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「またね」
その一言が、どれだけ俺に響いたのか、君は知らないだろうな…
なぁ、紗希。またね、なんて…言うなよ…
お前は…もう…
第1章「暑い夏の日に出会った君」
「あつ…」
誰もが思うだろう。なぜなら、夏だからだ。
だが、夏にしても暑すぎる。今日の気温は40.1度らしい。流石に暑すぎだ。
「こんな暑いのに部活はきちぃ…」
まぁ、楽しいからいいけど。
俺は松樹 駿(まつき しゅん)。中学2年生だ。
サッカー部のエースとして活躍していて、次期部長とも言われている。
自分で言うのは変だが、モテる。
そんな俺だが、まだ『初恋』というものをした事がない。
恋というのは、その人から目が離せないらしい。
俺にはいまいち分からなかった。
いつか俺にも恋する相手が出来るのだろうか。
そんな事を考えていると、もう学校についていた
夏休み期間は3年生はいない。塾だの夏期講習だので忙しいらしい。受験生ってそんな忙しいのか、とたまに思う。
「おっ、駿、おっつー」
「お疲れ」
こいつは今井 遥也(いまい はるや)。幼馴染だ。
ちっちゃい頃から一緒にサッカーをやっていて、仲間でもあり、ライバルでもある。
駿 「相変わらず遥也は来るの早いな」
遥也 「あったりめぇよ、お前より早く来るのが俺の今年の目標だからな」
駿 「もっと大きな目標立てろよ」
遥也 「俺にとっては大きな目標だしー」
こんなくだらない会話でも、俺にとっては十分楽しかった。
少し話した後、2人でサッカーゴールを移動させ、ボールに空気をいれ、皆が来るのを待った。
少し経つと、6人の1年生が来た。
後輩達 「駿先輩!遥也先輩!お疲れ様です!」
遥也 「おっつー、今日も元気だなぁ」
駿 「お疲れ、今日は3年生いないから俺達しかいないからな」
後輩達 「わかりました!」
遥也 「最近の1年生はすげぇや」
駿 「あの元気分けて欲しいよね」
遥也 「だよなぁ。あれ、そういえば今日新しいマネージャー来るんじゃなかった?」
駿 「あー、監督がなんか言ってたな」
遥也 「誰だろ〜、可愛い子がいいなぁ」
駿 「そんなんだから彼女出来ないんだぞ」
遥也 「モテる駿には分かんねぇってのぉ」
駿 「はいはい」
そうだ、今日はマネージャーが来るんだった。すっかり忘れてた。
マネージャーが女子って事は知っていたが、2年生って事は遥也から聞いた。
また面倒事になるのはごめんだ。
今回は大丈夫だろうか。
そんな事を考えていた。
前の女子マネージャーは俺に近寄るためにマネージャーになったらしい。
くっついて来たり変に触って来たりして大変だったのを覚えてる。それに、付き合ってもないのに勝手に付き合ってる事にしていたり、変な噂を流したりで厄介だった。
それを監督に報告し、マネージャーを引退させた。
その後は何も無かったが、マネージャーがいない分、洗濯やスポドリ作りは自分達でやるようになった。
その分練習時間が少し短くなってしまった。
だからマネージャーが新しく来るのは有難かった。
今回はしっかりしたマネージャーが来てくれると助かるな
駿 「気を付けー、礼」
皆 「よろしくお願いします!」
監督 「はい、よろしくお願いします、えー、皆さん聞いてるかと思いますが、今回新しくマネージャーが来てくれました、じゃあ自己紹介よろしく」
「はい」
俺はその女の子 を見た瞬間、心臓が嫌な音を立てた
なんで嫌な音を立てたのかは確実にはわからない
ただ、俺の直感が間違っていなければ…
この子はもう…
そんな彼女と出会った日。
あの暑い夏の雲ひとつない空の日に
俺と君との
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はいっいかがだったでしょうか!
この物語は自分で作って、やがて本にしようと思ってる作品です!
まだ作ってる途中だし、下手なので言葉があやふやになっていたりしてる所がいくつかあると思いますが、暖かい目で見てくれると有難いです!
そして、この作品は何年かかけて完結となると思います
時間はかかりますが、見てくれる方がいると幸いです!!
最近この作品を書いてて他の連載に手付けられなくてごめんなさい、これからはちゃんと連載の方も続けていきます!
ではっ!ばいかざ!
コメント
2件
めっちゃいーやん!