テラーノベル
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この話に出てくる「俺」は冬弥です。
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今になって人生の答え合わせなんて、そんなのどうでもいい。
苦しい、消えたい、そんな気持ちが来たり帰ったりする。もう生きたくない。
俺の人生の上手くいかなったとこ、ダメだったことを考え、その度自分を責める。
それも意味無いなんて分かってる。
最近は、食べ物の味もしない。
楽しいなんて感情も今は感じれない。
今思えば、意味の無い事ばかり脳に刻み込まれていた。
胸が苦しい、消えたいな。
あなたの手を握った瞬間、俺の手は温もりを忘れていたように映った。
俺を夕暮れに置いて明日に進まないで。
歌って音を楽しんだ、心が揺れるような幸せな生活も、金木犀の匂いも俺も何も出来ないまま
無くなってしまうんだ。
けれどまだ、まださよならという訳にはいかない。
閉塞感のある場所に、何かぽっかりと空いてしまった見えそうで見えない心の穴がある。
心にぽっかり空いた穴を抱えながら、
それでもどこかから救いのようなものが自分に届いている気がした。
それは曖昧だけど、確かに感じられたものだった。
それでも心の中は埋まらない、どうしようと誰かが代わりに泣いてくれていた気がした。
夕暮れに俺を置いていかないで。
ただ待っていて欲しいだけ。
あなたと楽しく歌っていた時は心が揺らぐように楽しかったんだ、そろそろ金木犀も俺も、この思い出も………
もう俺が手で掴めるようなものではないのかな。もういっか、さよなら
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曲パロむずーーい!!!!!
繋がりおかしかったらごめん!!!!!
初めてだもん!!!
曲名
金木犀
作曲者
くじら 様
youtubeで聞けます。
この話で出てくる「あなた」は、読者様のご想像にお任せします。
コメント
11件
曲パロかけるの普通に尊敬するわ、(未だに彰冬ストーリーの序盤しか書いてなくRにまだストーリーが到達していない人)始め何の曲か全く分かんなかったけど金木犀でやっと分かったw