ろくでも無い男にも女にも目が無いお前。 嫌いだ
若井 「 …そろそろ真面目に授業受けてよ、迷惑なんだけど 」
髙野 「 別に受けなくても 、 … どーせ受けても頭は悪いままだし 」
放課後の屋上、 綺麗に燻んでいる君のピアスが夕焼けで照らされる。
僕は君のことが嫌いだ いっそ死んで欲しいぐらい
でも
若井 「 … 本の片付け…めんどくさいな… どうしてこんな真面目だからって理由で…
任されちゃうんだろう… 」
髙野 「 …若井。お前にも断る権利はあるよ 、 めんどくさかったらやんなくても
良いんじゃねーの? 」
こんなめんどくさい僕でも話を聞いてくれるのは君だけ、
自分だってめんどくさい奴の癖に。自分から見て面倒臭い奴には腹立っちゃうんだ
若井 「 だから… 皆んなにも僕にも迷惑かかってんだよクズ!! それぐらい分かれよ!!
分かってよ… !!!! 」
髙野 「 ぁーーもううるさいな!! 黙れよこの馬鹿真面目クソ眼鏡!!! 」
君の赤くなった拳が僕の頬に当たる 痛い 辛い 悲しい
もう僕はパニックになって、感情も頭の中も空っぽになって
君を屋上から突き落とした
若井 「 ぁ …ぇ… は ? 」
自分に戻った時、君の姿は見えない 昨日まで笑っていた君が 居ない
僕は昨日貸してあげたハンカチが落ちてるのをひたすら立ち尽くして、見ていた
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え…?これきよじゃなくてたかのん、いや…え?
誰も触れてないけど登場人物に髙野さん…
あッ死んじゃった、⁉︎