コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「」りょうた『』こうさく
俺、好きなのかな
|ある日の配信にて|
たかと】はい、というわけで今告知がありました
僕たち、原因は自分にある。
アリーナツアー決定しましたぁ!
いやぁ、ほんとにね、これまで色々ツアーもやってきましたけど、りょうたどう?
「はい!もうね、僕たちはもちろん企画とかも会議みたいな感じでたくさん、こう、話したりとかもしてたんですけど、やっぱりこんな感じで
発表ってなると、ここまで来たんだなってドキドキするね〜、はい、嬉しいです」
たかと】じゃあ、こうさくは?
『あーはい、僕たちーはいつも、
告知するよってスタッフさんから言われてるんですけど、今回はサプライズだったのでー、少しビックリはね、したけど、これからも皆さんにー、幸せというものをね、届けられるように、僕たちも頑張っていこう、ね、?』
たかと】はい笑 頑張っていきましょう笑
ということで、ね、皆さんいかかでしたか?
ねー、僕たち7人、もちろん観測者もですけど
アリーナツアーとか、地上波での歌番組だったりと、たくさん、こうね、知っていただく機会が多くなってきていて嬉しく思っています。
なので、これからも皆さん、僕たち7人と共に大きいステージに立てるよう、ついてきてほしいです!
はい!それでは、お時間になってしまいましたので
次は、アリーナツアーでお会いしましょう!
またね〜!
7人】またね〜!!!!!
(配信終了)
たかと】おつかれ〜
「おつかれさまぁ」
かずと】つかれたぁ
まさや】お祝いでご飯行きます?
たかと】おっ、いいね〜、いきやしょ
『俺ちょっとまだやりたいことあって今日はー
パスかなー』
たかと】おけっ、かなめは?
かなめ】俺もじゃあ、行こうかな?
たかと】あれ、潤くんはー?
じゅん】飲み会は俺いないとなぁ?始まんない
たかと】それはどーいう?
「あっ、ごめんみんな、俺もちょっと」
たかと】あれ?りょうたこの後なんかあったっけ?
「あーまぁ色々かな!ほら、ツアーのこととか!」
たかと】さすがすぎる長野凌大
かなめ】この後もし来るとかあったら連絡してね!
「おけーい」
たかと】気をつけてなぁ、少しは休めよ〜?
「はいはーいありがとー」
みんなが事務所を出た。
『あれ、りょうた』
「なにしてんのー?」
『1人になりたくて笑』
「あ、じゃあおれ邪魔?」
『あーまぁ、いや、いてもいいよ』
「なんやそれ笑」
『りょうたは飲み行かなくて良かったの?』
「いや、こうさくだけ置いてけないでしょ」
『やさしー笑』
「2人で飲む?」
『それでもいいよ?』
「こうさくの家で飲も」
『えー笑』
「だっておれ実家だもん」
『あ、たしかにそうか』
「うん、決定〜」
この後、2人で飲み会をした。
|ツアー当日、リハーサルにて|
たかと】みんなモニター見てぇ!
かずと】ふぅ~笑
たかと】たーちゃん照れちゃう〜
「自分でやったんやろ笑」
『かわいい~笑』
「…?」
え、なにこのモヤモヤ
俺は、自分の胸元を優しく撫で下ろした
…
モニターチェックなども行い、メンバーもそれぞれ普段通りに接している中、俺は
「こうさく?」
『んー?』
「たかとのこと可愛いって言ってたよねさっき」
『あーうん』
『だってー、可愛かった、じゃん』
「そかそか、そうだよね」
『うん、?』
『なんかあった?』
「あ、いや、なんでもない」
『そ?』
なんでこんなこと
聞くはずじゃなかったのに
こうさくといると、胸が、苦しい
いつもの俺じゃない
(、、、た?)
なんで
たかと】りょうた!
「え?あっ、ごめん」
たかと】どうしたの?
