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幼馴染と婚約した🌸。諦められずヤンデレ化し迎えに行く🤍
呑気に歩いていると最近見かけなかった🤍さんがいた。ちょうど報告したい事があったこともあり声をかける

🌸「香坂さぁん!」

小走りで近づくとそこには🤍の他にもう1人珍しいオッドアイの水色髪の男性が立っていた。

🌸「あっ、お取り込み中……すいません!またいつか!!」

恥ずかしくなり一刻も早くその場から離れたくなった🌸はそそくさと離れようとした時スッと腰に腕が回っていることに気づく

🌸「え?!」

🤍「今の言ったことあとは頼みます」

🐄「はぁい先帰るね迎え必要なら呼んで」

🤍「はい」

一瞬こっちを見た男性は軽く微笑んだように見えた。そしてパタンと言う音と共に閉まるドアと一緒に車が発進し、離れていく。そして腰に回っていた腕が離れる

🤍「久しぶりですね?何故逃げようとしたのです?」

🌸「お、お久しぶりです、いえ、声かけた時にお連れの方がいて、なんかとても恥ずかしくなり、逃げようと…」

🤍「なるほど、しかし別に逃げる必要は微塵も有りませんよ。それに私もあなたとお話がしたかったのですから、声を掛けてもらえて嬉しいです」

🌸「それはよかったですw」

🤍「近くにあるカフェへ行きましょうか」

🌸「はい!」

入店

コーヒーを注文し話し始める。さい最初は最近何しているかと言う近況報告みたいなのをしていた。そして先ほど頼んだパフェを摘みながら思い出したように話す

🌸「あ!そうそう!私幼馴染居るって話随分前にしたじゃないですか?」

🤍「えぇしましたね、小〜高でしたか?」

🌸「そうそう!でね?会社に入社して再会してんだけど、なんと!!色々ありまして私彼と婚約することになりました〜!!」

その言葉に祝いたい筈なのに何かが引っ掛かる事に気付く🤍

🤍「………??」

🌸「あれ?香坂さん?」

🤍「あっ、いえ。それはまた魅力的な話ですねぇおめでとうございます」

“魅力的”“おめでとう”何故かこの言葉がずっと頭に残る

🌸「ありがとうございます!私ついにお嫁さん一歩手前ですよ!わぁドレス…やっぱ憧れちゃいますね✨」

🤍「あなたが着るウェディングドレスは誰よりも1番目が離せなくなるほど魅力的なんでしょうね…」

🌸「ふふ 香坂さんは本当に褒め上手ですねどうせなら…」

突然立ったかと思えば頬を両手で掴み目線を合わせられる

🤍「!?」

🌸「こうやって目を見て誉め殺してほしいですねwなんちゃってw」

その瞬間さっきまでのモヤモヤが分かった

🤍「(気付くのが大分遅過ぎたようですね…)」

🌸「うわぁ!私のパフェが変な形で溶けてる!!」

その日は解散。そしてあれから数週間が経った現在

🐄「やっぱ香坂兄ちゃんあの女の人と会ってからちょと上の空だよね?」

🐲「その場に俺は居なかったから詳しくはわからないが多分原因はその女性であってそうだな。まぁ今はそっとしておこう」

🐄「うん」

1人で考えること数時間

🐄🐲を部屋に呼ぶ

🤍「突然呼び出してしまいすいません辰巳、タンタン」

🐄「全然大丈夫だよ〜」

🐲「香坂さんからの呼び出し断るはずがありません」

🤍「ありがとうございます少々お2人に手伝っていただきたい事ができまして」

それから数日。🌸がついに結婚する事に。

結婚式場にて

🌸「え……何故知っている人が誰もいないんですか?」

mb「どう言う事だ?俺も両親も🌸の両親も来ていないじゃないか!それにあそこに居るのは‥誰だ?」

困惑しているところに突然アナウンスが入る

🐲「新婦🌸さんとお父様役のご入場です。みなさまどうぞ盛大な拍手でお迎えください。」

mb「は………?父??俺が?どう言う事だ?」

🌸「待って……あの人…座ってる人!一度見かけたことある…待ってまさか、新郎が立ちとこにいる人ってもしかして…」

『本当は心のどこかでは知っていた…あの人…香坂さんは本当は表の人ではなく裏の人で…本当はいけないことをしている人なんだって…だって、一般の人からは感じられないようなオーラ?を持っていた…まずい…今すぐ逃げないと私もmbくんも…危ない!

mb「は…?誰だよ…??」

🌸「mbくん!なんかやばいよ!早くここから逃げよ!」

急いで手を引っ張りドレスの裾を持ち逃げようとしたしかし何故かドアは開かない何度開けようとしてもびくともしない

🌸「閉じ込められた…?」

mb「なっ?!おい!お前らなんなんだよ!ここに来るはずだったみんなどこにやったんだ?!」

🐲「さっさと前へ新婦さんを連れてきてください。“お父様”」

🌸mb「?!」

mb「ふざけんな!🌸は俺の大事な嫁だ!知らねぇ男に渡すはずがねぇだろ!」

🌸「mbくん!」

その瞬間バンッと言う鈍い音共に隣から赤黒い液体が視界に入る

mb「!?うああああああ!か、肩がっ!!」

🌸「!?mbくん!!」

mbが何者かに肩を撃ち抜かれた。銃声がした方へ目をやると知った顔がいた

🐄「ねぇ何バカなこと言ってんの?その新婦さんは香坂兄ちゃんの新婦さんだよ?仕方なく父役で同行させてあげたのに香坂兄ちゃんの嫁を取ろうとするなんて僕たちが許すはずがないんだって」

