「SFの世界みたい…というか、この景色、どこかで見覚えが…」


すると、突然研究室の扉が開いた。


?「あ、目が覚めたんだね」

❄️「!!」


扉の向こうから、なんだか不思議な雰囲気のある男の子が現れた。


?「そんなに驚かなくても大丈夫」

「もう実験は終わったよ」

❄️「…実験…?」

?「…1番気になっているであろうことを教えてあげるよ」

❄「…」

?「ここはどこなのか?どうして君が、狭い檻の中に閉じ込められているのか。そして___」

「君の仲間はどうなったのか」


❄「……あなた、じゃぱぱさんたちに、何かしてないでしょうね」

?「あははっ、まさか!」

❄「…なら、他の皆は、無事___」

?「何言ってるの?」

「君が〝じゃぱぱさんたち〟を殺すんだよ?」


❄「____え?」


?「…いい反応だね。でも、冗談で言ってるわけじゃないんだよ」

「それに、今の君じゃ殺せない。君はただの被検体なんだ」


❄「…さっきから何を言ってるの…?るながそんなことするわけない」

「もしあなたに命令されても絶対に従ったりしないから!」


?「だから君のコピーを作ったんだ」


❄「……コピー…?」

?「…もうできてるよ」


目の前に現れたのは、


ピエロの斧を持ったもう一人の自分だった。


❄🤡「…この子がるなの元の姿の子なの?弱そうw大丈夫?」

❄「………え、…あ、」

?「…大丈夫だよ、…そうだ、この機会に、2人に教えてあげよう」

そして、〝奴〟は〝もう一人のるな〟の方を見て言った。


?「君は…いや、君たちはね、ただの殺人ピエロじゃないんだ」


「君たちピエロの能力は〝不死身〟」


「絶対に死なないんだ」



❄️「……そんなわけない…だって、ピエロは…」

?「人間に殺されたら死ぬ、って?」

「僕がそんなつまらないものを開発するわけないじゃんw」


「何体かかけ合わせると、それぞれが持つ能力が結果としてできた者に両方適応されるんだよ」


「…“今まで君たちがやってきた企画で現れた敵”の中に、直接的な攻撃が効かないのが居なかったかな?」


❄️「……」

「…だるま?…サメ男…とか…それから、メリーさん…」


?「…よく分かってるね」

「今、ここの大型の実験台が壊れている部分があるでしょ?」

「それが、ピエロとメリーさん、そして、この“もう1人のるな”なんだけどね」

「色々調合してみたんだけど、ピエロと相性ないいのが“メリーさん”なんじゃないかと思ってね」

「だるまは、だるまが出現する度に君たちは動きを止めなきゃいけないでしょ?それじゃあ面白いものが見れないし」

❄️「面白いって、」

?「サメ男は、そもそも水の中でしか生きられないから、シェアハウスではプールの中でしか生活できなくなっちゃうよね」

「メリーさんなら、ただのピエロと引けを取らないものが見れるんじゃないかと思って」

「今君の目の前に立ってるのがその“完全体”だからさ」

❄️🤡「やっほー♪」


❄️「…あなたの目的はなんなの、」


?「…あれ?知らないの?」


❄️「…知らない…」


?「…そっか、君とはこうやって対面で話すのは初めてだったっけ」

「…僕の名前はバク。世界征服計画を立ててる最中なんだ」

❄️「…世界征服?あほなの?あなたにできるわけない」


バク「僕自身の目標でもあるけど、僕はあくまで研究の手伝いをしてるだけだよ。何せ僕も兵器の一つだからね」


❄️「…兵器…?」


バク「この子(完全体)はきっと僕より強いよ。今はあくまで実験段階。ここで君たち全員殺し合ってもらわないと、目標達成も何も無いんだ」

「だから君も。全員殺すまでここには戻ってこないで」


❄️🤡「はーい!」

「じゃ、ばいばいwるなちゃん♪」


そう言うと、もう1人のるなは瞬時に姿を消した。



そう、今るなが閉じ込められている世界、それは、“夢の世界”だった。

バクは、完全体じゃない。みんなで普通に戦ったらきっと勝てる。それよりも厄介なのは、るなのコピーだけを現実世界に送り出して、バクと、それから本物のるなだけは夢の世界に閉じ込められることだ。



___いや違う。



バクは、殺人ピエロのことを「君」ではなく「君たち」と呼んでいた。



___もしかしたら、るな以外にも夢の世界に閉じ込められ、その人のコピーがピエロとして地上に送り出されている…可能性だってあるかもしれない…。



________



ここまで読んでくれてありがとうございました!

結構真相が明るみになってきたかな?

この作品はいかがでしたか?

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