番外編:王様ゲームをする皆
登場人物:ハヤト、マルクト、イェソド、
ホド、ネツァク、ティファレト(双子)、
ゲブラー、ケセド
突然だけど俺らは王様ゲームを
することになった。なんで?
(正直やりたくない。)
ネツァク「とりあえずやろうか。」
「お、おう…」
ティファレトA「最初は私とティファレト(B)ね!」
ティファレトB「そうだね、ティファレト(A)。」
「ティファレトなら安心だな。」
※ティファレトAとティファレトBは
2人は1人と一時的に解釈するので
王様は2人になります※
ティファレトA「んー、じゃあ、
6番が4番とハグとか?」
「おー、なかなか攻めたな?」
ティファレトA「そうでもしないと
面白くないでしょ!」
ティファレトB「僕もそう思うよ、
ティファレト(A)。」
「で、6番と4番は?」
イェソド「6番は私です」
ケセド「4番は俺だ」
イェソドとケセド「(どうせなら相手が
ハヤト/ハヤトさんだったら良かった…)」
「おいこら2人共良からぬ事考えてるな?」
イェソド「本当にやらなきゃ
ダメなんですか?」
「嫌か?」
イェソド「ハヤトさんだったら
乗り気でやってあげましたよ…」
「…早くやれ。」
ケセド「…(イェソドにハグする)」
イェソド「…(ケセドにハグする)」
「おー、良いねー。ナイス。
ティファレト(A)!」
ティファレトA「ふふん、
当然でしょ!」
ティファレトB「次にいきましょう。」
ネツァク「あ、俺だ。」
「ハァッ!?(危機を感じた)」
ネツァク「じゃあ5番は俺とハグして」
マルクト「私2番!」
イェソド「私は6番です。」
ホド「私は4番です。」
ティファレトA「私達は3番よ!」
ゲブラー「私は1番だな」
ケセド「俺は7番だな。」
『てことは…?』
「アッッ…(5番だったハヤト)」
イェソド「…」
ケセド「…」
「!(危機を感じたハヤト)」
仕方ない、いっちょ腹くくるか…
「王様!命令を『5番が王様、7番、
6番とハグ』にしてください!」
イェソド、ネツァク、ケセド以外
「えっ!?」
イェソド「…!」
ケセド「…!」
すまん、ネツァク…俺には
これしか無かったんだ…!
「お願いします。」
ネツァク「…分かった。」
よし。何とかなった。
さようなら、俺の尊厳。
イェソド「ハヤトさん
本当に暖かいですね…」
「そうか?」
イェソド「何だか眠たくなりました…」
「やめて?」
ネツァク「お前の身体細いな?
ちゃんと食べてるのか?」
「えっ、ちゃんと食べてるけど?」
ネツァク「ふーん…(ハヤトの
身体を少し触ってる)」
「ネツァク!?ちょっ、
触らないでくれー!?」
ケセド「…!ハヤトから
良い匂いがする…」
ハヤト「えっ?」
ケセド「…良いシャンプーを
使ってるのか…?」
ハヤト「いや、ただの安い
シャンプーだけど…」
ホド「どうでしたか?」
イェソド、ネツァク、ケセド
「最高だった」
「俺は身体を触られたりとか
されたけどな…」
ゲブラー「ふっ…(ちょっと笑みが浮かぶ)」
「笑わないでくれー!!」
ホド「王様は私だね。」
「ホドだったら少し安心するよ。」
ティファレトB「それで、
どういう命令にするんですか?」
ホド「じゃあ1番と2番がメイド服!」
パリーンッ(ハヤトのメガネが割れる)
ティファレトA「私達が1番よ!」
ティファレトB「楽しみだね。」
ケセド「俺が3番」
ゲブラー「私は4番だ」
イェソド「私が5番ですね」
ネツァク「俺が6番」
マルクト「私7番!」
『…って、事は…?』
「ねぇなんで嘘だろ?」
マルクト「不運ですね」
イェソド「ハヤトさんのメイド服…
きっとさぞかし可愛いんでしょうね。」
ネツァク「…ハヤトがメイド服を
着た姿か…。考えただけで溶けそう…」
ティファレトA「哀れね」
ティファレトB「やめなよティファレト(A)、
ハヤトさんが可哀想だよ…」
ゲブラー「どんまい。」
ケセド「ふふっ…(考えただけで笑みが溢れる)」
ハヤト「えっ、これ本当に
着なきゃダメ?」
ホド「ほら着てくださいよ!」
ハヤト「俺は嫌だよ…」
ティファレトA「私は着替え終わった!」
ティファレトB「僕も着替え終わった!」
ハヤト「いやお前ら凄いよ…」
ホド「それでは、
入ってきてくださーい!」
ティファレト(A、B)「似合うかな?」
ティファレト(A、B)以外「おぉー!」
ネツァク「あれ?ハヤトは?」
ホド「えっ?……あれ!?
