「ハ!くだらん冗談はよしな」
後ろから話しかけていたのは、色無しのあの時みた女性だった
「色無し…」
アイカは勿論、ハルたちは警戒した。
「はは、お前は冗談でも怖がらすなよ」
色付きの女性はまたケラケラ笑い視線をハルたちから色無しの女性に移した。
「……私はカンナギ。まぁ、どーでもいっか」
「私はイランだ、国じゃないぞ…」
イランと名乗った色無しの女性は相当国の名前でからかわれてきたのか、そこだけ、ピリッとしていた。
「…お前らの顔、さてはこの説明が”イラン“ってか?」
カンナギを名乗った者は苦笑いながらへんな事を言った。
「す、すまない…こいつが無礼だな。ほんと、おちゃらけなやつなんだ…」
アイカ以外は苦笑いをして、フォロベイダは
「あ、あの…本題…」
カンナギと名乗った者は視線を背け、「あー」と目を逸らしていった。しかし、イランは
「だから言った。先に作れと」
といった。しかしカンナギは
「それはお前さんが戻りたいから、か?」
といった。
「と、とりあえず、家に入れてもらえません…?ごめんなさい!失礼ですよね!」
「…立ち話は疲れるよな、…家に入ってくれ」
コメント
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今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! うん、カンナギって冗談が得意よね! アイカ、大丈夫だから?!! …優しい目で見守りましょ!! 次回も楽しみに待ってるね〜!!!!