sypci
付き合ってます
sypクズです、浮気してます
同棲してます
ciも少しクズかも
嘔吐表現あり
utciあり
、
ci視点
今、ショッピは遊びに行っていて俺は1人だ。ふと、ショッピと寝なくなってどのくらい経つか考えた。
2、いや3ヶ月くらい経つだろうか。
態度も冷たいし、帰りだって遅い。
最近は休みだってずっとどこかに遊びに行っている。
興味がなくなってしまったのではないか、そう考えると途端に不安になった。
弱気になってはだめだ、なんて考えてため息をつく。
…そうはいってもそりゃ弱気にもなってしまう。居なくなってしまうのが怖い、怖い、怖い。
ピロン。なんて着信音が聞こえ目をやるとそれはショッピのスマホからだった。
あ、あいつスマホ忘れたんやなー。なんて呑気に考え興味本位で通知を見てみると、愛子という名前の人から「次いつ会える?」とメールが来ていたのだ。
…女の人からメール?俺という恋人がいるのに、有り得ない。
少しイライラして、不安になる。
いや、会社の人かもしれない。次いつ会えるって、絶対にそういうコトするって訳じゃないし。
俺がショッピを信じなければだめだろう、そう考えどうにか元気を出そうとする。
すると、ガチャ、とドアの開く音がした。
きっとショッピが帰ってきたのだろう、玄関まで行きおかえりと言いに行く。
c「あ!ショッピおかえり…」
s「ん」
…以前と比べ態度は冷たい。
やはり俺はもう…なんて考えてしまいそうになり、気を紛らわすためにまたショッピに話しかける
c「きょ、今日どこいってきたん? 」
s「別に。お前に関係ないやろ」
…あー、そっか。
名前ですら呼んでくれない。なんだか気持ちが吹っ切れてしまった。
冷めてしまって、なんだかすき。という気持ちがぷつんと途切れてしまった気がする。
ショッピが自分の部屋に戻ったから俺も自分の部屋に戻る。
そして兄さんに電話をかけた
c「あ、出た。ちょっと兄さん、聞いてくださいよ」
u「おーおー、今日はめっちゃ不機嫌そうやん。ショッピとなんかあった?」
c「あ、そうですそうです。浮気してるっぽくて。 なんか吹っ切れちゃって」
u「ええ?!あのショッピが?」
まあ最近あんま喋っとるとこ見んかったしな、と兄さんが付け加える。
u「それでどうするん?別れるん?」
c「んー、まだ冷めきっちゃった訳やないからもうちょっと様子みたいですね」
u「ほーん。あ、そうや。
あの嫉妬深かったやつが大丈夫になったんならまた今度飲み行こうや。愚痴聞いたるで」
c「あー、ええな。最近飲み行ってなかったし。いつ行ける?」
u「いつでも大丈夫やけど。明日予定なくなったんよね。明日は?」
c「ええ、ほんま急やな。ええけど」
u「ん、りょうかい。ほな」
そう言われるとツーツーと電話の切れる音がする。
最近誰とも遊びに行っていなかったから少し楽しみだ。
口に出すと一気に疲れが出たのか、眠くなってしまい眠りについた。
…あー、首痛。
起きて真っ先にそう思った。首を回すとゴキゴキと音がなり、少し楽になった。
あ、今日何時にするかとか聞いてへんかったな。
まだ眠い中ぼーっとそう思い、兄さんに
「何時からにしますか?」とメールを送った。
するとすぐに「夜の8時からでええ?」と返事が返ってきて、兄さんがすぐに返して来るなんて珍しいなあ、と思った。
今日は早起きなんだなと思い時計を見てみるともう午後の一時だった。
いつも八時くらいに起きているからびっくりした。そんなに疲れていたのか、俺。
あ…そういえばショッピは、
んーっと伸びをして少しフラフラとしながらもリビングに向かう。
でも誰もいない。ショッピの部屋かなあ、なんて思いコンコン、とショッピの部屋の扉をノックする。
…返事が返ってこない。
「入るで、」と一言声をかけ入ると誰もいなかった。
…俺に声掛けないで普通どっか行く?
