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昔、街中を歩いてた時、今まで見た事ないくらい美しい人を見た。
背が高くて、細くて、金髪の長いクルクルした髪の毛…あれは縦ロールって言うのか?
俺はあの人に一目惚れした。同性愛しか認められてないのは分かってる。けど好きになったから仕方ないだろう。
顔は覚えてないし、話したこともないし…だから、見つけられるかは俺次第。今でもずーっと探してる。
…でも最近キララに緊張するようになってきた。会えないと言われれば悲しくなるし、突然家に押しかけられても嫌な気はしないし…
これって……浮気…!?
僕は最近、猛烈にアタックしている。小さい頃の初恋相手に。ほんとに同じ人かは分からないけど、もし違ってても彼がいい。だから男として、彼に会うことにした。前からなりたかったし、見た目だけでもって思ってね。けど振り向いてくれる感じ全くなし。それに最近冷たいし…なんなら初恋相手を今でも探しているそうで……でもきっと、その人よりも僕の方が良いよ。誰かは分からないけど…
あぁ、君とまた会えて、友達として過ごせていてとても幸せだよ。それ以上になれたらいいと思ってはいるけど…でも叶わなくていいやと思えるくらい、今が1番幸せだよ。
わたし、男の子だけど女の子が好きなの。
元々、可愛いものが大好きでね。でもお母さんはフリフリのスカートだってワンピースだってお前は男だから似合わないって…でもこんなに可愛いわたしが着てくれないなんて、お洋服たちが可哀想だと思わない?
要するに、可愛いわたしが好きなのよ。可愛いには可愛いを合わせたいでしょう?だから女の子が好きなの〜!
…ちょっと待って、なにあの子!可愛い…可愛い!!名前は…たくろー?男の子だったのね…でも……可愛いわ!いいわよ、一生わたしの隣に居させてやるんだからね…!ふいっ!
また同じ日常を繰り返す。相変わらずキララとまいご兄さんは両片思い…ホタルちゃんの熱い視線にバテてるオレ……はぁ、手っ取り早く付き合うべきなのは承知。だが私の人生において彼女が1番可哀想な存在になるのは嫌。1番の被害者はオレで良い。可哀想なオレと、そんなこと知らず元気に暮らすあの子。そういう関係が良い。
……って、そのうち伝えてみるかなぁ…今回は…まだいっか……