偽りの恋
麗side
蓮「大好き!」
麗「私も大好き!」
って言ってるけど
蓮君好きじゃないんでしょ
私のこと
蓮「俺さ 行きたいところあるんだけど」
麗「いいよ どこ?」
蓮「写真スポット」
麗「いいね! 早くいこう」
写真スポットっていっても私映らないで撮るだけだよね
蓮side
私も!って思ってないでしょ
顔笑ってねえよ
早く別れたいんだけど
まあ今日で別れるけど
麗side
蓮「めっちゃ綺麗だね!」
麗「うん 早く写真撮ろう」
蓮「Ok」
カシャ
今日は二人で写るんだ
早く別れたい
蓮side
蓮「ねえ 麗」
麗「なに?」
蓮「別れよ」
なんて返してくるんだろう
これで嫌とか言ってきたら最低じゃん
麗「いいよ」
麗「私も別れたかった」
麗「蓮のこと大っ嫌い」
蓮「俺も麗のこと大っ嫌い」
よし終わったこれで
二年後
麗side
新しい彼氏ができた
だけどなぜか蓮が思い浮かぶ
あんなにあの人のこと嫌いだったのに
彼「どうした?」
麗「ううん 何でもない」
今の彼氏はめちゃくちゃ優しい
彼「蓮のこと?」
麗「なんでわかるの?」
蓮side
俺はあのあと麗を忘れられず
また麗と付き合った
麗は俺とまた付き合っていることに気付いてない
麗に「なんでわかるの?」
蓮「だって俺、、」
蓮「蓮だよ」
麗side
えっ
今蓮だよって言ったよね
本当に?
あの?
麗「本当に?」
蓮「本当」
蓮「あのときはごめん」
蓮「麗のこと忘れられなかったんだ」
もしかして蓮
不器用すぎて顔が笑ってなかっただけで
本当は私のこと大好きだったのかな
そしたらなんで振ったんだろう
蓮「麗のこと本当に大好きなんだよ」
麗「じゃあ何で振ったの?」
蓮「麗の顔が笑ってなかったから」
蓮「俺のこと嫌いなのかもって思って」
麗「嫌いだったよ 笑ってくれないもん」
麗「だけど今気づいた 不器用すぎただけなんだね」
蓮「もう一回言うね」
蓮「俺と付き合ってください」
麗「喜んで」
蓮side
引っかかった
麗のことなんて大嫌いだよ