昔は愛されていると思ってた
☕️「お兄ちゃん!見て!これお母さん達!描いたの!」
🎈「上手だね。壁に飾るかい?」
☕️「うん!」
俺が小学一年生の頃
兄は小6、中1、中2の3人だった
小学5年生の夏、親は事故で亡くなった
そこから兄達は狂っていった
高校生の兄の誰かに『夜、準備しておけ』と言われると、『今日の夜性行為をするから慣らしておけ』という意味だった
1週間に二三回ほど言われる日は地獄だった
小学5年生の11歳という若さで処女を失った。
兄達は大嫌いだ。
高校生になったら寮がある高校に入学するとずっと願っていた
夢は叶った
やっと、この地獄から開放される
そう思うと涙が溢れた
入学式の日、寮に持っていく荷物を詰めたキャリーバックを持って、玄関に行った
☕️「さようなら。地獄の家」
そう呟くと
⭐️「何処に行くんだ」
21歳の三男が俺に話しかけた
☕️「高校の寮に向かうんです。寮がある高校に入学したので。それでは」
そう言って俺は家を出た
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝20
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冬弥くーん…