「 ……は? 」
───…和泉翠斗、絶賛困惑中です。
屋上から飛び降りようとしたら、先輩?がいて、言うこと聞いてくれ…、そう言われました。
「 そりゃあ、急に言われたらびっくりするよね〜!ごめんね? 」
そういうと、悪びれもせずに謝罪してきた。
「 あ、はい…、大丈夫ですよ? 」
「 タメ口でいいってば!私、一木立花。よろしくね〜! 」
一木立花、そう名乗る先輩は“自分らしく”いることができているように見えて、ほんの少しだけ、憎らしかった。
「 …和泉、翠斗です。 」
「 そういえば、いずみんはどうして屋上来たの?なんか、訳アリって感じ? 」
この人、出会って間も無いよね?え…、気のせいかな…?あだ名つけられたし…。
「 特に深い理由は無いですよ。どうして、そう思ったんですか…? 」
僕は、その場をはぐらかすように嘘をついた。
「 え、私の気のせいだった?ごめん! 」
「 あ、いや、こちらこそ…。 」
気まずい…、僕はそう思い、屋上を後にした。
立花side.
( あの子、やっぱなんか隠してる…? )
いずみん(和泉くん)が、教室に戻った?後、心の中でそう考えた。
雰囲気としては、一個下の後輩で、屋上に来ることはないような優等生って感じ。
だけども、笑ってなかったし、虚ろな目をしていた。
「 あの子、悩みでもあるのかな…? 」
私は、誰もいない屋上で、1人でそう考えていた。
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