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⚠️ 首絞め 、 mb♀️
甘ったるい匂いと男女の笑い声が響いてる部屋、腕にあたる柔らかい感覚と甘ったるい声が脳に響く。潜入捜査でそういうお店に来ているが、さっきからやけに隣に座ってる女性が馴れ馴れしい。
『 ね ~~ぇ 、 ライくんは彼女とかいないの ? 』
「 いないですよ ~ ‥ 、あの … 、 そろそろ帰ろうかなあ、みたいな … 。 」
『 え~~っ 、 まだ帰んないよでよぉ 、私と気持ちよくなろ ? ね ? 』
胸を押し当ててくる、こういうのは苦手だ。さっきから頭がふわふわするし、そもそもオレは、小柳に触ってもらえなきゃ勃起ができない、乱暴にされなくちゃイけない。だからなにも感じない、気持ち悪さしか残らない。
「 ほんとに … っ 、 オレ 、 帰らなきゃ 、 だから … 。 」
『 帰れないよぉ 、 だって媚薬持っちゃったもん ♩ 』
「 び 、 ゃく … ? ぁ 、 やだ 、 さわんないで … っ 、 」
服の中に手をいれられる、怖いし気持ち悪いのに媚薬のせいで力がはいらない。勃つことのないオレのをさわる手が気持ち悪いのに、なんだか体が熱くなる。ヤバいかもしれない、イきたくないのにだんだん気持ちよくなる。
「 も … ッ 、 ほんとに 、 ぃや … っ 、 んぅ ッ ♡ 」
『 んふ 、 かわいい ♡ 』
オレの頬を撫でてキスをしようと顔を近付けてくる、キモいキモいキモい。助けて小柳。
「 オイ 、 俺のライになにしてんだ 。 」
声がしたほうに目線だけ移す、鬼の形相のロウがそこに立っていた。
『 ちょっと 、 ライくんは今から私と … って 、ちょ ! 』
ロウがオレから女性を引き剥がして、女性を突き飛ばす。
「 汚い女はさっさと消えろ 、 二度と俺のライに触るな 。 」
ドスの聞いた声にオレもビックリする、女性は怯えながらどこかに行ったらしい。小柳のゴツゴツとした手が体に触れている、それだけで十分興奮できてしまう。先ほどまでなんの反応もなかったオレのものが痛いほどにそそりたっている。はやく抱かれたい、そんなことを考えていたらオレを立たせて腕を引っ張り店の外に向かい歩きだした。
「 ッ 、 ねえ … ッ ねえ 、 ! 痛いって … ッ 、 」
「 うるせえよ 、 喜んでンだろ 、 ガチガチに勃起してんじゃん 。 ていうかお前は俺の物なんだから口答えすんな 、 なあ ? あんな女がいいのか ? ちげえだろ 、 お前は女とセックスなんて二度とできねえの 、 そういう体になったンだから 。 お前は俺だけ見てればいいんだよ 。 」
オレの手を握る力が増していく、痛い。白狼と人間じゃ力の差がありすぎる、このままじゃ骨まで持っていかれる。離してもらわなくちゃと頭のなかに出てくる言葉を必死に並べる。
「 ちが … ッ 、ごめん 、 ごめんってば …ッ ! ほんとに痛いッ 、 離してくれたらなんでもするから 、 離して 、 お願い … 。 」
ロウの目付きが変わる、不適な笑みが溢れ出す顔が怖い。目が離せずにいると腕をグイッと引っ張られた。歩幅が合わず、転びそうになる。さっきとは逆方向、つまり賑わう繁華街とは逆方向となる。
「 えっ 、 ちょ … っ 、どこ行くの … ? 」
「 ホテル 、 はやく歩けよ 。 」
ああ、抱かれるんだ。
「 っあ゙ぁ ッッ … ♡♡ ッぐ 、 ぅ゙ … ぃく 、 イッ゙ 、 ッッ ~~~~ ♡♡ 」
「 ま、ッ゙ 、 まって っ ♡♡ いま、 ぃ゙ッてる 、 からぁ゙ … ッ ♡ 」
バックでヤるのは苦手だ、顔が見えないから何をされるかわからないし奥までズッポリはいってしまう。でも今日はバックでよかったと思う、さっきから一言も話さずにオレに腰を打ち付けてくる小柳が怖くて、顔なんて絶対みたくない。
「 ぁ゙… ッ 、 ♡♡ ンッ 、ぅ゙… ッ♡♡ はぁ゙、ッ゙… ♡ 」
やっと腰を離してもらえたと思えば、次は腕を掴まれて顔を見えるように動かされる。髪の毛の隙間から見えるロウの目は、獲物を見つめる獣みたいだった。そしてまた俺のナカにいれようと、入り口に押し当ててくる。
「 やッ 、 ♡ いったん … きゅうけ 、 させて っ … ♡ 」
ロウの動きがピタリと止まった、休憩させてくれるのだろうか。そう思って胸を撫で下ろしていたら、いきなり首を思いきり掴まれた。ぎゅう、と力を込められて息ができなくなる。
「 っが 、 ぁ゙ … ッ 、 ろぉ゙ 、 やめ … ッ 、 」
「 なぁ、伊波。これお仕置きだってことわかってる?さっきから待ってだの休憩させろだの言ってるけど、元はといえばお前が悪いんだからな。あんな女に言い寄られて喜びやがって、俺だけ考えろよ。伊波は俺のものなんだから。 」
そう言って力を強められる、ヤバイこれ、死ぬ。息が苦しい、酸素が回ってこないからか視界がぼやける。命の危機を感じてる、はずなのになぜだか気持ちよさも感じている。ヤバイ、イきそう。
「 ぅ゙ … ッ 、 ッッ゙ 、 ぃ゙く 、♡♡ ぉ゙ 、 ッ … ♡ 」
脳味噌が酸素不足と快楽でぐちゃぐちゃになる。血液が循環しなくなったのか鼻血が溢れだしてきた、そこで我に返ったロウがパッと手を離してくれた。
「 ッぉ゙え 、 がはっ 、ッはぁ … ッ 、はぁ … 、 」
「 、ライっ 、ごめん俺 … カッとなって 、 」
申し訳なさそうにオレを起き上がらせて抱き締めてきた。小柳はこういうところが可愛いと思う、オレが好きすぎるがあまり、嫉妬すると周りが見えなくなる。小柳の頭を優しく撫でる。
「 ン、平気 。… そんなことより、続きしよ 」
「 いや 、 お前鼻血出てるし 、止まってからにしよう 」
普段はこんなに優しいのに、なんで怒ったりするとああなっちゃうかなあ。そんなことを考えて苦笑をこぼす。そして口付けをする、鉄の味が苦い。
「 さっきの女に触られたとこ、ちゃんと綺麗にしてほしいから。はやく抱いて、酷く抱いてよ。ロウのじゃなきゃ気持ちよくなれないの。 」
そんなことを言いながらロウを引っ張って、うしろに倒れる。自然と押し倒したような姿勢になれば、高揚したロウの顔がそこにはあった。
「 ライ、好きだよ。 」
そう囁きながら優しくオレの中にいれる、先ほどとは別人みたいで面白い。
「 ん…っ 、 ♡ オレもすき 。 」
そうやって甘く激しく抱かれる。そんな時間がオレはいちばんすき。
終わり