部屋から出てきてない!?」
イェソド「恥ずかしくて
出てないんでしょうか…?」
ガチャッ
ホド、ハヤト以外「えっ!?」
ハヤト「うう…(涙ぐんだ顔で
部屋にいる)」
イェソド「か…可愛い…!」
ネツァク「ナイス、ホド。おかげで
可愛いハヤトが見れた。」
ケセド「んー!(メイド服を
着ているハヤトに抱きつく)」
ハヤト「や、やめっ…!?」
(そのあとハヤトはケセドに
もみくちゃにされた)
イェソド「私ですね」
「(危機を感じて震えてる)」
↑元の服に着替えた
イェソド「んー、じゃあ
2番と6番が猫耳付けてください」
ゲブラー「…(6番)」
マルクト「…(2番)」
ゲブラー、マルクト以外
「どんまい、2人とも」
ゲブラー「えっ、これいつまで
付けなきゃダメなんだ?」
イェソド「このゲームが
終わるまでですかね。」
マルクト「私の尊厳が失くなりそうだよ…」
「俺はもう失くなってるよ。」
マルクト「すみませんでした。」
ゲブラー「私が王様だ」
「ゲブラーだったら大丈夫だな」
ゲブラー「じゃあ4番がゲームが終わる
まで他の奴らを『○○お姉ちゃん』や
『○○お兄ちゃん』って呼べ。」
ケセド「はぁ!?」
ネツァク「こういうのは出来れば
当たりたくない」
ケセド「出来ればじゃなくて
絶対にやりたくないだろ」
マルクト「それで、4番は誰ですか?」
ゲブラー「4番は手を上げろ。」
「…俺だ。」
ティファレトA「4番はハヤトだったのね。」
ティファレトB「とても良いと思うよ。」
「普段兄の方なのに…」
イェソド「別に良いんじゃありませんか?」
「その事をあまり言わないでイェソド。」
ハヤト「早く次にいこう。ゲブラー…
お姉ちゃんの命令は終わったし…」
ゲブラー「哀れだな」
ハヤト「黙れやがれください」
ホド「それ敬語なのか全く
しっかりしませんね」
ティファレトA「何だかハヤトが可哀想ね」
ティファレトB「そうだね、ティファレト(A)」
マルクト「無様って言うんですかね、これ?」
ケセド「っ…ww(マルクトの発言に笑う)」
「笑いたきゃ笑いやがれください
お姉ちゃんお兄ちゃんども」
ネツァク「酷い言い方だな」
ホド「うん、そうだね…w」
マルクト「私だね。」
「マルクトだったらマジで安心できる。」
マルクト「んー、じゃあ7番は何か歌って。」
ティファレトA「私達は1番よ!」
ホド「私は2番だよ」
ゲブラー「私は3番だ」
ネツァク「俺は4番」
ケセド「俺が5番だな」
イェソド「私は6番ですね」
「…」
ネツァク「ハヤト、なんで黙ってて…」
「俺が7番だからだよ…(涙を噛みしめる)」
※歌詞書くのめんどくさいから
なんか省略してる。
「(歌ってる)」
マルクト「なんだかんだハヤトさんが
歌ってるの初めて見たかも…」
イェソド「凄い…」
「(歌ってる)」
ホド「感情が込められてる…」
ネツァク「やっぱり凄いな…」
「(歌ってる)」
ティファレトA「ま、良いんじゃないの?」
ティファレトB「僕も
そう思うよ、ティファレト(A)」
「(歌ってる)」
ゲブラー「歌上手いな…」
ケセド「凄いな…流石だな…」
「わざわざ 僕なんかに
ありがとうございます!(歌ってる)」
「どう?上手かった?」
ハヤト以外「凄い上手かった
(手を👍️にしてる)」
「ショータイムだ!!!!」
(↑やっと王様になれた)
ネツァク「で、どんな命令を?」
「んー、じゃあ…全員それぞれ
嫌いなもの、苦手なもの食べて!」
ハヤト以外「全員!?」
「完食したら撫でたりハグするけど。」
イェソド「やります!!」
ネツァク「おぉ…乗り気だな…」
(※ほぼこれは妄想みたいなものです)
マルクト「うう…(ピーマンの
スープが嫌い)」
「ほら、食べて」
マルクト「いただきまーす…」
モグモグ…
マルクト「うう…やっぱり
美味しくない…」
イェソド「うう…これ、私…完食
出来ますかね…?(辛いものが嫌い
※特に激辛ラーメン)」
「頑張れー」
モグモグ…
イェソド「けほっ…けほっ…
(涙を浮かべながら咳き込む)」
ホド「いけるかな…?(魚缶と
ツナマヨサンドイッチが苦手)」
「頑張れー」
モグモグ…
ホド「うっ…(あまり
口には合わなかった)」
ネツァク「えっ、無理だと思う。
(あんずの実の煮込み果物と
梅干しが嫌い)」
「頑張れー」
モグモグ…
ネツァク「えっ、酸っぱ!?
(あまりの酸っぱさで涙を浮かべてるが
飲み込めるようにしてる)」
ティファレトA「うう…(イチジクの
スープが嫌い)」
ティファレトB「うう…(同じく
イチジクのスープが嫌い)」
「頑張れー」
モグモグ…
ティファレトA「えっ、酸っぱい!?
(頑張って口を抑える)」
ティファレトB「うっ…何でか
酸っぱい…(頑張って我慢してる)」
(※実はハヤトはこの時の為に酸味が
強くなるようにイチジクを育ててた)
ゲブラー「これやらなきゃダメか?
(ケーキとかの甘いものが苦手)」
「頑張れー」
モグモグ…
ゲブラー「無理だこれ。食べられない…
(ケーキを吐き出しそうにする)」
ケセド「ねぇ、やっぱり
やめないか…?(冷たいものが嫌い)」
「頑張れー」
モグモグ…
ケセド「冷たい…無理、吐き出したい…
(そういいながらも口を覆って頑張って
食べようとする)」
そして数分後…
「皆お疲れ様、頑張ったな。」
ハヤト以外「疲れた…」
「お疲れ様、ほら、おいで。」
(ティファレトA、Bが
ハヤトの元に行く)
ティファレトA、B「うわぁぁぁん!!」
2人はハヤトの近くで思いっきり泣いた。
そして皆も我慢してたのか泣いていた。
※これで終わり※
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