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目を覚ましたら自分のベッドの上で

ふと左腕に温もりを感じると思い見ると

桜が左腕を枕にするように眠っていた。


皐月『(……そうか、桜が来て俺は気を失ったんだ。)』

桜を見る度に最近は胸が痛む様な気持ちになる。

でも、桜と兄弟なんて記憶は無い…。

でも何故か、何か……、忘れている様な感覚にもなる。

分からない、こんな自分がココ最近嫌になる。

コイツが…歩み寄ろうとしてるのは何となく分かる…。


知りたい様で知りたくない

思い出したい様で思い出したくない


桜「……ん、目、覚めたのか?」

皐月『!…ぁあ、悪かったな重かったろ…』


桜「…別に」

暫く沈黙

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