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不運で幸運なヘビースモーカーは

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不運で幸運なヘビースモーカーは

10 - あ ん ラ っ キ ー ぼ ー イ

♥

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2023年10月29日

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syo side





母さんは優しかった



父さんも優しかっタ



あル日、二人ハ言った。



「友達は、みんな大切な存在よ」



「大切にしなさい」



ッてさ。


でモ、ともだチは、皆ンな、殴ッたり蹴っタりしてきた。



母サん、?



そレでも、トモダちってイうの?



だからボク、同じコトしてアゲたんだよ?



なのニ….、孤児院モ出さレテ、軍に入っタ。



ソレハ駄目だッタンだってガくしゅウしたんだよ?、



ダカラ、軍でハ、隠してタ



出てコナイようニ、バレないようニ、



バレたラ、マタきらワレルから。




キラワれるくらイナら、もウ、オキない




ボクハ、あんラっキーぼーイダカら、。




_________________




ut side






いつ…..起きてくれるんか、



毎日毎日、彼に会って、そう思って



どれだけの時が経っただろう



いつも彼と休憩時間に行っていた喫煙所



今では、行く回数が多くなった




みんな、苛々してて、大変で



なぁ、ショッピ君。



みんな限界や、




いつも内ゲバを最小限に抑えてくれたり、




終わらない書類を手伝ってくれたり、



みんなの悩みをカバーしたり、




とても助かってたんや。




トントンも、僕も、兵士のみんなも。



周りをよく見て、カバー出来ていたのはショッピ君だけなんや。



ショッピ君の過去は知らんし、爆発は不運だったかもしれない。




神さま。



どうか。



俺たちの、大切な部下を助けてください。



これ以上、何も望まない。



ただ。



みんなで戦争をして、書類をして、内ゲバをして。



その日々に戻りたい。






ショッピ君がよく喫煙所で呟いていた。





『俺_____なんで、w』






……….





「ショッピ君。」




「ショッピ君は、ラッキーボーイでも、アンラッキーボーイでもないよ。」




「君は、君の人生の紐を辿ってきただけだから」





_______________________________





エ…..、?

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続きが気になる〜!!

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