「あぁ、なんでもない、どした?」
たかと】いや、メイクさんに呼ばれてるよ
「あそっか、ありがと」
たかと】おぉ、
はぁ、、、
『あれ、りょうたもメイク時間か』
「こうさくもか、」
『おん』
『なんか、今日のりょうたさ』
「ん?」
『いや、なんでもない』
「なにー」
『なんでもないって笑』
「ふーん」
なんだよ
隠すなよ
メイクさん】あー、置いてきちゃった、ちょっとだけ待っててくださいッ!
「あ、はい」
メイク室は、待機場所とは別の部屋にあって
だから今は、この部屋に俺とこうさくだけ。
なんて、、、笑
期待してんなぁ、俺、笑
え、期待?
何に?
『あれ、りょうた?』
「ん?」
『リップが、』
「、、、?」
こうさくは突然立ち上がって
俺の唇を、親指でなぞった。
「え、?」
『なんか、ズレてたから。』
『ごめん、いきなり』
「あっ、うん、」
なんだよこのドキドキ、、、
え、?こうさくのこと、好き、?
そんなわけ、、、
だって、、こうさくは、
メンバー、だし、。
メイクさん】お待たせしましたッ!
「あっ、いえいえ」
そこから時間が経ち、メイクも完了した。
だけど、あんなことがあって
まともにこうさくの顔を見られない。
どしてくれんだよ、、、。
かなめ】りょうたりょうた
「おぉどうした?」
かなめ】振り確認してもいい?
「おんいいよ?」
かなめと最後の振り入れをしてから
メンバーと肩を組み、いつも通りの円陣をする。
そして、メンバーそれぞれと。
『りょうた、頑張ろ』
「こうさくも、頑張ろ」
固定位置につき、ステージがあがる。
たかと】騒げよアリーナぁ!!!!!
観測者】きゃぁー!!!!!
たかと】観測者そんなもーん?もっと騒げんじゃない?
観測者】きゃぁー!!!!!
たかと】やればできんじゃん
観測者】きゃぁー!!!!!
最初の盛り上げ曲が終わると
その後はバラードに入る。
7人】なんでもないようなこと♪
ばかり溢れ出してしまうよ♪
「見つける手間が省けるほどに♪」
「君ばかりだ♪」
俺は、この歌詞が今の自分に刺さっていることを
ここで知った。
ステージ上での、こうさくは
普段とは違って輝いて見える。
そんなことは結成当時から知っている。
だけど、今の俺からは輝いているだけじゃない、
心がときめいてしまうような、そんな気持ちだ。
こうさくを見ている時、周りがまるでスローモーションのような感覚になる。
なぜか、こうさくからは目が離せなくなる。
あぁ、なんでだろ。
そして、ふと目が合った。
『?』
こうさくが近ずいて来る。
“イヤモニ取って”とジェスチャーをされ
指示通り、イヤモニを外した。
『どうしたの?』
「ん?なにが?」
『いやなんかずっと視線感じたから』
「えぇ?」
『見惚れた?笑』
「、、、」
俺は、無意識に頷いてしまった。
『え?笑笑』
『冗談だよ?笑』
「お、俺も冗談だわぁ!笑」
『へぇ?笑』
気づかない間に、MCが始まっていて
俺らの姿をモニターで映されていた。
たかと】イチャイチャしないでくださーい
じゅん】そういうのはねぇ、後ほどぉ笑笑
かずと】聞いてくださいよホントさぁ、この2人最近すごい絡んでるんだよね
まさや】おれ嫉妬するー
観測者】きゃぁー!!!!!
「いやぁ、違うんですよぉ」
「こうさくがすごい来るからァ」
『いや、りょうたもすごい見てくるんすよ』
「ちがうし笑笑」
たかと】はいはい、もう分かりましたァ
すいませんねぇほんとに、茶番でね〜
んまぁ、とりあえずお座り下さい
かなめ】お水もね、飲んでいただいて
体調に何か変化がありましたら、お近くのスタッフまでお願いします
まさや】無理は禁物ですからね
MCも順調に進み、セトリもこなして
ライブは成功へと幕を閉じた