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・曲パロ(告/白)
・もはや名前お借りしてるだけ
・全体的に支離滅裂
・口調、キャラ崩壊
・行間多め
・二つの時系列を交互に行き来
・場面、時系列が切り替わる際の表記なし
(↑〇〇 side など)
・捏造100%
・rtの登場が少ない、全部tt視点
・内容が伝わりやすい
・少なくとも”完全”ハッピーではない(当社比)
・それっぽい描写あり
・↑本編終了後の補足ではっきりとした明言
以上の要素が平気の方のみどうぞ。
花は苦手だ。否、はっきり言えば嫌いだった。
どれだけ綺麗に伸びてほしいと祈りのような願いを込めて育てても、不意に降る過剰なまでの雨にやられて死んでしまうから。
それと同じで、同期である君に恋をする自分も、どこか嫌いだった。
同じ熱量の、求められた分だけの友愛しか返すことが出来なくて。どれだけ我儘にならないようにとはかっても俺と同じ気持ちだったらいいのになんて傲慢な心が漏れ出して、君を呪おうとしてしまう。
過剰な愛という水が、君という美しい花を枯らそうとしているのに気づいてそれが嫌だった。
いつまでも実らない恋心を抱えたまま君の隣に笑っていられるほど俺は器用じゃなかった。
でも抑えずにはいられないから、そんな俺は自分をも濡らさんとする俺の水を止めてくれる傘を探してもがいて、結局自分自身という屋根で雨宿りをするしか無かった。
恋心に痛む胸も、言動一つで弾む息も、一つ残らず君のせいだ。
この気持ちが叶わないならと、リト君の幸福だけ願う。でもだからこそ、いつか最期は来る。
恨んで、苦手だったはずの花。花弁が肉厚で嫌いというはっきりした理由があるチューリップでさえ、最近は愛おしく思えるようになってしまった。そう想うのもきっと、君のせいだ。
花を抱えて歩く度に、柔らかい草を踏んでいるはずなのに足裏に痛みが走った。じくじくとした、胸の内にも似ている痛み。
それでも歩いていこうと思った。きっとまだ痛くなる。けれど歩みを止めたくなかった。
君は、心優しすぎる君には似合わない何かを抱えて、背負って生きている。
そう言えば、君は知ってる、と。そう返して笑った。本当に太陽みたいに眩しかった。
それに対して俺は意地汚くて、それでいて臆病で。君の隣にふさわしい人間じゃないことなんて分かっていた。
俺はいつから間違っていたんだろうかと考えてしまう。ヒーローになった時からか、あるいは呪いを受けてしまった時からか。
それか、最初から親友止まりだという外れくじを引いていたんだろうか。
そんな俺が人を、ましてや君を救けたいと考えたことが愚かだったんだろうか。
ずっと渦巻く疑問を、誰かに…あわよくば君に答えてほしかった。
こんなにも辛いなら最初から知らなきゃよかった。
この気持ちも記憶も全部、いっそ捨てられたのならどんなによかっただろうか。
それでも。それでも、結局は思ってしまう。
俺は、君に出会えてよかった。
懲りずにまた、記憶にある限りの君に縋ってしまう。
別れに痛んだ胸も、全部を理解した時に出た弾んだ息も、一つ残らず君のせいだ。
君の幸福を願うくせに、諦めきれずに自分の幸福も願った。だからこそ最期が来たのだろうか。
抱えたチューリップの花束も、その中に一本だけあるリト君みたいな向日葵も。恨むほど苦手だったのに少しは愛おしいと。そう想うのは君のせいだ。
こんなところにまで持ってくるようになってしまった。リト君がゲームで家の周りを囲うように植えていたから?それとも花が似合うくらい繊細で優しすぎるから?理由はよくわからないけれど。
踏み出すほどに痛みが増しても歩いていこうと思った。
弱くてごめん、と子供みたいに泣きながら謝る俺の頬を拭って、君は言った。
「すきだ」と。自分はそれどころじゃないくせに。「ずるくてごめん」とも言った。
ダメ押しみたいに「こんな俺のこと、たまにはちょっと想い出して」と言って、遠いところに行ってしまった君に叫んだ。
「俺のこと、忘れないでいてほしい」「想い出してほしい」って、最後の我儘を。本当の胸の内はどうしてか明かせなかったけれど。
君の耳に届いたかは分からなかった。
別れ道に立ったとわかったのに、それでも幸せを願ってしまう。君の分も、自分の分も。
かさりと花束を置いて、宇佐美と、そう達筆に文字が彫られた大きな艶がある石に背中を預けた。
風が吹いて、思わず目を閉じる。そのまま石を手袋越しにさらりと撫でた。
ごめんね、待たせて。やっと言えるよ。
___俺も、君が好き。大好きだ。
花束に一本だけ混ざった大きな黄色が、太陽の光を受けて輝いた気がした。
END.
補足
ttはrtへ、叶わないと分かっていながらも恋心を抱いていた。なんとかバレないように過ごしていても、rtの言動一つ一つに胸が痛んで息が弾んでしまう。それにttはいつもrt君のせいだと心の中で責任転嫁していた。
そんな中、とある二人の合同任務でrtが生死不明の重体になってしまう。救急車では間に合わないほどだ。
ttが駆けつけたころにはrtの意識はもう消えかけで、それを見たttは嫌だという気持ちを抑えながら「弱くてごめん」と泣きながら謝った。自分がもっと強ければこんなことにはならなかったのかもしれないと。
それを聞いて、rtはその言葉には応えずにttに「すきだ」と告げた。ずっと、ttと同じで言うことが出来なかった言葉を最期に。「もう死ぬのにな。ずるくてごめん」と笑う。
もう時間がないと感じ取って、最期の力を振り絞ってttの手を取ったrtは「こんな俺のこと、たまにはちょっと想い出して」と言った後にゆるゆると目を閉じていく。
ttの「俺のこと、忘れないでほしい」「想い出してほしい」という悲痛な叫びのような言葉をかろうじて聞き取りながら。
この時点から、ttとrtは生と死という明確な別れ道に立った。
それから何年も経って、それでもttは二人分の幸せを願いながら嫌いだったはずのチューリップと、rtを思わせる向日葵が一本だけ入った花束を持ってrtが眠っている墓を訪れた。
そこでttはあの時最期に面と向かって言えなかった、rtへの気持ちを吐露する。
本人に届いたかどうかは定かではないが、二人の想いが長い年月を経てようやく結ばれたのは事実だった。
どうも作者です。
衝動書きです、はい
それ故に支離滅裂なところが多々なのが申し訳ない…
完全ハピエン厨なので書くの苦労しました
それにしては上手く出来たのではと思っており
それでも解釈不一致!!とはなる場合もあるはずなので
温かい目で見てください
今後もゆるく急にぽんと投稿するので
お付き合いしてくだされば幸いです
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とずり阿