かちーん、と頭に来てしまった。
こうなれば意地でも浮気の証拠を見つけてみせよう、とショッピの部屋を見てみる。
若干罪悪感はあるが、相手は浮気しているんだ。関係ない。
ふとゴミ箱を見てみるとそこには
…使用済みのコンドーム。
思わず分かりやす、と声に出てしまった。
俺とは最近やっていないんだから、俺なはずがない。
ここに女呼んでんだな、とか考えたら気持ち悪くなってきて。トイレに駆け込んだ。
c「おえ、…」
びしゃびしゃと便座に吐瀉物が打ち付けられる音がする。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。
気持ちが本当に冷めてしまった。別れたい。早く。ほんとうに。
口の周りを拭いて、嘔吐物を流しトイレを出る。
この気持ちを誰かに聞いて欲しくて、兄さんに「今からでもいいですか?」とメールを送った。すると電話がかかってきた。
u「あ、もしもし?」
c「あ…兄さん」
u「うわ、元気なさそー。どしたん?」
c「いやそれが、 」
さっきあったことをまるまる兄さんに話す。
u「最悪やん!!」
c「やろお?」
u「ええわ、じゃあ早く俺ん家来い。」
c「さすが!じゃ行きますね〜」
そう言って電話を切る。
財布やスマホを持ち、ある程度準備を終わらせ外に出ようと玄関に行った瞬間ショッピが帰ってきた。
c「うわ…」
s「…どこ行くん?」
c「別に、どこでもええやろ」
s「…ふーん」
いきなり出てきたからびっくりした。
ドクドクと心臓が脈打つのを感じる。
兄さんと俺の家はそこまで離れていなくて、10分くらい歩くと直ぐに着く。
アパートの階段をギシギシと登りピンポンを鳴らす
u「お、ちーのやん。」
c「にいさーーーん」
そう言って泣きつく真似をする。
u「おーおー、可哀想なちーの、、」
c「今日は沢山話聞いてくださいね?」
u「当たり前やろ、ヨシヨシ…」
c「兄さん…」
u「ちーの…」
兄さんが抱きついてくる。
c「ちょ、あついですーー」
u「恥ずかしがんなって、可愛ええ奴やな」
c「ハー、そろそろ中はいりましょ」
u「んー、映画でも見る?」
c「あー、なにしましょうか」
話しながら中に入り、リビングに腰を下げる。
c「兄さんにしては綺麗な部屋ですね」
u「はあ、失礼なやっちゃな」
話しながら兄さんが冷蔵庫に向かい、酒を出してくる。
c「昼間から酒っすかー?」
u「なんや、いやなんか」
c「俺酒弱いからすぐ潰れて今日帰れなくなってまうよ…」
u「別にええやろ、泊まってけ泊まってけ」
c「まあ確かにそっか…」
そこからは他愛もない話をして、酒を飲み映画を見たりした。
u「俺も流石に酔ってきたわ…」
c「あはははは!」
気づけばもう0時を回っていて、俺も兄さんも酔ってフラフラになっていた。
c「あー…眠いわ、兄さん寝ましょ」
u「おーん…せやな」
完全に酔っている俺らが眠気に耐えられる訳もなく、一瞬で眠りについてしまった。
…
c「う…おはようございます…」
昨日は沢山飲んだから頭が痛い。
ズキズキと痛んで吐きそうだ。
u「頭痛…おはよ」
2人で呻きながら喚いていると電話がかかってきた。
c「あ…電話や」
u「誰?」
c「うわ!しょっぴや!」
u「ちょ…大声出すなや、頭に響く」
反応が思ったよりも薄くて、それが面白くて少し笑ってしまった。
c「あ、出なきゃ…」
u「どうせなら別れてまえや、んでしばらく俺ん家居ってええで」
c「ほんまですかー?じゃーそうしよ」
ピッと音を鳴らし電話に出る。
s「…もしもし」
c「あー、もしもし…」
s「…今どこ居んの?」
c「えーっと…ないしょ」
s「なにそれ」
明らかに声がいかつくなったのを感じる
そして、兄さんがこそっと別れ話、と言ってきた。
c「ああ、ショッピ別れよや。」
s「はあ?ちょ、何言ってん…」
c「じゃあね」
喋るのもキツく、電話を切る。
c「あーキツ…気持ち悪いわ」
u「うは、チーノお前最低やな」
笑われながらそう言われる。
c「相手浮気しとるんやし俺悪くないやろ…」
u「まあそれもそうか」
c「ちょ、ほんまにきついんでトイレ借りてええですか?」
u「おん、さっさと行ってこい」
少し早歩きでトイレに向かい、しゃがみこみ吐く。胃液が喉に帰ってきたことで、少し痛くジンジンする。
c「キツー…」
昨日も吐いたからかいつも吐く時よりも喉が痛い。指を喉の奥に入れ、どんどんと胃の中のものを吐き出していく。
そして10分程が経ち、あまり気持ち悪くなくなったから吐瀉物を流してトイレから出る
手を洗っている時にふと考える。
あー、俺ショッピと別れたんやな。あんな好きやったのに
ぼーっとしながらそう考えていると、なんだかどんどん虚しくなってしまい、考えるのをやめた。
c「帰ってきました〜」
u「んー、おかえり。何時位までここいる?」
c「とりあえず新しい家見つかるまでかな」
c「あ、ショッピとの家に俺のモンとか取りいかなきゃ…」
u「うわ、気まづ」
c「兄さんも着いてきてくださいよ、ね?」
u「…まあしゃあないな、俺の後輩が困ってるんやから着いていったる。」
c「ありがとうございまーす!
多分ショッピ浮気相手と遊んでて今家居ないんで、行きましょ」
だいぶ長くなりそうです
登場人物みんなクズにしちゃってすいません
コメント
1件
こうゆうクズにしか得られない栄養がある( ;∀;)