コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
廃ビル4階。 風磨。
「、、、、」、、未來さん、、コイツは今もう敵だ、、色々聞きたい事はあるけど取り敢えず、、「殺す、、」「小我太さんを傷つけたのは一冴なんだけどな、、まぁ、いいや」「墻音、お前は遠距離で弾をガンガン撃て」「ハイ、、わかりました」「、、未來さん、、アンタは何者なんですか、、」俺は目を細めて未來さんにそう聞いた。「、、自分の欲に素直な、、黒い鬼さ」
ーーーーーーー
廃ビル4階。 千鶴。
「待てぇ!!小我太先輩を返せ!!」俺は梵を追いかけ続けた。「、、体力馬鹿な男、、大丈夫!!小我太はまだ殺さないから!!」そういうと次の瞬間梵は、、「、、!?消えた!?」辺りを見渡しても2人の姿はなかった。「、、っ、、クソッ!!!!」
ーーーーーーー
廃ビル4階。 風磨。
「ラァァ!!」ドガァン!!「ハハッww弱い拳だなぁ!!」「、、!?ガバッ!!」未來さんは俺の鳩尾を膝で蹴った。「、、っ、、」コイツはなんだ、、何で、、お前は、、こっち(風磨)側じゃないのか、、!!するとパァン!!!!「、、!?」「、、っ、、おぉ、、いい弾、、でも当てなきゃ意味ないや」「、、っ、、クソッ」墻音は顔を顰(しか)めた。「、、君確か狂唖さんの弟子だよね、、」「、、お前、、もしかして狂唖のこと諦められなくて生き返ったのか、、??」俺はそうクスッと笑った。「、、狂唖さんは好きだよ??風磨、、狂唖さんの外種能魔を知ってるか??」「、、??」能魔、、??確か遊馬さんに効くなって言われてたんだっけ、、「その顔、、知らないんだね〜、素晴らしい能魔だよ!!ずっと探してた、、口から手が出るほど欲しかった、、その能魔は今梵が持ってるんだけど〜、、それを僕がもらう代わりに梵に協力してるんだ」「、、その能魔の為なら小我太を殴ったのかよ、、」「殴ったのは一冴だけど」「、、その能魔の為なら、、俺を殺すのか、、」「、、、、」すると未來さんはニッコリと笑った。「当たり前だろ、無力な猿が」「、、、、」、、は??「僕がお前を育てたのはただお前を憐れんだだけだよ、、興味なんてない」「、、!?」ドガァン!!「、、!?風磨さん!!」未來さんは俺の頬を強く殴り、俺は遠くへ吹き飛んだ。、、何だこの気持ちは、、腹の中がぐるぐるする、、吐き気がする、、俺は、、「、、、、」、、こんな奴に育てられたのか、、「じゃ!!そろそろ帰るわ!!狂唖さんにはまた今度会おうかな!!」「、、!?待て!!」墻音が未來を追おうとすると、未來の姿は忽然と消えた。
ーーーーーーー
墻音。
「、、!!」消えた、、何だあの男、、アイツが未來永劫か、、「、、風磨さん、大丈夫ですか??」俺は風磨さんに近づいた。「担いで千鶴さんの元まで運びます」「、、す、、」「、、??風磨さん??」プシャァ!!!! 「、、!?」へ、、血、、??肩が、、出血して、、「、、!?ガハッ!!」「殺してやる!!クソジジイがぁ!!!!」「、、!?」、、コレは、、もしかして暴走、、嘘、、風磨さんの目は異常に血走っており、赤く変色していた。「、、っ、、!!ラァァ!!」「、、!?ガハッ!!!!」肩が痛い、、風磨さんは悪魔なんだ、、「、、っ、、痛っ、、!!」、、勝てるわけないだろ、、!!「、、風磨さん!!いい加減にしろ!!正気になれ!!」俺は風磨さんに弾丸を一発撃った。「、、!?」当たったのに、、ビクともしねぇ、、!!すると「、、!?痛っ!?」肩が、、「、、っ、、プハッ!!」血が、、グラグラする、、。俺は膝を落とした。「ハァ、ハァ、、!!」、、何で、、この人(風磨)はここまで、、すると次の瞬間。グシャァ!!!!「、、!?え」「、、っ、、」大きな斧が風磨さん目掛けて投げられてきた。「、、き、、狂唖さん、、」「、、、、」風磨さんは倒れ、意識が朦朧としていた。
ーーーーーーー
風磨。
「、、何、、やってんの、、」、、狂唖の声と匂いがする、、頭が痛い、、「、、墻音がいつまで経っても帰ってこないと思ったら、、」倒れてる俺の上に馬乗りになった。「、、っ、、!!」すると狂唖は俺の頬を一発強く殴った。すると朦朧としていた意識が徐々に回復していた。「、、き、、狂唖、、」「ふざけんなぁ!!!!何回だ!!何回お前は俺の大切な物を傷付ければ気が済む!!部活も!!梵も!!小我太も、墻音も!!全部!!全部!!」狂唖は俺の顔を殴り続けた。全部俺が悪い、、それはわかってる、、全部弱い俺の所為、、しかし俺はなぜか腹が立っていた。狂唖の手を掴み、殴るのをやめさせた。「、、お前にはわかんねぇだろ、、」「、、??」俺の問いに狂唖の手は止まった。「、、ずっと信じ続けた人だぞ、、そんな奴に、、俺は、、」「、、、、」「、、っ、、!!お前にはわかんねぇだろ!!!!能魔も!!知能も戦闘能力も容姿にも恵まれたお前に!!!!大切な人から裏切られる気持ちがぁ!!!!」「ふざけんなぁ!!!!」「、、!?」「お前も全部持ってるじゃん!!能魔も!!知能も戦闘能力も容姿も!!小我太だって、、」「、、じゃ、、俺らは何でお前に負ける、、未來さんは、、何で俺よりお前を大切にする、、何でだ、、」「、、何で未來さんが出てくるの、、」「言われたんだよ、、俺みたいな無能より、お前みたいな有能が大切らしい」「、、何それ、、まさかその八つ当たりで墻音殴ったの、、」「、、、、」「、、ハハ、、弱い奴、、本当クソ無能」そう狂唖は立ち上がった。「小我太は多分組織の地下牢に捕まる、、小我太はこっちで見守る、、加四六の件もこっちで片付ける」「、、、、」「組織とお前らが分かり合えるはずない、、2度と墻音に近づくな」そう言い狂唖は俺の前から去った。