テラーノベル
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不破さんは病院に運ばれた。
何とか一命を取り留めたと聞いて僕は膝から崩れ落ちた。
ずっと心臓がバクバクして、破裂してしまいそうだった。
看護師「ーーーーです」
hr「ありがとうございます…」
今から不破さんに会いに行く。
正直、凄く不安。
どんな姿で横たわっているのかも分からない。
そんな中、病室に入る。
余りにも静かな病室に足音が響く。
ベッドにはまるで寝ているような不破さんが居た。
目を閉じて静かに息をする。
生きているだけで嬉しい。
その反面、このまま寝たきりだったらどうしようと思ってしまう。
hr「……」
包帯を手で優しく撫でる。
痛がりもせず、ただずっと無表情でいる。
hr「痛かったですよね。僕が…こんなんだから…こんな目に… 」
少し冷たくて、動かない頬に手を当てる。
hr「起きてよ…」
返ってくるはずの無い声を求める。
漫画とか、アニメなら声は返ってくるんだろうな。
そんなことも無く、声は返ってこない。
そんなのお構い無しにずっと頬を撫でる。
hr「不破さんがいない世界なんて…意味ないよ…」
独り言のように呟くと、どうしても涙が出てしまう。
hr「不破さんなら生きててくれますよね…?」
不破さんは僕を置いて行ったりしない。
だからきっと目を覚ましてくれるはずなんだ
このままだなんて有り得ない。
hr「今日は一旦帰りますね。」
家に帰っても、何もやる気が起きなかった。
部屋の片付けも、中途半端な研究も、配信も
全部全部やる気になれなかった。
僕は何をすればいいだろう。
そうだ。僕は研究者なんだ。
不破さんを治せる薬を作れるかもしれない。
治るか治らないかなんて関係ない。
そう思ったらいてもたっても居られなくなった。
hr「できた…」
この薬で不破さんが起きてくれるかどうかは分からない。
もはや起きてくれる可能性なんてゼロに近いだろう。
それでも、やってみる価値はある。
早く病院へ行こう。
hr「不破さん。薬を作ってきました。」
hr「安全なので安心してくださいね。 」
数滴飲ませてみる。
hr「不破…さん…?」
fw「…….」
hr「おきないかぁ…笑」
hr「そりゃそうですよね…無理に決まってますよねッ…泣」
こんなこと分かってたのにやっぱり、現実になると悲しいな。
hr「不破さんッ…ごめんなさい…泣」
fw「…..何が…笑?」
hr「…え…?」
聞き間違えるはずなんてない。
なのに声が聞こえる。
顔を上げると、優しく微笑んだ不破さんが居た。
hr「不破さんッ!!!」
思い切り抱きついた。
fw「…甘えん坊かぁ?」
fw「可愛ええなぁ…笑」
まるで、いつものように聞いていた言葉がこんなにも嬉しいだなんて。
hr「もう不安にさせないでくださいね…? 」
fw「うん…もう大丈夫やで 。 」
ずっと抱き締めあった。
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ボツです😢雑に終わりました
すみません😢
テストは無事に全部終わり、ケータイ没収も回避です!
ちょこちょこ投稿再開します!
コメント
4件
テストお疲れ様でしたー!!作品また見れるの嬉しいです!!!
テストお疲れ様でした!✨ お互い終わって良かったですほんと😭 とはいえ作品が素晴らしすぎて怖い…甲斐田の研究職がこんな場面で活かされてほんとにかっこいい…🥲💕無意味かもしれなくても挑むの惚れた…起きたあとのふわっちもカッコイイし…最高でした😭❤️🔥