🌸「え??」

mb「どう、、いうっ…🌸…浮気していたのか?」

🌸「そんなはずがないよ!mbくんとの結婚ずっとずっと待ってたんだよ??」

mb「……どう言うことだ……」

🌸「香坂さん!!何故こんなことをするんですか!mbくんを撃つなんて!早く、病院に!」

🤍「あんなに優しい手で私の頬を掴み何度も私に笑いかけてくれたじゃないですか?私あんなにも熱烈に好意を寄せてもらったのは生まれて初めてです。私もあなたを愛しています」

🌸「あれはそんなんじゃ!」

mb「やっぱ浮気してたんじゃないか!!別れたいんだったらこんなことせず別れたいって言えば良かったじゃないか!!気は済んだのかよ!」

🌸「待って!本当に違うの!」

🤍「私を見つけるとすぐ駆け寄り微笑みかけるあなたも好きです寝顔や自室だと少し適当な面もあって愛おしいです家事が好きで特に料理が好きで、お菓子も作るが失敗するとあからさまに落ち込みながらもちゃんと食べるところがとても愛おしいです」

🌸「待って…なんで、家の中のことを…」

🤍「何かに起こった時は反射って感じで頬を膨らませてしまうところも愛おしいです。私はどんな姿のあなたも愛しています!今もこれからもずっと…ね♡」

🌸「ヒィッ」

mb「そうかよ、そこまで行ってんのかよ」

🌸「待って、、本当に知らない……なんで家の中のことを!」

mb「もういい。言い訳とか聞きたくもねぇ。反社を使ってまで浮気を自慢したかったのかよ…こんな幼なじみを持ったなんて最悪だし、付き合っていたって言う事実も最悪。結婚も婚約も解消だ。病院行く。2度と連絡も会いにも来んな。どーぞお幸せに」

ドアが開きmbが出ていく。その後ろ姿を涙を流しながら見つめる。待ってと手を伸ばすとドアが突然閉まり叶わない。

🌸「……なんで…こんなひどいことを……」

🤍「なぜ?私の方があなたを1番に考え愛している。何故あんな男の元へ行こうとしたのですか?ポットでの私の話を信じ彼女であり結婚する相手を信じない男のどこがいいと言うのです?」

🌸「そうさせたのはっ」

🤍「そんなことはもうどうでもいいんです。さぁ前へ行きましょう私たちの結婚式を再開しましょう」

🌸「い、いや!!」

手を握る彼の手を叩きドアの方へ行く

🌸「わ、私は!彼を……mbくんを愛してます!!私は香坂さんを愛することなんてありまっ」

その瞬間こちらへ歩いてきていた🤍に突然口を抑えられる

🤍「どうやらあなたに色々教えないといけませんね。あなたの味方はもう私だけです。あなたの家族も友人も親戚も誰も彼もあなたを信じずあなたを煙たがり見捨て、もしかしたら危害を加えるでしょう。それでもあちらへ行こうとしますか?私のそばなら私も裏神の魅力的な方達もあなたを守りますよ。」

🌸「ウッ…やだ……家へ帰りたいです……香坂さん…怖いです……」

🤍「ではいいでしょう私から離れた貴方がどうなるか体験するといいです」

その言葉と共に背中を軽く押され、ふと前を見ると、そこにいた大勢の裏神メンバーがこちらに銃口を見せる

裏神A「香坂さんの嫁じゃないならこんな現場を見られちったんだ…悪く思うなよ?w」

🐄「僕銃なら絶対に外さないんだって」

みんなのさっきが一気にこちらに向かう。死を感じた。ここから逃げようとしても、彼から離れようとしても家族や友人に助けを求めても、、死ぬ……あぁそうか、彼に…反社をそうやすやす信じてはいけなかったんだ…もう逃げ場も帰る場所もない……

🌸「やだ…死にたくないです、怖いです……助け……て……香坂、さん」

そう言い。🤍の胸に顔を埋める。すると🤍はすんっっっごく嬉しそうな顔で、優しい声色で言う

🤍「はい。私がいる限り貴方を絶対に守り、そして幸せにします♡」

その言葉と共に優しくキスを落とす。🌸に見えない角度で“いつまで銃口を向けている?”と言う殺意がでかけてる表情で銃を仕舞わせる。

🐄「わぁ♡香坂兄ちゃんおめでとぉ〜♡写真撮ろ〜」

楽しそうに言う🐄。🤍も笑顔で返す

🤍「えぇ🌸前へ行きましょう」

🌸「はい……」

そしてその日の結婚式は終わった。

そして🌸の自由で平和な日々は終わった。。。

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