TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

どうも!ラビットホールです!!


今日は悪ノ娘の真実の悪ノ召使をしようと思います!


本当にこの悪ノシリーズ泣けるんですよ!

まだ聞いて無い方ぜひ聞いてください!

では👋





____________________





貴方は王。私は召使い。運命が分かれた哀れな双子。貴方を守る為ならば、私は悪になってやろう。



期待の中僕らは生まれた。祝福してくれた教会の鐘。大人たちの勝手な都合で僕らの未来は2つになった。そんな事が無ければ貴方は優しく元気な王へとなっていたかもしれない。


でも悪になった貴方でも私は貴方を守ります。例え世界全てが敵になったとしても。だから、そこで笑っていて下さい。



貴方は王私は召使い。運命分かつ哀れな双子。鮮やかに咲き誇る貴方に私は使えるだけだ。



隣の国へ出かけた時、街である少女とぶつかった。その少女は黒髪の少女だった。その優しげな声と笑顔に一目で私は恋に落ちてしまった。だが王は


デリザスタ「アイツを殺してくれ」


貴方の命令とならば、私は従います。でも


???「良いんですよ。私は憎んでませんから」


どうして涙が止まらない?

貴方は王、私は召使い。運命分かつ狂しき双子。3時の教会の鐘が鳴ると同時に私は王におやつを渡す。



セル「今日のおやつはブリオッシュです。」



そう言って微笑む。貴方は無邪気に笑う。あの頃と、全然変わらない無邪気な笑顔で




もうすぐこの国は終わるでしょう。怒れる国民の手で。



デリザスタ「ぁあ…俺の国が…俺の城が…」



囲まれた城。これが報いと言うならば、私はそれに逆らってみせよう。王の服を着て部屋に入る。私の服をデリザスタ様に渡す。

それを察したのか、デリザスタ様は焦った様子で逃げてと言った。逃げるべきは貴方です



セル「ほら。僕の服を貸してあげる。これを着てすぐお逃げなさい。」



デリザスタ「いや…絶対に…」



セル「“あの約束”覚えてる?」



デリザスタ「…!!」



セル「大丈夫。僕らは双子だよ。きっと誰にも分からないさ」



デリザスタ「…お前も逃げろよ。」



デリザスタ様は泣きながら城を出ていった。


僕は、王。君は逃亡者。運命分かつ悲しき双子。



反乱軍「悪ノ王を倒せ!」



君を悪だと言うのならば、僕だって同じ血が流れて居る。だから…



剣士「王、覚悟しろ」



ああ、すみません。デリザスタ様。貴方の最後の命令に私は逆らってしまった。

微笑んだまま後ろを向く。キリッとして私はこう言ったんだ。きっとデリザスタ様もそう言うだろう…




セル「この無礼者!!」



そして今の僕は、ギロチンにかけられようとして居る。石や暴言を浴びせられる。でもそんなの全然気にしない。あなたを守れたのだから。


はは、何でデリザスタ様そこに居るんだろう?相変わらず、身勝手だな…(笑)



ゴーン…ゴーン…ゴーン…



例え世界の全てが(ついにその時はやって来た)


君の敵になろうとも(セルの終わりを告げる鐘が鳴る)


僕が君を守るから(民衆なんかには目もくれない)


君は、どこかで(お前は俺の)


笑ってて(口癖を言う)



セル「あ、おやつの時間だ」



デリザスタ「辞めて…」ポタポタ



ザシュッ ビシャッ





君は王、僕は召使い運命分かつ哀れな双子

君を守るその為ならば僕は、悪にだってなってやる




「もしも生まれ変われるならばその時はまた貴方に使えさせて下さい」







____________________



どうでしたでしょうか?次回は黒髪少女視点で送らせて下さい😊


では👋

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