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からぴち初!体育祭の物語ってなんかいいっすね!なんか読んでるだけで体感温度下がりました!
す ぅ 、 す き 、 な ん だ ろ 、 片 思 い 系 す き 、 両 片 思 い で し た み た い な 展 開 あ り そ う 、 、 色 々 考 え ら れ て 面 白 ぃ .ᐟ
虹桃 krpt
🍗🍫 要素あり、??
学パロです
、、、
太陽に照らされたグラウンド
、
色んな団の応援の声が響く中
桃団は皆で集まっていた。
…
jp「団対抗リレーも、桃団勝つぞーっ!!」
「「おーっ、!!」」
、
体育祭もそろそろ終盤
得点板を覗くと、桃団には現在2位のマークがついている。
et( …あとちょっとで、優勝、… )
、
乱れてきた髪を
結び直しながら
団席に座っていると
…
少し遠くから
彼の大きな声が聞こえてきた
ya「えとさーん、!!リレーもう始まるって!」
et「うゎ、っ…?、! びっくりしたぁ、…」
、
大きい彼の声のせいで
一斉に此方へ集まる視線
途端に顔が熱くなる
…
et( やば、恥ずいんだけど、?!)
それを隠すように
急いで髪を結んでは
立ち上がって
、
彼に駆け寄った。
et「よし、っ… 行こっか、!!」
ya「ん、!」
…
私には、最近気になる人がいる。
、
勿論まだ、誰にも言ってない。
告白、とか…する気もない。
…
こうして、隣に並んで
歩くだけで
、
十分幸せだから
et「…ふふ、」
ya「 どうしたの? 」
et「 なんでもなーい 、笑 」
、
きょとん、とする彼を横目に
リレーの位置まで来ては彼に手を振った。
、
et「私30走目だからこっち。」
ya「あぁ、そっか…」
、
私は30走目。
そして彼は
31走目。
…
わざと交代してもらった
、
なんて言えない
ya「 じゃ、バトン待ってるから、笑 」
、
彼はそう言って
微笑むと
名残惜しそうに
スタートの位置へ走って行った。
…
et ( …行っちゃったなぁ、)
、
しばらく背中を眺めていると
…
ふと、2人の友達に、声を掛けられる。
na「えとさーん、っ!」
rn「何処見てるんですかー?」
et「んわ、っ…」
、
ば、ばれて…ない、よね?、!
na「そろそろ並びましょ、!!」
rn「るな緊張してきましたぁ…」
、
どうやら
彼を見ていたことは
ばれてないようで
何時も通りの二人に安心しつつ
、
並びに行く
…
et「大丈夫だよ、!!頑張ろ!」
na「そうですよ!それに、桃団は速い人多いですし、!!」
rn「…! 確かにー!!」
、
3人でお互いに
励まし合っていれば
…
一走目の人達が
一斉にスタートした。
et「頑張れー!!!」
na「桃団いけー、っ!!」
rn「1人抜きましたよ!!」
、
次々に交代していく走者を
応援しながら眺めていると
、
もう自分の番が
…
na「えとさん頑張ってください!!」
rn「ふぁいとです、っ!」
et「ん、笑 行ってきます!!」
、
ラインに並んでは
後ろを向いて自分の団の人を
確認する
、
よし、っ!!
バトンを受け取って
きちんと持ち替えては
、
全速力で走り出した
!!
jp「えとさん頑張れー!!」
ur「あとちょっとーっ!!」
…
et「…!!」
夢中で走っては
やっと彼が見えてくる
、
et( …よし、あとすこ… )
?、!
et「きゃ、っ…」
、
バランスを崩しては
そのまま身体が地面に倒れる
、
接戦だった他の団には
あっという間に抜かれてしまった
et「…ッ、」
今、確かに足を引っ掛けられたような…
…というか、!走ら、なきゃ…
.
