この作品はいかがでしたか?
325
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〜教訓,一途,ただ一人を愛する〜
⚠︎本人とは全く別です⚠︎
あと、ころころ話変わるけどごめんw
____⟵これが話が変わる時の合図(で・ω・す)
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あの日から幾度となく月日がたった
「今年も無花果の時期か..」
この花を見る度に思い出す
「がっくん..」
いつも思うな。どうしてチューリップや向日葵じゃなくて無花果なんだろう。って。
でもそれもいいな。って今では思う。
「がっくんに伝えたかったな。」
今では、沢山の友達はできたんだ。
不破くんや甲斐田くん、加賀美社長..
他にも葛葉くんや叶くん
そんな友達ができたんだ。
今日もいつもと同じようにがくくんが埋められたお墓に手を合わせる。____
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__「苦しいよ…..もう….」
今あの世えいったであろうがっくんを見る。
最期まで笑うなんて..
あぁ…どうして好きになっちゃったんだろう…
好きにならなかったら….
僕は逃げた。
耐えれなくなって…..逃げ出した。
「ッはぁッはッ……」
途方もなく走り、疲れ、ある街にたどり着いた
そこはあの田舎とは全く違って夜も沢山の光に包まれている。
「ここ…..」
どこか分からないところに来てしまった。と
怖くなる。
気を抜いた矢先に知らないおじさんが声をかけてきた。
〔キミ学生だよね。夜にこんなところうろついてていいの?〕
「あ、すみません..ここ何処なのか分からなくなってしまって..」
〔へぇ〜じゃぁおじさんが案内しよっか。〕
「はい!お願いします!」
知らないフリして気づいてた。
これからどうなるのか。
でもがっくんがいなくなって、ぽっかり空いてしまったこの穴を塞いで欲しい。
誰でもいいから僕を助けて…..
〔わかっててついてきたんでしょ?〕
ここは路地裏。今から何が起こるかは想像出来る。でも誰でもいいから早く埋めてほしい。
「え?何がですか?ってか案n….」
〔なぁにいってんの?する訳ないじゃん?〕
〔よくひっかかってくれたねw馬鹿めw〕
なんとでも言え。
僕はどうでもいいんだから。
ゆっくりと目を瞑る。
〔あれ、抵抗しないんだ。じゃぁ〜やっty..〕
言葉が止まってから何も起きない。
僕は恐る恐る目を開けた
すると..
[大丈夫お兄さん?]
誰だろ…すごく綺麗な人..これを”ホスト”って言うのかな?
[危なかったすね〜ふぅ〜]
軽いのか真剣なのか..
「あ、、ありがとうございます…」
お礼だけ言って走りさろうとした..そしたら
〈あ、NINE(ナイン)交換しません?〉
まぁ助けて貰ったお礼か..
「どうぞ。」
初めての友達…不破くん。ホストをやってるらしいんだ。
____逃げて空いた穴を埋めて欲しくて誰かに縋っても助けてくれない。
「自分で生きていけ….って…ことか..」
燻んだ日々を丁寧に…..
飾った花は直ぐに枯れてく….
________そして..最後に触れたがっくんの手にはまだ少し温かみがあった。____
半径八十五分の世界に囚われた儘。
もう生きたがっくんには触れられない。
ずっと____
ずっと…
このまま…
一生。
コメント
13件
最高。これしか出てこない。続き気になるなぁ!