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🌊視点



ピンポーン そんな音が鳴り響く 。 はーい そう言おうとした時 ピンポンピンポン そう一気に聞こえてくる いやもうチャイムより連打してる音の方が聞こえるんじゃけど 。 急いで玄関に向かい ドアをあける 。


「 やっほ 〜 シードちゃん ♪  」


右手を軽くあげて  よっ、と挨拶をしてくる 。


「 うっさいんじゃけど … 」


なんでこんなことに 、





カタカタと鳴るキーボードの音や編集の音 それだけが響く discordに 突然声を出すヤツがいた


「  …  ねぇ シードちゃん 暇 〜  」


そうdiscordから聞こえてくる男の割には元気な声 少しゆったりとした口調で甘えるように 喋りかけてくるのは そう “りぃちょ” 一応先輩じゃけど 、 まぁ … うん 。 ほとんど同レベじゃろ 。


「 …  今編集しとるけ 、 知らん  」


集中 めっちゃしとるから なんか言っとるけど集中を切らされたくない 。 このdiscordには ニキもおるし しろせんせーもおる 。 そいつらに構ってもらえ 。だなんて思っていると


「 え 〜 シードちゃん ケチ 〜  」


「 りぃちょ … シード集中してんで  」


りぃちょが駄々をこねようとするのを遮ったのは しろせんせー さすがツッコミの元祖 まとも気取ってるだけ あるわ 。


「  そーだそーだ ! うちのシードは 編集してるんだよ ! 」


野次を飛ばすかのように 声を上げるのは プロデューサー … ニキだ 。 プロデューサー目線 ? だいぶ親目線な言い方じゃけど 。 しかもこいつのじゃないし 。そう考えながらも編集の手はとめずに パソコンを打ち続ける 。 その間もコイツらは ワーワーと喚いてる 。 … あぁ 俺が悪かった こんなとこで編集する俺が 。





「 あ゛ 〜〜  俺もう 編集やめる ! 疲れた ! 」


椅子に座ったまま机の足を軽く蹴り 机から離れる 。 腕を上にのばし 軽く伸びをしながら 言う 。 しろせんせーは お疲れ様 って言ってくれたけど ニキは やめるなよ と言いたげな雰囲気だ 。 まぁそんなん 俺に関係ないけ いいけど 。 そう思いながらスマホをいじる 。 なんとなくカレンダーを開くと 、


「 … あ 、明日明後日 休日か  」


そうつぶやく 。 動画撮影もなく配信する予定もない 。 もちろん他の奴らもおなじ 。 やっとの休みに 少し安堵の息が漏れる 。


「 そうですよ シードちゃ〜ん ! それでシードちゃんへ朗報 !」


…なんか嫌な予感 。


「 聞きたくないんじゃけど 一応 最初の1文字だけ教えて 」


「 一文字で一体何がわかんねん www 」


俺が適当に喋った発言に ケラケラと笑いながら そう軽くツッコんで来る 、軽く笑ってると


「 いやね 、 せっかく休みだし 広島 行こっかなって ! 」


そう明るい声でりぃちょは言ってくる。いや、は?何言ってんのこいつ東京から広島??しかもくんのこいつかよ 。 ニキもしろせんせーもまじかって反応してるし知らんかったんかよ 。


「 りぃちょまじ ? ww 行動力とかあったんだ 。 てか泊まるとことかホテルとってんの ?  」


少しの間があってから 、 笑いながら ニキはりぃちょに質問をする 。


「 もちろん 俺だよ !? とってるわけないじゃんね だからシードちゃん泊めて ! 」


当たり前といった態度で頼んでくる 。 人に物を頼む態度じゃないんじゃけど ?? 今すぐにでも謝らせたいのをグッと堪えて


「 いきなりすぎるんじゃけど 、 俺ん家宿泊施設ちゃうぞ 」


そう言うと まぁまぁ といいたげな態度で りぃちょくんは 話しかけてくる 。


「 いいじゃん ! じゃあそういうことだから 、 朝早くに出なきゃだし 寝るね 〜 」


「 ちょまッ … 」


ピロン ♪ そんな音が聞こえる 。 こいつ人の意見も聞かずに ガチで抜けたぞ 。 終わってんじゃけど !


「 アイツエグイなぁ … www シードどんまい 」


そう声をかけてくるしろせんせー 、 そんなの言うくらいなら助けろよ 。 そう思いながら 俺も眠いから寝る そう言って discordをぬけた 。



… で 、 そう 結局来たんじゃガチで 。 舐めとるじゃろ俺のこと !! 早く入れろといいたげな目で見てくるし なんじゃこいつ 目潰すぞ 。


「 ねぇシードちゃん 、 寒いからさ 入れて ? 」


にっこりとした笑顔でそう言ってくる 。コイツ シバくぞ 。


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