バトンをもう一度握り締めて
立ち上がろうとしたが
、
足が痛すぎて立てそうにもない
…
et「 …ぅ、っ 」
どう、しよ
…
わたしの、せいで
…
周りが騒つく中
、
すわったままひとりで
泣き出しそうになってた時
…
彼の、声が聞こえた
ya「えとさんっ!!!」
et「へ、ぁ っ … 」
、
呼ばれた方を向くと
何故か
、
バトンを渡す位置から
此方へ向かって
走ってくる
彼の姿が
…
逆走だ、と皆が更に騒ぎだした
et「ゆあん、っ裙…!」
、
目の前まで走ってきた彼に
力を振り絞って
手を向ける
…
弱々しい私の手には
しっかりと桃色のバトンが握られていた
、
ya「…!!」
ya「…任せて、。」
、
私の手から優しくバトンを
受け取った彼は
くるりと後ろを向いて
走り出す
、
どんどん、離れて小さくなっていった。
…
、
ただ
彼の背中を見詰める
…
さっきの顔と声が
忘れられない
、
et「…ッ、がんばれーっ、!!」
、
思い切り大声で
叫んでは
座ったまま
痛む足を抱えた
、
na「大丈夫ですか、!」
rn「医務室行きましょ、!」
…
慌てて来てくれた2人に
支えてもらいながら立ち上がる
、
et「いっ、ッたぁ~…」
2人の肩を借りて
医務室まで歩いている時
、
再び此方へ向かってくる
彼の姿が目に入った
。
ya「バトン、っ!!繋げて来た!!」
、
大きくがっつぽーずをしながら
嬉しそうに駆け寄る彼
…
et「…あり、がと」
、
かっこ、よすぎる
…
ハイタッチしようと
腕を伸ばすと
その手を掴まれたまま
両手で身体を抱き上げられた。
、
ya「あれ、医務室ってどっちだっけ、?」
et「んゎ、っ ?、!」
et「も、持たなくても…っ」
、
彼の両腕の上で
落ちそうになり
思わず彼に抱き着く
、
下ろして!と叫んでも
全く下ろしてくれない。
、
そんな中、るなが
医務室の方を指差して
口を開いた
rn「 あっちです、医務室!!」
na「 ゆあん裙 お願いしますね~ 」
、
2人のにやにやした視線が痛い
…
私を抱き上げたまま
走る彼
、
顔が近すぎて、なんかもう熱い
!!
ya「 えとさん、?大丈夫? 」
et「 大丈夫、っ です,.. 」
ya「どうしたの、笑」
et「 ~ッ、 なんでもない、っ!!」
、
かっこいい
、
わたしだけのヒーロー
…
この時間が
ずーっと続けばいいのに
、
~
…
na「えとさん!大丈夫でした、っ?」
et「あ、みんな!! 笑」
、
しばらくして
医務室にたくさんの友達が
入ってくる
…
じゃっぴに、のあさんに…たっつんに…
いつのまにか、
桃団の三年は
全員集合していた。
、
et「…大丈夫、笑 有難!」
jp「心配したぁ、…」
et「じゃっぴ焦りすぎ、笑」
ur「本当に皆心配してたからね?!」
et「、有難うってばー笑」
…
途端に騒がしくなる医務室
、
でも
この雰囲気が
大好きだった
…
et「そういえば、いまお弁当の時間、?」
et「みんな食べてきなよ、っ!」
、
ya「 …えとさんが居ないと、嫌だ、」
et「んぇ、っ…」
、
jp「よし、皆ここにお弁当持ってこよ、!!」
「「 さんせー!! 」」
…
et「んん、でも…」
、
迷惑かけたくなくて
戸惑っていた私に
、
みんなが口を開いた
…
「「 えとさんが居ないと始まらないです! 」」
、
et「…ありが、とう、笑」
私の目からは
一粒の涙が
こぼれ落ちていた
、
jp「よっしゃー!行くぞー!!」
rn「すぐ取ってきます!!」
et「ん、待ってる!!」
…
ya「えとさんの分も持ってくるから、。」
et「、笑」
“ ありがとう ” 、っ!!
、
お昼休憩中の医務室では
最後の最後まで
楽しそうな声が
響いていた
、
…
体育祭終わってから
、
書きたいなって思ってたやつ
、
からぴち初じゃない?、!
…