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Ep,11
2セット目 摩浪はベンチにて観察をしていた
摩浪『(侑先輩、ジャンプサーブ成功率高いけど勢い勝負してるから軸ブレてる)』
『(角名先輩はあのスパイク決まってるし、ブロックもストレート、クロスしっかりしまってる)』
監督「摩浪」
摩浪『はい』
監督「どうやろか?」
摩浪『そうですね、今勢い着いてるし良いと思うんです だからこのタイミングで北先輩を、、、、』
その時、ピーッという音が響き
井闥山側がタイムアウトを取る
摩浪『おう、、このタイミングで』
監督「まあ仕方ないな 摩浪、今んとこで良いからアドバイス頼めるか?」
摩浪『了解です』
監督『全員聞き』
摩浪『まず侑先輩、ジャンプサーブの時勢いは良いんですけど軸がブレてるんで修正お願いします』
宫侑「まじで?わかった」
摩浪『あとは、、、、』
摩浪は短いがわかりやすいアドバイスを1人1人に伝えていく
摩浪『それから最後に、今勢いが良いんで北先輩に入って頂きたいのですが 監督』
監督『わかった 信介入れるな』
北「はい」
2セット目中盤から北が導入
空気が締まり、特に2年の集中力が上がる
摩浪『やっぱ北先輩に入って頂いて正解でしたね』
監督「せやな」
摩浪『(北先輩はプレーが丁寧な分、動きも洗練されてるし今入ることで稲荷崎が格段に上がる)』
摩浪は北のプレーをじっと観察し自分にインストールしている
ふと赤木と目が合い彼は摩浪に微笑みかける
それに応えるように、手でグッドポーズをつくる
2セット目終盤 29-30稲荷崎がリード
お互いが取られてたまるかという勢いで試合をしている
摩浪『(ピリピリしてる でもかっけぇ)』
井闥山のサーブ
笛の音が鳴り、ボールが宙を舞う
するとベンチから
摩浪『前っ!』
その言葉に尾白が素早く反応
摩浪『ナイス』
侑のトスから角名のスパイク
ワンチされるがコート外へ
稲荷崎は2セット目も先取