はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…
走って走って走った。
ガラガラガラ
教室に入るとみんなは席に座って仲間内で喋っている。
【はぁ…疲れた…】
と、席についてひとりでにため息をついていると
「なんで疲れたの?」
びっくりしすぎて目を真ん丸にして顔を見たせいか
「あはは笑 なにその顔笑」
と笑われてしまった
彼は前の席に座っている 鈴木 優
名前の通り優しい子だ
【なっ、、なんでもないよ!】
と少し怒り気味に言うと 彼は首を傾げて不思議そうに私の顔を見つめた**「なんかあったでしょ」**
なぜ分かるんだ…と少し動揺してしまった。
「なんかあったらいつでも言ってね」
優しく微笑む優に少しドキッとしてしまった…
も、もしかして私って軽い女っ!?
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴りみんなが静かになった
周りの音なんて聞こえなくて…
私はただひたすらに校庭を見ていた
この先どうしようか考える度にはぁ、とため息が出る…
本当…どうしよう!!
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