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少し遅れてすみません!
あと見てくださってありがとうございます🐯
友達に名前は絵文字のが見やすいと言われたので
今回から絵文字にします!!
Hyunjin
俺は今日ヨンボクをセフレという呪縛から
解放してあげるんだ。
…多分もう嫌われて会うこともできなくなるだろう。
俺が悪いんだから自業自得だ。
ー フィリックスとのカトク ー
🥟「今日は7時からでもいー?」
🥟「ご飯食べたいなって」
🐥「え?」
🐥「どういう風の吹き回し?笑」
🐥「全然いいよ〜!!」
🥟「このレストランきて」
レストランの位置情報を送り
カトクを閉じた。
ー PM 6:40 ー
思ったより早く着いた。
ヨンボクが来るまで待つこの時間、
緊張からソワソワしっぱなしだ。
らしくないぞファンヒョンジン。
今日はいつもと違って
髪はしっかりばちばちにセットしたし
メイクなんかもちょっとしてみた。
服も誠実そうなきっちりとした服だ。
大丈夫。言えるよ。
しばらく 言った後に
また仲良くしてもらえる方法はないのかな
なんて考えていたら
まじで天使??ってほど可愛らしいヨンボクが
急ぎながら入店した。
🐥 「うわぁ〜ヒョンジナ〜!!」
無邪気に純粋な笑顔を俺に向けながら
手を振るヨンボクを見て心臓が締め付けられた。
🐥 「もう来てたんだねー」
🐥 「こんな高いとこいいの?」
🥟 「うん全然」
🥟 「今日は特別だから」
🐥 「…特別?」
🥟 「一旦注文しよっか」
🐥 「あそうだね!」
注文を終えてから
程なくして俺が頼んだステーキやら
ヨンボクが頼んだスパゲティやらなにやらが
テーブルにずらっと並んだ。
🐥 「ちょっと頼みすぎたかね〜笑」
🥟 「ま食べれるっしょ!」
🥟 「俺の大切なヨンボガ〜」
🥟 「はーいあーん」
なにやってるんだろ
この期に及んでもこの子と
恋人みたいなことをしてみたいとか図々しい。
でも体が勝手に。
🐥「えっ//」
🐥 「いや〜でも、人いるし」
🥟 「昔はいっぱいしてたでしょ〜」
🥟 「早く!」
🐥 「う うん…」
🐥 「あーん//」
ヨンボクは多分シャイだから
こういうことをするとすぐ照れて
真っ赤になっちゃう。
そんなヨンボクが堪らなく愛おしい。
そう思うたびまた心臓が痛くなる。
こうしてしっかり対面で
話をしたのはいつぶりだろ。
あの後世間話やら他愛もないことを話しながら
有意義なひとときをすごした。
はあ。
店を出てからが俺の覚悟の見せどころだ。
今日言うんだ。
そして終わらせないと。
🥟 「ヨンボガ」
🥟 「あの公園、寄っていこ」
🐥 「おーいいね!」
ここは俺とこいつの思い出の公園。
幼い頃から2人で
何かあるたびここに集まって
色んなことをした。懐かしいな。
感傷に浸りながら公園のベンチに2人で座る。
街灯によって薄明かりに照らされた公園は
昔とは違う場所のように感じた。
そこはかとなくぎこちなさを
感じていたらヨンボクが口を開いた。
🐥 「…ヒョンジナ!」
🐥 「これ」
🥟 「なに?これ」
🐥 「…ヒョンジニのためにね今日作ったの」
ブラウニーだった。
昔は何度も振舞ってくれたヨンボクお得意のやつだ。
照れながら手作りのブラウニーをこちらに
差し出すヨンボクはとても可愛らしかった。
気がつくとヨンボクを抱きしめていた。
🐥 「えっヒョンジナ…//」
俺の腕の中でおどおどしている。
ヨンボクを手離したくない。
離れたくない。
でもヨンボクのために。
🥟 「ねえ」
🥟 「俺、ヨンボギのこと好き」
🐥 「なにっ?急に?//」
🥟 「お前は?」
🐥 「えそりゃ〜僕も好きだよ〜?」
なにもわかってなさそうに
そういう呑気なヨンボクには呆れた。
なんかちょっとムカついて
半ば強引にヨンボクにキスをする。
ヨンボクは受け入れてくれた。
と思ったら急に慌てた様子でヨンボクが
野外はさすがにだめ!っなんて言う。
俺はそんなに気はないのに。
…
🐥「え?ヒョンジナ、?!」
🐥 「大丈夫?」
気持ちが顔に出てみたい。
多分自分でも相当不貞腐れた顔を
していたんだと思う。
🥟 「俺、そういうつもりじゃなくて」
🥟 「ずっと好きなの…お前が」
🥟 「友達としてのじゃない。セフレとしての建前なんかでもない」
🥟「ずっと前から…今も愛してる」
うわ言っちゃった。
…
俺は沈黙に押しつぶされそうだった。
ヨンボクの様子が気になる。
でも とても顔を上げることはできなかった。